成長期におけるコロナ禍の影響と将来のニューノーマル
マスクをすることが当たり前になってしまった。
何を今さらと言うかもしれない。
だが新型コロナウィルスが蔓延して二年半、ふと気がつくとマスク無しでは外出もままならないのだ。
よくよく考えると異常である。
聞いた話によると子供達の声が小さくなったという。
なるほど、さもあらん。
大きな声を出すなと言われているからだ。
給食も黙って食べるよう指示されている。
そこに他者との対面の交流は存在しない。
大人ならまだいい。
けれど子供はどうだろうか。
やむを得ないとはいえ、コミュニケーションの機会の減少に晒され続けて大人になっていく。
彼ら彼女らが成人した時、どのような感覚を常識として持つのだろう。
会うといえばオンラインが当たり前。
直接会うのはよほどの機会に限られる。
声を出すのはリスキーなので意思表示はメッセで行う。
マスクをしているためアイコンタクトが重要になる。
ざっと考えただけでもこれくらいは浮かぶ。
実際にどうなるのかは想像も出来ない。
その答え合わせにはまだまだ時間がかかるだろうけれど。
本当のニューノーマルはむしろこれからなのだろうなと思う。