表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

J氏の憂鬱

未来が見える眼鏡

作者: 未来が見える眼鏡

未来が見える眼鏡

未来が見える眼鏡


「できた、、ついにできたぞ・・」


J氏は、暗い部屋の中で一人嬉々としてつぶやいた。


5年前、某企業から作成を依頼され研究し続けた「未来が見える眼鏡」。

3年前に研究を打ち切られた。

しかし、J氏はあと一歩のとこまで完成されたので

途中であきらめるわけにはいかず、私財をなげうって

一人山奥で研究を続けていたのだ。


「未来が見える眼鏡なんてきるわけないじゃないですか」


何人もの同僚が私を馬鹿にして去っていった。

そして一人残された。


「しかし、お金がなくなったな・・見返してやりたいがまずは資金確保だ」

「やはりこの眼鏡を使って稼ぐとしたらギャンブルか」


J氏は競馬場へと向かった。


これこそ、まさにこの眼鏡が活用できる場所だ。


J氏は残された財産を握りしめ、

1等になる馬を見るべき眼鏡をかけた。


「!」


J氏は結局馬券を買わずに競馬場を後にした。

一体なにが見えたのだろう。



「まさか、つかまって牢屋に入っている自分が見えるとは・・

 悪いことはできないな・・・」



未来が見える眼鏡

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