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ニンギョウタチの物語  作者: 高月水都
大戦
136/185

外伝  人の物語

本編が進まないので民の話を進める……。

 ラーセロの参戦。

 それにより、海産物が品薄になる。


 とある国の商店街で、ひそひそ噂話をしている。

「魚が最近高値だな……」

「ああ。戦争で船が出せないからな……」

「他の国も警戒してるしな」

「警戒?」

「ああ。ミレニアムヘヴンが戦争していたのは元々アルコスだったろう。それなのに隣国と言うだけでラーセロを攻撃したしただろ」

「そうだな……それが?」

「だからな。次は自分の国かもと恐れているのだろう………」

 戦争を恐れ、人々は噂する。


 商人は辺りを見る。店は減ってはいない。だが、活気はどんどん減っているのが見て取れる。

 物価が高くなっている。


 食料も兵糧様にと民に回らなくなるだろう。


「どうなるんだろうな……」

「ああ。調停も今回は動けないだろうしな」

 不安な声。調停者が動けない。

 戦争はどこまでひどくなるのか分からない。


「戦争か……」

 ここまでひどくなるのはどれくらいぶりだろうか。


「………大国の前触れ」

 誰かが呟く。

 ここまで荒れるのは歴史に数少ない。だが、ここまで荒れる時には大国が生まれる。


 どこか大国になる?


 その判断を人は見極める。

 そう。――生き残る。ただされだけのために――。




次回は主人公が帰ってきてくれることを希望……。

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