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~白~(しろ)  作者: 反町 絵論
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白い砂漠

~白~シリーズ第一章。

突如白い砂漠に現れたしぃとろぅの二人の行動に、貴方は何を見るでしょうか?私自身も書いてて色々考えてしまいましたが、この小説を読んで色んな見方をして頂けると嬉しいです。タイトルにもあるように、真っ白な世界ですから。

 そこにはなにもありませんでした。ただ、ただ、どこまでも続く白い砂が敷き詰められた砂漠があるだけでした。空は青く、雲一つありません。


 そんな何もないところに、白い人型のぬいぐるみのようなものが砂の中から現れました。頭らしきものには目と口ではないかと思われるものがついています。ぬいぐるみのようなものは目をキョロキョロさせながら辺りを見回しています。すると、少し離れた所に彼?と同じような姿をしたものがもう1体現れました。彼?は自分と同じような姿をしたものに近づきました。

「・・・・・・きみは・・・・・・だれ?」

「・・・・・・わたしは・・・・・ろぅ・・・・・・あなたは?」

「・・・・・・ぼくは・・・・・・しぃ・・・・・・。」

「・・・・・・よろしくね。」

「・・・・・・うん・・・・・・・。」

2体のいきものはしぃ、ろぅの二人です。二人は外見上特に大きな違いはありません。強いて言えば、ろぅの方が目が少し丸いですね。しぃはろぅの手をつなぎました。

「行こう。」

「どこへ?」

「ここじゃないどこかへ。」

「・・・・・・行こう、ここじゃないどこかへ。」

二人はそう言ってあてもなく歩き始めました。一体二人は何処から来て何処へ行くのでしょうか。


 二人があてもなく歩いていると、小さな白い球が一つ転がってきました。しぃが思わずそれを手に取ろうとすると、白い球は大きく跳ね上がりました。

「!?・・・・・うわぁ。」

大きく跳ね上がった球がまたしぃ目掛けて落ちてきます。しぃの目の前に落ちてまた大きく跳ね上がるのを見て、しぃはとても楽しそうです。そして白い球は跳ねながらしぃから少しずつ遠ざかっていきます。

「ハハハハハハハハハハ。」

少しずつ遠ざかっていくのを見て楽しくなったしぃは球を追いかけます。

「まってぇ。」

ろぅもしぃについていきます。面白くなってきた二人は必死で球を捕まえようとします。しかし球は微妙に跳ねる方向を変えたりしてなかなか捕まりません。しぃもろぅもヘトヘトです。二人がもう動けないと思ったその時、球は突然動くのを止めました。

「!?」

それを不思議そうに見つめる二人。すると次の瞬間、小さな白い球はしぼんでしまいました。そしてまるで砂に溶け込むように、跡形もなく消えてしまったのです。

 無言のまま顔を合わせる二人、少し寂しそうな顔をしてまた歩き始めました。


 ただひたすら遠くを見つめる人?がいます。仁王立ちしたまま遠くを見つめ、微動だにしません。その姿はどことなくしぃに似ています。そこへしぃとろぅが通りかかります。

「・・・・・・何をしてるの?」

しぃは自分によく似た人?に声をかけた。

「この世の果てを見ているんだ。」

「この世の果て?」

「ああ、そこにはこの世界のありとあらゆる真実があると言われているらしい。」

「し・ん・じ・つ?」

「本当の事という意味だ。この世界にはいろんな嘘がある。俺はいままでいろんな嘘を知った。しかし嘘に は必ず真実が隠れている!俺はその真実を知りたい。」

「じゃあその(この世の果て)に行くの?」

「いや、俺は行けない。過去何度も行こうとしたんだが・・・・・・たどり着けなかった。でも真実にたど り着けずにこのまま朽ち果てるのは無念だ!!」

男がそう言った瞬間、男の体の一部が崩れ落ちる。

「!?」

それを見て驚愕する二人。男はそんな二人に構う事なく続けた。

「いいか、お前達は俺のようになるな。こうなりたくなかったら、この世の果てへ行くんだ。俺の分まで生 きてくれ。」

「・・・・・・でも・・・・・・・。」

「俺の事は気にするな、どうせ長くはない。最後にお前達に会えてよかった・・・・・・さあ行け。」

しぃとろぅは短く頷いて男のいる場所を後にしました。何度も振り返り手を振る二人。二人の姿が見えなくなったのを確認すると、男は静かに目を閉じました。そして、男の体は崩れて白い砂になってしまいました・・・・・・・。


