表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/13

3

取り敢えず1話2000文字前後で進めていこうと今決めました。

そして、こんな拙作に200以上のアクセスが付きありがたい限りです。

嬉しかったので、本日2話め投稿しちゃいました。

ドアをくぐると、出た先は森だった。足元にはおそらくハトホルが言っていた荷物が入っているであろう袋も落ちている。


「よし。取り敢えずステータスプレートに血を垂らしてステータスの確認をするか・・・ステータスプレートって多分これかな?」


袋の中には銀色の板とレザーアマー、ナイフ、金色の小さなコイン、栄養補助食品のようなブロッククッキーに近いものが入っていた。

その中から、ナイフと銀色の板を取り出し指先に少し切れ込みを入れ、血を垂らしてみた。

すると、銀色の板は1秒ほど鈍く光りを放つ。


「うぉ・・・これが俺のステータスか・・・」


光が収まると銀色の板の表面に文字が表示されていた。


************************************


名前 :レン(御剣 蓮)

種族 :人間

年齢 :16(25)

生命力:200

魔力 :200

筋力 :50

防御力:40

精神力:120

素早さ:20

運  :40

罪歴 :無し


スキル

言語理解・筆記

身体能力強化

生活魔法


固有スキル

神の技工


称号

素人童貞

傾奇者


ステータスの表示  ON・OFF


************************************


「えっと・・・年齢は死んだ年齢が()の中に書かれているのかな?ってことは外の年齢はおそらくこの器の容姿的にこの年齢なんだろう。神の技巧は前世での工作技術を引き継いだのかな?親方に大分しごかれたからなぁ。しかし、その下の称号に至っては素人童貞以外意味がわからん。内容見れねえかなぁ」


呟きながら、称号欄をタッチすると詳細が表示された。


素人童貞

愛をお金で買った者の証

本当の愛をまだ知らない


傾奇者

傾奇通したものの証


「やかましいわ。仕事の付き合いで行っただけだ。・・・筋力とかはよくわからんな」


表示されてもこの世界の平均がどの程度化分からない。おそらく身体能力強化が有るためそこまで低くはないだろうと思うことにした。


下の方にステータス表示のON・OFF切り替えの表示があったためタッチしたところ名前、種族、罪歴以外の項目にマスクがかかり見えなくなった。おそらくステータスは気軽に見せるものでは無いということだろう。


「よっし、取り敢えず街を目指すか・・・街どっちだ?」


そう、先程まではあまり気にしていなかったが、ここは近所の裏の森とは違う。どんな生物がいて、どちらに進めば街があるかわからないのである。


「・・・取り敢えず森を出るか」


森を出れば街道も見えてくるだろうと思いまず森を出ることにした。どちらに進めば森から出れるかわからないため、近くの一番高い気に登りあたりを見渡すとかなり遠いが森の切れ目が確認できた。よくよく見てみると獣道のようにそちらの方向へ小道ができていたのでそれにそって歩いて行くことにした。


しばらく進むと少し先の茂みがガサガサゆれているのに気づき足を止める。


「ん・・・何だ?動物か?」


しかし、茂みから出てきたのは緑色の肌以外はブサイクで老け顔の小学生と言ったなりの棍棒らしきものを手に持った生物だった。


「あれ?こっちの世界の人間って肌緑なのかな?・・・おーい、ちょっと道教えて欲しいんだけど」


レンが声をかけると、その現地人?もこちらに気づいたようだが警戒されてしまった。


「ガ・・・ゴブ」


短く言葉なのかよくわからない事を言いながら、現地人?は右手で握った棍棒を振り回しながらこちらに向かってきた。

レンは子供が癇癪を起こしたと思ったが、手に持っているものがダメだ。相手は凶器を振り回しているのである。

前世でレンは喧嘩慣れしていたこともあり、棍棒を握った部分のすぐ上を左手で受け止め勢いを殺す。


「子供が凶器をおもちゃにするんじゃない」


そういって掴んだ棍棒をひねり、取り上げた後、現地人?の頭に右の拳骨を落とした。


「ギャン」


そう短く呻き、現地人?は茂みの中に走り去っていった。


「あ、道・・・まあいいや。しかし子供が一人でこんな所を彷徨くなんて、親は何考えてるんだ・・・」


そんな場違いなコメントをしながら予定通り獣道を進んでいくことにした。

もちろん、この現地人?はゴブリンであるが、レンが前世あまりゲームなどをしておらず、異世界に転生した実感が薄いため気づいてないだけである。


「いや・・・やめて」


しばらく進んだところで突然、少女特有の甲高い声で悲鳴のようなものが小さく聞こえた。

レンは女の声は聞き逃さないのだ。


「何だ?乙女のピンチか?」


聞こえてきた先が、進行方向だったため走って進むことにした。


主人公は肝心なところで押しが弱い、内弁慶のお調子者です。


ステータス欄がうまく揃いません・・・見苦しいなあ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