トイレの使用は人間のルール
このお話は小学生の排泄をメインとします。興味のない方や不快に思われる方は読まないでください。
小学5年生の葉月には単身赴任の父とパートをしている母がいる。
今日が終われば明日から夏休み、葉月は浮かれていた。
学校では全校集会や通知表配布など行事が進められていく。
とにかく今日は暑い、水筒のお茶を大事に大事に飲む。
大掃除もある。葉月は体育館裏を箒で掃く作業に没頭していた。
…と端っこでしゃがんでいる女の子がいる。2年生くらいだろうか。
「どうしたの?気分悪い?」
声をかけると女の子はびっくりして顔をあげ、ごそごそと動いたあと
「ごめんなさい、内緒にしてっ」そう言って走り去ってしまった。
(なんだったんだろ?変なの。)
(あれっ!?)葉月は女の子がしゃがんでいた位置に茶色のゲルを見つける。紛れもなくうんちだった。緩い下痢。
大掃除は長時間全校を掃除するため、必然的にトイレは全て使えなくなる。あの女の子は耐えかね、こんな所で排泄をしていたのだろう。見つかってしまっては残りのうんちもおしっこも、更には拭くことさえ許されなかった筈である。
(臭い…)葉月の掃除担当区域とはいえ、野外排泄の片付けは納得いかなかった。女の子が走っていった方に向かって駆け出す。
「あ、さっきの子だ!ねぇ待って!あれどうするの!」
「ごめん…な、さい。うぅぅぅ」(ビビビッ)
女の子はしゃがみこみ、下痢お漏らしを続けてしまう。
(ブビッジュジュ…)ジーパンは色を変えていく。
「…トイレ、使えなかったんだもん。。ぐすっ…。」
キーンコーンカーンコーン《皆さん、教室へ戻りましょう。》
葉月がもう掃除しなくてもどうせ誰にもバレない。そう悟った葉月はその女の子を放置しておくわけにもいかず保健室へと連れていくことにした。
「先生、この子…」
臭いでもうわかってしまう。
「ありがとう、先生はちょっと手が放せないからそこのシャワー室でお片付け手伝ってもらってもいい?」
先生の前には大掃除で窓を割り、怪我をした男子がいる。仕方ないのはわかった。
「こっちきて、私は葉月っていうの。貴女は?」
「彩音。」
「彩音ちゃん、こっちでズボン下ろそっか。扉閉めるね。」ガチャ
二人きりの空間。ズボンを下ろそうとした時、彼女がブルッと震えた。シャーーーッ
「…///」無言で立ち尽くしたままズボンの中におしっこを漏らしていく。
「そっか、全部だしていいからね。」色が濃くなっていくジーパンを見ながら彼女の排泄を待つ。
シャーーー……。彩音が恥ずかしそうに目線を合わせてくる。
「終わったかな?」葉月がズボンに指をかけたときに彩音は泣き出した。
「うぇぇん、ぐすっ…ビュジュおねぇちゃんが話しかけるから全部できなかったもん…。」立ったまま脱糞。止まらない下痢。
このままでは気持ち悪いだろうと思いきって葉月が彩音のズボンと下着を下ろす。クロッチ部分に溜まった下痢。未だに引き締まったお尻の間から流れてくる下痢。葉月は怖くなって何も出来なくなった。
「あら、大変ね、先生が変わるね。ごめんなさいね、ありがとう。」
非常勤の先生が応援に駆けつけてくれて、葉月は教室へと帰されるのだった。
教室に戻るともう帰りの会は終わっていた。
教室には保健の先生から連絡を受けた担任の先生と葉月の荷物だけが残され、あとはガランとしていた。
「あ、葉月さん。大変だったわね。」
「大丈夫です。もう帰りの会も終わったんですね?」
「そうなのよ、それからもう先生ワックス掛けしなきゃならないから申し訳ないんだけど早めに荷物をまとめてもらえるかしら?」
「わかりました、あ…体操服持って帰り忘れてた!」
そうこうして、葉月はそこそこな荷物を抱えて帰路についた。
一キロ程度の距離とは言え、小学生にはまぁまぁな距離。
葉月は人の世話ばかりで、自分がトイレに行ってなかったことを膀胱の圧力で感じることになる。
(おしっこしたいけど、荷物もあるし急いで帰ろう)
早歩きで帰る葉月。引き出しも体操服も直射日光も彼女の体力を奪う。マンションの下について、住人が入っていくのにくっついてオートロックを回避し、家の前まで来る。
(おしっこ!トイレっ)足踏みしながらランドセルのチャックの部分を漁る。
(あれっっ…)「え、ない。。」
鍵がない。いつもの鍵がない。そこで葉月は気がつく。
(今日は手提げでいいかなと思ってたけど、やっぱりランドセルにしたから、手提げに鍵入れっぱなし!!)
