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家は偉大だね

 戦闘が終わり私は森に篭り、魔法の訓練に勤しむ生活を続けて半年の月日がたった今、私は森から出ることをーーー


 まったく考えていなった。


 だって、最初はどうなるかと思ったけど案外住みやすかったんだよ!


 この家を私の住居にして、周りに魔物を除けの石置くことで安全を確保しているよ。家具も食料、洋服も【心象魔法】で作り出せる。


 この森の中のことなら、【鑑定】である程度分かるし困ってない。

 うん。なんでいきなり言葉使いが変わったって、それは前世のことでナーバスになっていただけだよ!

 今は、一人で自由だし楽しい。


 初めは大変だったけどね...


 家を改装する時も、使われている木材もボロボロだし....取り替えようとしたら家が崩れるし、それから簡易の家も建てても、その日のうちに風で吹き飛ぶ始末です。


 何度も建て直しては、崩れることを繰り返し、何とか打開策は無いかと考えMPが尽きるまで頑張った。と言う事を繰り返し。


 なんとか家が完成しました。ここまでで一ヶ月通過。思い出すのも嫌になる日々でした....このおかげで最大MPは350になった。


 つぎに優先的にやったのは、お風呂の設置。

 あ、一応この一ヶ月は『洗浄』で身体洗ってましたよ。


 いくら魔法で身体をきれいになれても、物足りないんです。疲労も取れないし....

 最初は、【心象魔法】でバスタブを作ろうと思ったけどスキルレベルが低いせいか小さいんだよ。MPの消費は60だったよ。サイズとコストが合ってない。

 だから、木材や石材を使い手作業でつくる破目になったよ。


「....発想や建築の知識が必要な気がする。」


 失敗を繰り返して繰り返して、なんとか私が納得できるものができたよ。そのおかげで【建築】のスキルを覚えたよ。


 森でとれた色々な素材や自分の羽をつかってポーションを自作してましたよ。作り方知ってるかって、それはもちろん知らないよ。でもすりつぶしたり、混ぜて水を入れることを試行錯誤しながら作ったよ。大変だったけどね。いくら魔法で作れるからって、MPはすぐなくなる。


 羽を使って、ポーションを作るとすごいのができた。


 ■ ■ ■


【名前】 天水


 【レア度】SS


 【備考】天翼族の翼の羽と特殊な工程でしか作ることができない。神水と並ぶ伝説の回復薬。

 HP、MP、状態異常を全回復する。手足などを生やすことができる。


 ■ ■ ■


 うん。これ誰かに見られたらやばいものだね。これのせい我ら種族は滅んだ可能性が


 それから妥協せず家の増築した結果、【アイテムボックス】で運べるように土を盛って石を積み上げて2mほどの石垣をつくり、天水を作るのに必要な薬草を庭の畑に育て、二階建ての家ができた。

 一階には、厨房。トイレと風呂を完備。リビングルームに客人用個室を二部屋。

 二階には、寝室とポーション作り個室の部屋。ベットは特大サイズにした、【心象魔法】のスキルレベルがLv3となり魔法陣の半径が3mになったおかげだ。

 排水関係の下準備やトイレの処理の仕方は大変だったけど、そこは【心象魔法】で頑張りました。


 何はともあれ、家が建てたよ!


 そして久しぶりの風呂はいいね、体中の疲れが取れてくるよ。生粋の日本人は風呂がないとだめだね。


 そんなことを考えながら作っておいたシャンプーとボディーソープをだして身体を洗う。


 身体を洗いながら背中の翼に目をやると、うん。立派な翼だね。羽一つ一つがふわふわでやわらかい。翼を触っているうちに何だか感覚が敏感になってきた。


「んんっ..あっ、はぁぁ..」


 はっ、翼は性感帯らしい。それにしても私欲求不満なのかな。確かにここにきてからまだ一度もあれしてないけど..この身体になってからなんだかムズムズするんだよね。

 うん!?あれってなんだって、言わなくてもわかるでしょ。女の子でもしますよ。


 体格も前世の私に比べて小さくなった150cmぐらいかな、胸は同じぐらいかな。前世はCカップもあったのにここの10歳の平均ってこのぐらいなの?大きすぎるよ!


 それから風呂を上がり、寝る洋服に着替えて寝室のベットに横になった。


 いまは、前世の記憶と今の記憶でどうにかなっているけど、今後のことはどうしよう。


 そんなことをぼんやりと考える。


 これからの行動方針を探さないと、家族を殺したヒューマンの騎士にしても、街に行くにしても何かと準備が必要だ。

 そう、いまは私自由だ。


 正直今は、この世界で自由にいきたい。それを邪魔されないように誰よりも強くなりたい。


 前世は、私が弱かったせいで痛い目にあったし、あのとき無視をしないで少しでも話せばあんなことにはならなかったかもしれない。人は一人じゃあできることも限られる。

 そのためにやりたくない事をやらないといけないならばやるけど、それは必要最低限やろう。


 とりあえず、このままここで過ごすのもいいだろう。いずれこの森をでるまではまったりスローライフを満喫しよう。


 スキルはこのまま鍛えよ。何かあった時の対抗手段はあったほうがいいから。


 今世の私が知っている世界は家の中であまりにも小さく、それ以外は殆ど知らない。


 あー、今日はなんだか考え事をして疲れた。


 なんて考えているうちにいつの間にか、寝てしっまた...


 ベットは気持ちよかったです。


 フカフカは最高だぜ



 end




『名前』 アルテラ


『種族』天翼族 


『職業』迷い人


『年齢』10


 HP:130/130


 MP:350/350


 ATK:160


 DEF:150


 AGI:400


 MAG:510


 INT:350


 LUK: 10


【エクストラスキル】


 〖心象魔法〗 Lv3

 〖アース言語〗 LvMAX  


【ノーマルスキル】


 鑑定 LvMAX

 アイテムボックス(時間停止) LvMAX

 解体 LvMAX

 偽装 LvMAX

 建築 Lv2

 調合 Lv2


 生活魔法  Lv5

 治癒魔法  Lv4


 耐性:空腹 Lv2


 魔法適性:治癒


【称号スキル】

【転生者】

【勇気ある一歩】


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