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休日
何かに急かされるような気がして
意味もなく行くあてもなく
部屋を出て歩く
疲れた体は休息を
疲れた心も休息を求めているのに
うろうろと歩く
気がつくと日は落ちている
寒い風に吹かれながら
山際の空の残照を眺める
どこまで行くのか
自分でもわからないまま
緩やかな坂を上る
いつの間にか更地になっていた家
かつて通った閉店した店
公園の遊具は何度変わっただろうか
変わらないのは自分だけ?
いいや、自分も変わってしまった
体がひどく重い
明るい人が苦手なのは変わらないが
明るいふりは上手くなって
休日、自己嫌悪に沈む