 どれくらい歩いたでしょう、しぃとろぅの前に小さな川らしきものが見えてきました。大地と同じ白い色をした水らしきものが流れています。この世界は本当に驚くほど全てが白です。

 その川沿いをふと眺めていると、向こう岸の見つめながら三角座りで座っているろぅによく似た人?がいます。その人は向こう岸を見ながらため息をついています。しぃとろぅはその人に近づいていきます。

「どうしたの?」

「・・・・・・・はぁ、会いたい・・・・・・。」

「誰に会いたいの?」

ろぅがそう聞くと、彼女は向こう岸の丘の上を指差しました。するとその先には、しぃによく似た人影があります。その人影は向こう側を見つめて三角座りしています。

「・・・・・・・よし、僕が合わせてあげるよ!!」

しぃはそう意気込みますが、川には橋らしきものはかかっていません。橋の代わりになるようなものもありません。しかし辺りを見渡すと、大きな白い岩が一つありました。

「うぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅん!!!」

しぃは頑張ってその岩を一人で持ち上げます。少しずつ、少しずつ川へ向かいます。どれくらいの時間が経ったでしょう、しぃはようやく川岸に到着して岩を川へ投げ込みます。すると、川の流れが一時的に止まり、向こう岸へ行けるようになりました。

「!?」

「これで向こう岸に行けるよ、早く行こう。」

「・・・・・・・うん!!」

ろぅに促され、彼女は立ち上がって向こう岸へ走って行きました。そしたそのまま向こう岸の人影目掛けて全速力で走ります。

「・・・・・・ホワァァァァァァァァァァァ!!!・・・・・・・・・。」

彼女は大声で人影に呼びかけます。

「!?・・・・・・・・イトォォォォォォォォォォォォ!!!・・・・・・。」

ホワと呼ばれた人影が彼女、イトの呼びかけに答えて手を振ります。

「ホワ!!!」

「イト!!!」

二人共気持ちが高ぶり、お互いを抱きしめようとします。そして、二人が抱き合った瞬間!

「!?」

ホワとイトは砂になって崩れ落ちてしまいました。しぃとろぅは一瞬何が起こったのか分かりませんでした。

 しぃがせき止めた川の流れがしぃが投げ込んだ岩を押し流し、川は元通りに流れ始めました。しぃとろぅは砂になったホワとイトをしばらく無言で見つめた後、真実を探していた男の言葉を思い出して歩き始めます・・・・・。


 川を下流にどれくらい歩いたでしょう、しぃとろぅは一隻の船を見つけました。船はすごく単純な構造をしていて、我々の世界でいうボートのような形の船体にオールが一本後ろにつけられているだけでした。その傍には船頭らしき人がいます。その人にろぅが話しかけます。

「あのぉ、何をしているんですか?」

「俺は船頭だ。」

「せんどう?」

「そう、俺はこの船でこの世の果てに行きたいってやつを向こうの大陸まで連れてってやってんのさ。」

「!?」

二人はびっくりして顔を合わせます。

「この世の果てまで連れてってくれるの!?」

「言ったようにこの世の果てのある大陸の入り口までだ。この世の果てまでは歩いて行ってもらわないとい けないけどな。」

「それでもいいです、乗せてください。」

「了解。」

二人はこの世の果てのある大陸まで行ってくれるという船に乗せてもらう事にしました。二人が乗ると船頭はオールを取り、勢いよく船を漕ぎだしました。

 船は順調に大陸を目指しています。

「ねぇ、この世の果てってどんなところなの?」

「俺も話しか聞いた事がねぇが、なんでもあらゆる真実が解る場所、全ての嘘が解る場所って言い伝えられ ている。」

「言い伝えられている?」

「ああ、今までこの世の果てに行って帰ってきたやつがいねぇ。・・・・・改めて聞くが、本当にこの世の 果てに行くのか?」

「・・・・・そこに行くしか・・・・・僕達がなんで生きてるかがわからないから・・・・・。」

「・・・・・そうか・・・・・でも必ず帰ってこいよ!!」

「うん!!」

それからしばらくすると例の大陸が見えてきました。そして段々岸が見えてきて、船頭は手際よく船を岸につけます。

「ありがとう!!」

「この世の果てはここからずっとまっすぐに行ったところだ!気をつけてなぁ!!!」

二人は船頭に深くお辞儀をしてこの世の果てに向かって走り出しました。二人の姿が見えなくなったのを確認した船頭は、元いた大陸へと船を漕ぎ始めました。

「・・・・・あいつら・・・・・多分帰ってこねぇな・・・・・。」

神妙な面持ちで船頭は船を漕ぎ続けました・・・・・。


 走り疲れた二人はゆっくり歩き始めました。この世の果てらしきものはまだ見えてきません。どれくらい歩いたでしょう、二人の目の前に二人によく似た人影が無数に立ちすくんでいます。彼らは微動だにしません。その内の一人にろぅが話しかけます。

