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【完結】Harmonia ー或る孤独な少女と侯国のヴァイオリン弾きー  作者: 原案・絵:若野未森、文:雪葉あをい
第4章
103/159

op.12 月に寄せる歌(8)

『ねぇ、聞いてミケ! お隣のおうちでアーモンドのお花が咲いているの!』

『ちょっと! 走らないでリゼルさん!』


 パタパタと家に駆け込んできたリゼルさんを見て、僕は慌てて椅子から立ち上がった。何せリゼルさんのお腹はもう随分大きくて、いつ子どもが産まれたっておかしくない状態なのだ。


 リゼルさんが妊娠したと分かったのは十月の中頃だった。

 もちろんそれは僕の子どもで、嬉しかったと同時に親方の工房に住み込んでいた僕は血の気が引いた。


 まず頭によぎったのは、働かなきゃ、の一択だ。


 大層情けないことに僕はヴァイオリン職人としては半人前で、リゼルさんと結婚しても親方の好意で工房に住まわせてもらっていた。

 だけどそれじゃ妻と子どもを養える訳がない。辞めて仕事につかなきゃいけないと慌てた僕を引き止めたのはリゼルさんだった。『私のせいでミケが夢を諦めるなら、川に一日中浸かって流産するわ!』と泣かれたものだから、大層困った。


 観念して親方に二人で報告したら、親方は仕事を紹介してやるから掛け持ちで続けろ、と言って下さった。

 その頃にはリゼルさんは工房の事務のほとんどを担っていて、工房を出るならちゃんと給金を出す、とこれも親方が請け合ってくれた。本当に親方には感謝してもしきれない。僕とリゼルさんの結婚生活の全ては、親方が用意してくれたといっても過言ではなかった。


 リゼルさんと結ばれた日、リゼルさんは恐る恐るリーゼロッテという本名を僕に打ち明けてくれた。


『怒る? 嫌いになる?』


 そう呟いた彼女の表情は、今にも泣きそうな顔をしていて、僕は笑い出してしまった。

 僕は生まれてから今日に至るまで片手の指で数えられるくらいしか怒ったことがないし、何よりリゼルさんを嫌いになんてなる訳がないのだ。

 

『君が君であれば、名前なんて何でもいいよ』


 そう言うとリゼルさんはまた泣き出してしまって、僕は大層困ったものだ。


 リゼルさんとは六月の半ばに、親方と同じ工房の先輩を証人に立てて夫婦になった。その時リゼルさんは証人になってくれた二人にも本名を明かしていた。

 その内少しずつ工房のみんなにも本名を伝えていったようだけど、結局彼女は工房では『リチェル』のまま呼ばれていた。


 リゼルさんとの生活は本当に幸せだった。


 正直働きながらヴァイオリン製作を続けるのはかなり身体がしんどかったけれど、家に帰ってリゼルさんの笑顔を見るだけで頑張れた。それに親方の厚意に報いるため、僕の子どもをお腹に抱えながら仕事をしてくれるリゼルさんのため、平凡な僕が出来るのはただ頑張り続ける事くらいだったのだ。


 何度だって思う。

 あの日々が続くなら、僕は自分の持つ何を犠牲にしても耐えられただろう。


 どれだけ辛くても、リゼルさんと僕らの子どもがいるならば、それだけで幸せは事足りた。

 ただそばにいられたら、それだけで良かった。


 だけどそんな簡単な事ですら、神様は聞き届けてくださらなかったのだ。




   ◇


 

 

 僕が異変を感じたのは、仕事を終えて工房に向かう途中のことだった。


 その日お昼から降り出した雨は、少しずつ温かくなってきた気温を一気に冬場まで引き戻していた。臨月に入ってもリゼルさんはずっと工房で仕事をしていたから、身体を冷やしていないか心配だった。


 工房に向かう道を、慌てたように駆けてくる何人かの人達とすれ違う。


『馬車が三台も来てるって……』

『どこか偉いお屋敷の人らしいよ……』

『貴族? 本当に?』


 コソコソと聞こえる声に胸騒ぎがした。


『え、どこなの?』

『ドナートの工房だって』


 その言葉を皮切りに僕は走り出した。

 ドナートの工房。馬車。貴族。出てくる言葉は今まで封じ込めてきた事実の蓋をこじ開ける。


『内緒よ』


 そう言って、リゼルさんは自分の本名を僕に明かしてくれていた。

 彼女は決して自分の素性を口にしようとはしなかったけれども、無学な僕でも、それが爵位を持つ貴族の名である事だけは分かったのだ。



『リゼルさん────ッ!』



 駆け込んだ工房の前には立派な馬車が三台止められていた。工房の前の道を塞ぐように立つその馬車の前で、お腹の大きな一人の女性が屈強な男性に押さえつけられて暴れていた。