(といれは?どうしよ、おしっこ)
彼女は荷物を家の前におき、ホットパンツの股の部分を手で押さえ決壊を防ぐ。チラリと後ろを見ると排水溝。もうどこでもよかった。
パチンっ…ボタンを外す。下着ごとズボンも下ろす。普段は隠されている白い肌があらわになる。
ピッジュィィィィ…しゃがむと同時におしっこが噴き出す。
(気持ちいいよぉ)
葉月の色の濃い尿が排水溝で跳ねる。でも、人間は排泄場所を決められた悲しい生き物だった。
「コラ!!!なにやってんだ!!」掃除のおじさんだった。
葉月はびびり上がっておしっこを止め、無理矢理服を着て立ち上がる。もぞもぞとくねくねと我慢しながら、おじさんの顔を見る。
「誰が掃除するとおもってんだ!部屋でやれ!」
「か、鍵を忘れっ…ジュ」ホットパンツは色を変える。
「忘れるのが悪いんだ、公園にでも行って済ませなさい!」
「はぃ……あぁっ」また染みが大きくなる。
葉月は残りを出すためにまた荷物を担いで公園に向かう。
公園でトイレには正直入りたくない。虫もいる、和式しかない、暑い。でもそれを上回るくらいにトイレを利用したかった。
トイレに着く。彼女の顔色が真っ青になった。
《女子トイレ改修工事中。多目的トイレを利用してください。》
多目的トイレに入る。鍵は壊れている。誰がしたかわからない大便が流されておらず、洋式の便座には虫が数匹付いていた。
(もうやだ、無理っ。)嫌でも仕方がない。
葉月は中腰になり、鍵のかからない扉を必死に押さえながら残りを絞り出す。ジョボジョボ…音が激しく響く。
「はぁぁぁっ、まだ出るっ。ジュジュジュ…」彷彿としながら全てを出しきった。でも、彼女はズボンを脱いでいなかった。脱ぐ余裕がなかった。
しかし、もちろん紙はない。このまま夜までこの公園で母を待つしかない。トイレから出て、誰もいない公園のベンチに座り込む。尿が濃かったからだろうか、ただ股が痒かった。
彼女は水道を捻り、空っぽになった水筒に水を入れると、パンティを前に引っ張り、中に水を注いだ。もうお漏らしと変わらなかったから。
それから乾いた分水を飲み干し、葉月は母にバレないために体操服に着替えた。もちろんノーパン。穿いていた物はよく絞って膝の上に置き、さらに上からランドセルを置いてバレないように座った。
それが良くなかった。19:30頃になり辺りは暗くなってきた。あと30分で母が帰ってくると言う頃。葉月は腹痛と戦っていた。。
(おなかいたい、うんちしたい)
葉月がさっきの多目的トイレを見る。そっと近づき、電気のスイッチを押す。パチッパチッ。なにも変化はない。
女子トイレは入れない。彼女は必然的に1つの答えに達する。
へっぴり腰になりながら、体操服の女の子が男子トイレの入り口を見つめる。
濡れたズボンのために奪われた体温、公園の生水。彼女は限界だった。青いタイルのトイレに吸い込まれていく、赤いランドセルの少女。
手前の朝顔と呼ばれる小便器を横目に奥に1つだけある和式便器を目指す。鍵はもちろん故障、紙もない。流されてない誰かの大便の上にしゃがみこむ。
ブチャ…ビチビチッ
情けなかった。
チョロチョロ…おしっこまで出る。
カツカツカツ…足音だった。。
彼女は息を潜める、排泄はおあずけ。必死にお尻に力を入れて耐える。
男性が小便をしているようだった。羨ましかった。ブビッ…耐えられなかった。
ただ、男性に気にされることはなく、トイレは再び一人の空間となった。
ベヂャッ全部出しきった。でも大便まみれの肛門を拭うものは何もなかった。キャラものの靴下を脱ぎ、折り畳んでお尻を綺麗にする。汚物入れもない。靴下を便器に放る。レバーを倒して…キィ、キィ…
葉月が家に帰って母に理由も話さず泣きついたのは言うまでもない。