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誤字脱字が、自分で見返してもひどい・・・1章終わった時点でまとめて修正させてもらいます。

獣道をそのまま走って進むに連れ、何度か悲鳴のようなものが聞こえた。悲鳴の大きさからして近くなっているのは間違いないはずだ。

そんなことを考えているうちに、少し開けた場所に出る。

その中央には、10歳前後と思われる少女が座り込んでおり、先ほどの現地人?が3人で周りを取り囲んでいた。


なぜそのようなことになっているのか、判断はつかないものの、座り込んでいる少女が将来有望な容姿だったこと、そして目の端に涙を浮かべているのを見た時点で、現地人?を止めることにした。


「おいクソガキども。女の子を寄ってたかっていじめてんじゃねぇ」

「グゲ?」


そう叫ぶと、一番近い現地人に向けて走りだす。

その声を聞き、ようやくレンに気づいた現地人?達は少女よりレンが危険と判断しこちらに向かってきた。


一番近くにいた現地人?がまず棍棒を振り上げたが、先ほどの容量で棍棒を取り上げ、先程より強く頭に拳骨を落とした。


「シッ・・・一丁」


残りの2人は無手であったため片手で一人づつ頭を掴み、頭どうしをぶつけ気絶させる。

3人全てを気絶させたレンは、近くにあった丈夫そうな植物のツタをナイフで切り、現地人?立ちを後手で縛りあげた。


「ったく最近のガキは何考えてんだか。・・・おい大丈夫か?」


そして、はじめに取り囲まれていた少女に声をかけたが返事がない。

近寄り確認すると、胸が規則正しく動いていたため、気絶しただけだろうと判断し起きるのを待つことにした。


「手持ち無沙汰でもあれだし、この棍棒廃棄がてら工作でもするかな」


そう言い、袋の中からナイフを取り出し棍棒はその辺りの石で砕く。その中からちょうど良さそうな大きさの木片を手に取り座り込む。


「~~~~♪~~~~~~♪」


そして、ナイフで気を削りながら、木こりの生き様を歌い上げた演歌を鼻歌で歌い出す。


「・・・ここは?」


すると数分もしないうちに、少女が目を覚ます。

レンは削っていた木とナイフを袋の中に放り込み答える。


「大丈夫か?あんたそいつらに囲まれてたから一応助けたんだが大丈夫だったか?」

「・・・ヒッ」


レンは縛りあげた現地人たちを指さし声を掛けた。

その指さした方を見た少女は若干後ずさりながら小さな悲鳴を上げた。


「あぁ大丈夫大丈夫、一応縛り上げてるから。しかし、なんでこいつらにいじめられていたんだ?」


そう言うと少女は安堵のため息を付き、そして説明を始める。


「助けてくれてありがとう・・・ございます。ちょっと薬草を取るだけのつもりだったのですが、その途中でゴブリンに見つかってしまい、ここまで逃げてきました。でもここまで逃げたところで足がもつれて転んでしまいまして・・・」

「え・・・ゴブリン?こいつら?」


ここに来て、ようやくこの現地人?がゴブリンであることに気づく。そういえばラノベとかで出てくるゴブリンの特徴をまとめて詰め込んだような生物である。


「・・・ゴブリン知らないんですか?」


少女は非常に訝しげな表情をし問いかけてくる。


「俺の住んでた場所って、ゴブリンがほとんどいなかったんだ・・・」


苦し紛れのいいわけである。レンは知らないが、ゴブリンがいない地域など、殲滅後を除けば、凶暴な獣の縄張りなど以外にはありはしない。


「ところで、なんで一人で薬草をとりに?親御さんとはぐれたのかな?」

「いえ・・・普段はお姉ちゃんが入ってくれるのですが、今日はお姉ちゃんも熱を出してしまい、でもお母さんの薬草も残り少なかったので、黙ってきました。」


お姉ちゃん・・・この天使に間違えても仕方がない、将来絶対に美人になると断言できる少女のお姉ちゃんだと。・・・絶対にひと目みたい。


「そうか・・・ならここから一人では街まで危険だろう。ちょうど俺も道に迷っていたところだ。家まで護衛してあげよう」


「フフ・・・お兄さんは迷子さんだったのですね。じゃあお願いします」


お兄さん・・・なんていい響だ。


「こんなところで立ち止まってても仕方ないし、行こうか?」

「このゴブリン達はどうするんですか?」


お姉さんが見たいがため早く行こうと思ったのだが、症状が疑問を投げかけてくる。


「ん~~ゴブリン見つけたらふつうどうするの?」

「まず普通の人は逃げます。戦える人は駆除するのが普通ですね」


駆除か・・・人型の生物を殺すの?・・・やだなぁ・・・


「まあ、後手で縛ってあるしすぐ何かの動物に食べられちゃうでしょ。このまま放置でいこう」

「え・・・いいんですか?・・・いえ助けていただいた身です。では家までよろしくお願いします」


そう言って俺の服の裾を掴んできた。


何このかわいい生き物・・・はやくお姉さん見たいな・・・

そう思い、街への道を進んでいくのであった。

まだ見ぬお姉さんに期待をふくらませながら。


毎日5000文字くらいの小説書く作家の方・・・すごいですねぇ・・・

俺には無理だ・・・

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