『ミケっ!』


 叫んだ彼女の髪は乱れてぐしゃぐしゃで、服は雨で濡れそぼっていた。身体がカッと熱を持った。


 僕は滅多に怒らない。

 だけど愛する女性が目の前で乱暴にされていて、それでも怒らない人間なんてこの世にいない。


『ミケ、止まれ──ッ!』


 今まで聞いた事のない親方の焦燥に駆られた声が響いたが、僕は止まらなかった。リゼルさんに駆け寄ろうとした直後、後頭部に衝撃が走った。

 目の前に火花が散ったみたいだった。


『……あぐっ』


 後ろから殴られたのだと気付く前に、背中に両手をねじ上げられて地面に押さえつけられた。全く身動きが取れないまま、ゲホッと咳をする。ボヤけた視界に赤黒い塊が映る。それを吐いたのが自分だと言うことを理解するのに、随分と時間がかかった。


『ミケ! ミケッ!』


 泣きそうなリゼルさんの声だけが鮮明に響く。


 ボヤけた視界で、親方や職人の先輩達が工房の前で何人かの男たちに取り押さえられているのが見えた。すでに抵抗した後なのだろう。みんな所々負傷していて、工房の手前にはぐったりとして動かないカルロの姿が見えた。


 口を開こうとする前に首根っこを掴まれて、グイッと顔を持ち上げられる。


『──お前がミケーレ・パストーリで間違いないな?』


 そう問いかけた男は、見るからに高級だと分かるスーツに身を包んだ壮年の男だった。およそ人らしい感情はなく、虫ケラでも見るかのように僕を見下ろしている。

 その目を正面から見返した。


『……ミケーレは僕だ。彼女を離せ』

『…………』


 男は無言で僕を見下ろし、次の瞬間革靴で僕の顔を蹴り飛ばした。

 激痛が走る。頭がグラグラした。咳き込む度に、目の前にポタポタと赤い雫が落ちては降る雨に滲んでいく。


『ミケ──っ!』


 親方の声が聞こえた。押さえつけられている工房のみんなが視界の端で、抵抗しようとしているのが見えた。


 ダメだ。


 事情が呑み込めなくても分かる。この人達にとって、僕らは虫ケラのようなものなのだ。抵抗する人間に暴力を振るうことに一切の躊躇がない。


『やめて! 離してったらぁっ!』


 リゼルさんの悲鳴のような声が聞こえる。

 動くと痛みが全身を駆け巡ったが、そんな事はどうでもいい。


 それよりもさっきからずっと泣きじゃくる彼女の声の方が鮮明だ。



『やめなさい! ノール! それ以上彼に、みんなに手を出さないで!』



 暴れる彼女の腕を後ろ手捻り上げたまま、男が乱暴に押さえつける。それでもリゼルさんは抵抗を止めなくて、降り続ける雨は容赦なく彼女の身体を濡らした。僕は震える声で『やめろっ!』と叫んだ。


『彼女はお腹に子供がいるんだぞ──っ!』


 そんな事、言わなくても見れば分かるはずだ。


 この連中が連れ戻しに来たのはリゼルさんで間違いない。そんなに彼女を連れ戻したいなら、きっと大事なはずだろう。彼女はもう臨月で、目で見てすぐにそれが分かるはずなのに、どうしてこんな乱暴なことが出来るのだ。


 そう心底思ったけれど、すぐにその答えは出た。

 ノールと呼ばれた男は、相変わらず虫でも見るように僕を一瞥して、淡々と答えた。


『構いません。お腹の子どもはむしろ死んでくれた方が都合がいい』

『────ッ!』


 ギリッと奥歯を噛んだ。


 力任せに背中を押さえている人間を振り払おうとして、もう一度殴り倒される。

 ふざけんな──ッ! と激昂した声が、工房の職人達から上がって、取り押さえていた男に殴り飛ばされる。工具が音を立てて地面に落ちる音が、通りに響き渡る。


『やめてくれ──っ!』


 喉の奥から絞り出した。

 この工房は僕の大切な場所だ。僕を拾ってくれた親方と暮らした、大切な家族の家だった。こんな風に、何も知らない他人が無造作に踏み潰していい場所じゃない。


『──ミケ』


 リゼルさんが泣きそうな声で僕の名前を呼んだ。

 あんなに抵抗している彼女は、きっと帰りたくなかったのだろう。この人達は、工房と一緒にリゼルさんの気持ちも踏みにじっているのだ。


(たとえもし、君が──)


