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神の祠を見上げるとき  作者: うみ
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少女

 吟は眠れなかった。

流石に昨日から一睡もしていないため疲れきっていたが、それでも眠る気にはなれなかった。


 部屋の隅で寝ている少女のせいである。


 彼女は夜になっても一向に目を覚まさなかった。

長い艶のある黒髪で巫女の様な格好をしている。

思わず見惚れてしまいそうな美しさを持つ一方で、逆に怖くも思わされる。

そんな不思議な少女である。


 彼は棚の奥から探し出した紙を読む。


『〈風の魔物の伝承〉古来より神の祠の周辺では風の魔物が現れると言われている。

風の魔物は祠に近づこうとした者を遠くへ飛ばしてしまい、その者は生きて故郷へ帰ることは出来ない。』




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