「あのぉ、何をしてるんですか?」

ろぅの呼びかけにも全く微動だにしない人達、まるで石像のようです。・・・・・しかし次の瞬間、凄まじい地鳴りがしたかと思うと大きな地震が起こり、二人は倒れこんでしまいました。そして、地中から巨大な蛇のようなものが出現したのです。

「!?」

その巨大な蛇は地中から出てきて雄叫びをあげたかと思うと、次から次へと石像のように立つ人達を飲み込み始めました。

「!!やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!」

しぃが叫びながら大蛇にとびかかります。しかししぃは大蛇にあっけなく振り払われてしまいます。

「くっ!!」

大蛇を前にして何もできず悔しがるしぃ、それを嘲笑うかのように大蛇は次から次へと人々を飲み込んでいきます。しかし大蛇はしぃとろぅには見向きもしません。必死でもがくしぃを助けようとろぅも必死で大蛇を倒す方法を考えますが、周りを見ても武器になるようなものも落ちていません。何もできないのかと絶望した矢先、ろぅは掌くらいの大きさの青く光る尖った石を見つけました。そして大蛇の頭をよく見てみると、ろぅが手に持っている石と同じ色の石が額についています。

「・・・・・うん!」

ろぅはこの石が武器になると確信し、しぃの方を向きます。

「・・・・・しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

ろぅはそう叫ぶと持っていた石をしぃ目掛けておもいっきり投げました。しぃはその石を受け取り大蛇を睨みます。大蛇は地中に潜り、また地面から顔を出そうとしています。そして、いよいよ大蛇が顔を出す瞬間しぃはその場所で待ち構えます。大蛇が勢いよく地中から顔を出したその時、しぃは大蛇の額に光る石目掛けて持っていた石を振り下ろします。

「えい!!!」

石と石がぶつかり合う甲高い音が鳴り響きます。すると大蛇の額の石が激しい光を放ちました。大蛇は苦痛のために暴れ出し、しぃは吹き飛ばされてしまいます。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

しぃが吹き飛ばされてすぐ、大蛇は額の石だけを残して砂になってしまいました。それを見たしぃはぐったりとして倒れこみました。それをみたろぅはしぃに走り寄ります。

「しぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!」

しぃを介抱するろぅ、大蛇を倒した二人は笑顔で無数の人影を見ます。もう彼らは大蛇に食べられる事はありません。大蛇がいなくなった事を確認した二人は、この世の果てを目指して歩き始めました。二人が歩き去った後、人影の一つが静かに砂になってしまいました・・・・・。


 あれからどれくらい歩いたでしょう、二人は大蛇を倒してから人一人、動物一匹見かけません。白い砂漠が延々と続いています。

「・・・・・うーん・・・・・。」

「・・・・・うーん・・・・・。」

二人共言葉らしい言葉が出ません。二人の疲労は限界に達していました。・・・・・ろぅの様子がおかしいです。明らかにしぃより苦しそうです。しばらくしてしぃがろぅの異変に気付きます。

「!?ろぅ、どうしたの!?」

「・・・・・か、ら、だ、が・・・・・!?」

ろぅがそう言った瞬間、ろぅの左腕が崩れ落ちました。ろぅはその場に倒れこみます。

「!?ろぅ!!!しっかりして!!!」

しぃはろぅを支え介抱します。しかしろぅは物凄く衰弱しています。

「・・・・・わ、た、し・・・・・も、う、だ、め、みたい・・・・・わたし、を、お、い、て、いっ   て・・・・・。」

「馬鹿な事を言うな!!!僕が君を連れていく!!!この世の果てには一緒に行くんだ!!!」

しぃはろぅを背中に背負い、この世の果て目掛けて歩き始めました。しぃはろぅを絶対に見捨てたりしません。しかし、ろぅだけでなくしぃの体にも異変が起きます。

「!?」

しぃの右腕が崩れ落ちたのです。そして二人は徐々に体が砂になり始めています。このままでは二人共この世の果てに着く前に砂になってしまいます。

「・・・・・負けるもんか!!!・・・・・ろぅと二人で・・・・・行くんだ!!!」

必死にもがくしぃ、しかしもうろぅの意識がありません。それでもしぃは歩みを止めません。そして遂に・・・・・。

「!?」

しぃは何か透明の壁のようなものにぶつかりました。そしてしぃの目の前には・・・・・机、椅子、そして机の上に並べられた無数のフラスコ、ビーカー、試験管。それらには沸騰している様々な色の液体が入っているものもあります。そしてその奥に人間らしき人影が二つ・・・・・私達の世界にもどこかにある光景です。それらが二人から見てあまりにも巨大である事を除けば・・・・・。