 彼女が僕の側から離れたとしても、リゼルさんが幸せなら僕はそれで良かった。


 だけど何も聞かなくても、ここへ来るまでの間、彼女が幸せではなかったことは分かっていた。彼女が時たま見せる何かが抜け落ちたような空白は、きっと彼女の傷そのものだ。聞きたくない言葉を聞かないために、彼女が自分自身で作った空白だ。


 だからもう二度と、心無い言葉が彼女の耳に入ることがないようにと心を砕いてきた。甘やかで、幸せで、彼女の心を満たすような言葉だけを、これからは積み重ねていきたいと、ずっと──。


 だから。

 お腹の子どもが死んだ方がいいだなんて、そんな言葉を。


 そんな言葉を、これ以上リゼルさんに聞かせないでくれ──!


 必死で身体を捩る。押さえつけられた腕がミシミシと悲鳴をあげて、それでも歯を食いしばった。


『カーマン』

『はい』


 僕を押さえてる男が返事をする。ノールと呼ばれた男の声が淡々と響く。


『そいつの腕を折れ』

『はっ』


 次の瞬間、今までとは比べ物にならない痛みが背中で押さえつけられた腕に走った。

 血の気が引いた。


『やめろっっ! 腕だけはやめてくれっっ!』


 親方の悲鳴のような声が耳に届いた。それは僕にとっても同じ気持ちだった。


 腕は駄目だ。

 腕だけはやめてくれ。


 声にならない声で悲鳴をあげる。ミシミシと軋む骨の音が本気だと言うことを僕に伝えてきて目の前が暗くなる。だって腕を折られたら、ヴァイオリンが──。



『……脅しならやめなさい、ノール』



 その時ポツリと響いた声は、静かなものだった。とても聞き慣れた声なのに、その声は今までに聞いたことがない冷えきった声音で、僕はこんな状況なのに自分の耳を疑った。


『脅しではありませんよ。他でもない御身を穢した男なのです。指を潰せと言った方がお好みでしたか?』

『趣味の悪い冗談を吐き続けるなら、お前の舌を落とすわよ』


 おお怖い、とノールが肩をすくめて見せる。


 およそ聞いたことがない冷酷な言葉を発したのはリゼルさんだった。先ほどまで泣きじゃくっていた女の子はそこにはいなかった。そこにいたのは圧倒的に冷たい気配をまとった、僕の知らないリゼルさんだった。


 いつの前にか腕の痛みは消えていた。後ろにいた男が僕の腕を折ろうとしていた手を緩めたのだ。


(脅し……?)


 確かに脅しだったのかもしれない。痛みは本物だったが、腕を折るなら一息に折るはずだ。


『お前もそうよ。いつまで私の身体に触れてるつもりなの? その汚い腕をさっさと退けなさい』

『…………』


 リゼルさんの言葉に、彼女の身体を押さえている男は目に見えてたじろいだのが分かった。それでも離してはいけないとは分かっていたのだろう。迷いを含んだ直後、ノールが『いけません!』と叫んだ。


 その一瞬で、リゼルさんが男の腕を振り払った。


 だけどいつも一目散に僕の所へ走ってきていた彼女は、僕の元へは来なかった。伸ばした男の手に噛みつくと、最初から目を付けていたのだろう男の腰からナイフを引き抜く。驚くほどの早業だった。


 そして男から距離を取ると、あろうことか彼女は自分の首にそれを当てたのだ。



『動かないで──!』



 彼女の恫喝は、ここにいるすべての人間に効いた。


 ナイフをピタリと自分の首に当てたまま、リゼルさんは冷たい目でノールという男の方をじっと見ている。


『──何のおつもりですか?』

『見ての通りよ』

『ここで死ぬと。あまりに馬鹿げた選択肢ですね。お食事の時以外ナイフを持ったこともないお嬢様が、満足にご自身を傷付けられるとお思いで?』

『そうね、加減がわからないわ。でも、生きてるだけじゃ困るでしょう?』


 リゼルさんが淡々と言う。



『世継ぎが産めないと、困るのでしょう?』



 それは悲しいほどに、機械的な声音だった。


『加減が分からないから、下手をしたら子供が産めない身体になるかも。私が帰っただけでは、お母様は満足しないでしょう? お前が生きててくれればそれでいい、生きて帰ってくれてありがとう。だなんて、そんな母親みたいなことあの人が言うと思っているの? お前、それで役目を果たせるの?』


