50/724
人間界の食事 3
「こんなのもありますよ」
そう言ってイゴールが次に出したのは細長い何かだった。
「何だこれは?」
「エビフライと言われている食べ物です」
「エビってあの海とかにいるあのエビか?」
「はい、それを衣で包んで油で揚げた食べ物です、これはすでに完成した状態で発売されたのでレンジでチンした物ですが、味は保証できますよ」
「切るのも面倒だからこのまま食うか」
レイアはフォークを刺してそのままエビフライを一口噛む。
「おお、エビだなこの包んでいるものと合わさって歯応えが良いな」
「さっきのソースとこちらの白いタルタルソースをつけて食べるともっと美味しいですよ」
イゴールに言われてレイアはソースとタルタルソースを交互につけて食べる。
「このタルタルソースというの味が濃いが旨いな、ソースも良いがどっちかというと僕はエビフライはタルタルソースの方かな」
レイアはタルタルソースを気に入ったのだった。
おはようございます、おでん屋の親父の短編第二弾を投稿しましたのでどうぞ。
本編の魔王様もブクマと評価をどうぞ。




