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Never End

----その昔の話。

とある国に盛大な闘いの祭典があった。

『パラダイス』

トーナメント式、二体二、ルールは戦闘不能になるまで闘う。敗者は重傷必至と言わていたが、参加者が耐えなかった。

そこに一人、新たに一人、たった一人型破りな男が現れた!

彼は暗黒の戦士と呼ばれた。

彼は謎の力を持っていた。そしてあらゆる闘いに勝利した。

彼と闘った多くの戦士は死んだ。

逃げようとする戦士は『力』で殺された。

彼が手を挙げる、すると相手は血と肉の塊になっていた!

『パラダイス』は彼自身の物になっていた!

彼はあらゆる戦士にも、馬に乗っている戦士にも、武器を持っていても、ましてや自分より大きくても!動揺しなかった!

だが、しかし、たった一人!彼に勝利した者がいた!

彼は地元で有名な戦士だった。碧眼の戦士と呼ばれていた。

暗黒の戦士はいつものように『力』を発揮した。が、一瞬のうちに彼自身がボロボロで立てなくなったのだ!

彼自身信じられなかった。『力』が通じないとは思わなかった。いや喰われたのだ!『力』が引き起こす『死の空間 ルーム』を!

そして戦士は怒りに怒った!大声を上げ、地面を大きく殴り、ボロボロの体を悔やんだ。そして…


暗黒の戦士の力が暴走した。


暗い空間がスタジアムを包んだ。


すべてがグシャグシャになった中で生存者が三人いた。ボロボロながらも暗黒の戦士、碧眼の戦士と少年だった。少年は無傷だった。

しかし碧眼の戦士は重傷だった。その命は途絶えそうだった。

少年自身生きている理由がわからなかった。

死に際ながらも碧眼の戦士は少年にこう言った!

『お前はルームで生き残った者として彼に目をつけられてしまった…!逃げろ!彼はまだ体の修復をしている!』

碧眼の戦士はポケットから地図を出し、少年に渡した。

『ここから…東にあ…る山にいる…ガーディアンと…いう女に…会え…!』

少年は必死に碧眼の戦士の腕を引っ張った!

『俺は…気にするなァアアァァア!行けェエエエェエエエエエ!』

少年の目に暗黒の戦士が写った。

少年は恐怖で走った。泣きながら走った。何が何だかわからなかった。

200m走ったところで後ろから暗黒の空間が見えた。先には山が見えた。だから走った。


コロシアム消滅の日からその少年の消息は途絶えた。


それから900年後の話である。


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