 男が黙ったまま、チラリと近くの配下に目を向けた。


『動かないでって言ったでしょう──!』


 リゼルさんの手に力が籠る。その首筋からかすかに赤い雫が伝い落ちたのが、僕の位置からでも見えた。


『お嬢様、これ以上馬鹿な真似を……』

『馬鹿な真似をしているのはどっち? 私が本気でないと思っているのなら、お前はとんだ脳なしね。十六年もそばにいて私の何を見てきたの?』


 まるでうろのような光の篭らない目で真っ直ぐに男を見て、リゼルさんが冷え切った声で言葉を紡ぐ。


 僕は。

 僕は、そんな彼女の声を聞いて、泣きそうになった。


 明るい春を告げる声が、まるで冷たく凍りついている。彼女の奥に仕舞い込んであった空白が、ジワジワと彼女を呑み込んでいくようで。


 彼女の心を、守りたかったのだ。


 なのに今、彼女が自身の傷を広げてまで冷たい声を響かせているのは、僕らのためだ。僕らを守るために、彼女は一人で戦うことを選んだのだ。


 長い間、リゼルさんと男は見つめ合っていた。その視線には愛情も信頼も、人が持つ温かな情は欠片も見当たらない。ただお互い事実の確認だけのための何かが交わされていた。


 やがて、男が深く息をつく。


『……何がお望みですか?』

『ここにいる工房の人達を離して。怪我を負わせた人たちの治療代、壊した物の代金を全て補償なさい。それから二度と、彼らに手を出さないで』

『そうすればお戻りになると?』

『えぇ、お望み通りにしてあげる』


 ダメだ、と言おうとしたのに、僕は一言も言葉を発せなかった。


 身体が動かなかったのもある。だけどそれ以上に心が痛かった。あの優しい女の子に、あんな冷たいことを言わせてしまった。


 本来の彼女は、冷酷な言葉なんて似合わない人だ。感情豊かで、ころころと表情を変える。楽しい時は笑い、悲しい時は泣き、喜びがあればどんな小さなことでも真っ先に僕に報告してくれる人だった。そんな人に。


(──リゼルさん)


 君にあんな冷たい言葉を、言わせたくなかった。そんな言葉を言わなくてもいいように、彼女が彼女でいられるように、僕は君を守りたいのに──。


 あまりにも、僕は無力だった。

 彼女に守られることしか、出来なかった。


『分かりました。約束しましょう』


 男の声にリゼルさんは一つ頷いて、ナイフを下ろした。

 バラバラと工房の職人達を押さえていた男達も拘束を解く。ナイフを地面に落としたリゼルさんに近づいた男が、恭しく彼女を馬車の方へ案内した。差し出された手を拒否して、リゼルは自分の足で馬車に歩いて行く。


『リゼル、さん……っ』


 マトモに声も出ない、かすれた声で名前を呼んだ。

 そのかすかな声を、リゼルさんは拾ってくれた。馬車に乗る寸前、僕の方を見ると、リゼルさんは笑った。

 


『お願い。そのままどうか、動かないで』



 声に出さないまま、リゼルさんの唇がそう動いたのが分かった。


『──っ』


 それは懇願だった。

 工房のみんなが僕の方を見ているのが分かった。ずっと彼らのそばにいたから分かる。彼らは僕が抵抗するのであれば戦うと言ってくれている。


 だけど──。

 だけど──!


 彼女が必死に泣き叫ぶなら、僕はそれこそ腕が折れても動いただろう。だけど彼女は、僕に頼んでいた。


 工房の人たちに迷惑をかけたくないのだと。

 どうかこのまま行かせてほしいと。


 彼女は僕に、そう頼んでいたのだ。


 いつだって自分の感情に正直で、素直なリゼルさんが、僕との別れの瞬間に何よりもそれを選んで告げた。それがどれだけ大事なことか、僕にだって分かる。


『……っう、く……っ』


 僕は彼女の頼み事は何だって聞いてきたけれど、これ程までに聞きたくない彼女の頼み事は初めてだった。


 歯を噛み締めて、僕は耐えた。


『あ、あぁ……うぁ……』


 泣きながら、血の滲んだ地面を引っ掻いて、身体の痛みより何より心の痛みに耐えた。


 僕は無力だ。

 彼女を守る力もない。

 何の力も、持ってはいないのだ。


 リゼルさんは連れ戻しにきた彼らの行動は迅速で、まるで今までのことが全て無かったかのようにその場から姿を消した。

 


 僕が心から愛した、春の妖精を連れて。

 





明日は文字数の都合で二話更新の予定です。

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