「・・・・・これが、この世の果て?・・・・・。」

しぃがそう呟いた瞬間、奥にいた人影の一つが二人に近づいてきます。そしてその人影の大きな右手が二人に迫ってきます。

「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

しぃの目の前が真っ暗になります。次の瞬間しぃは意識を失いました。

「・・・・・あれ?・・・・・ぼく・・・・・だれ?・・・・・。」

薄れゆく意識の中、しぃは自分が何者かも忘れていきました。すぐ傍にいるろぅの存在にも気づかず、何かに吸い込まれていく感覚に襲われました。そして、しぃとろぅは、跡形もなく消えてしまいました・・・。


 ここはどこかの実験室のようです。木の机と椅子、机の上には無数のフラスコ、ビーカー、試験管。その幾つかには様々な色の沸騰した液体が入っています。室内の雰囲気は私達からすると1000年以上前のヨーロッパの建物の雰囲気ではないでしょうか?その室内の奥に二つの人影が見えます。二人は何やら言い争いをしているようです。

「先生、貴方は神にでもなったつもりですか?命を創り出して、自在に操って、そしてその命を奪う。さぞ かし楽しいでしょうね。・・・・・先生のしている事は、神への反逆だ!」

「いかれた宗教にでも毒されたか?命の創造は化学の永遠のテーマだ。私の実験は輝かしい栄光の第一歩  だ。これを神への反逆だというのなら化学そのものが神への反逆であり、お前もその反逆者の一人だ!」

「私は化学そのものを否定しているのではありません!先生は命を弄んでいる。命を創り出す事が神への反 逆なのではなく、命を弄ぶ事が神への反逆だと言っているんです!」

「私が自分で創り出した命だ、創造主である私がどうしようと構わんだろう!」

「先生が創り出した命にも意思があります!意思を持つものには生きる権利があります!その権利を奪う権 限は例え先生が創造主だとしてもないはずです!」

「創造物に権利だと?馬鹿馬鹿しい。まあ、それだけ偽善を並べられるんだ・・・・・お前は化学者よりも 政治家を目指した方がいいんじゃないか?ハハハハハ!」

「先生・・・・・貴方は何れ報いを受けますよ、命を弄んだ報いを。」

「上等だ、天罰が下るというのなら下してもらおうか。」

先生と呼ばれた人物は弟子らしき人物にそう言い放つとまた机に向かい研究に没頭し始めました。その様子を見た弟子は、先生を冷たい目で見ています。まるで二人の間に透明の壁でもあるかのように、弟子と先生の距離は実際の距離よりもはるかに遠いものでした。

 無数の実験器具に紛れて、一つの少し大きめの砂時計が机の中央に置かれています。その砂時計には白い砂が充填されており、現在砂の流れは止まっています。しかし、砂時計の砂の上で微かに動く何かが見えます。だがそれはあまりにも小さすぎて肉眼では確認できません。でもそれは砂時計の中で確実に生きて動いています・・・・・。


 そこにはなにもありませんでした。ただ、ただ、どこまでも続く白い砂が敷き詰められた砂漠があるだけでした。空は青く、雲一つありません。

 

 無数の人影らしきものが立ちすくむ白い砂漠、人影は微動だにしません。その人影達は微動だにせず、時折地中から現れる真っ白な大蛇に飲み込まれるのを待っています。その内の一体は他の人影が大蛇に飲み込まれるのを見て涙を流します。この涙は悲しみなのか恐怖なのか、または悔しいのか、何も喋らないので分かりません。その人影もまた、他の人影同様ただ大蛇に飲み込まれるのを待つだけでした。


 でもその人影だけは、他の人影と違い涙を流すのでした。その涙の意味は、誰にも理解できませんでした・・・・・。


  



いかがでしたか?私自身可笑しな思考の持ち主である事は自他共に認めるところであります。当然様々な意見が出ると思いますから、それを上手にこれからの作品作りに生かせたらと思います。読んで頂いて本当にありがとうございます。

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