表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。

旅人達

姉妹の旅路

作者: えふぴー
掲載日:2026/01/13

登場キャラ紹介


クレア・ルーツ

猫の獣人の少女。

クレア・エトロの姉、拳銃を巧みに扱う銃士

お手製の銃で、消音付きの高火力拳銃。しかし装弾数は4のみ。少し大きく重い。

冷静沈着で、視覚での索敵に長けている。しかし、過去の事件により聴覚に難あり。

妹が大好き


クレア・エトロ

猫の獣人。

クレア・ルーツの妹、身長以上の大剣を巧みに扱い、前線を制する重戦士。

姉お手製の大剣を振り回し、とてつもない破壊力を叩き出す。

斬るよりかは薙ぎ払う感覚。

明るくやんちゃ。聴覚、視覚共に長けている。

姉が大好き


世界観紹介

ギルドには、国、街の近くにある依頼を掲示している場所。依頼には、収集,護衛,救助,討伐の種類があるが、救助と討伐はどれも常に死が付きまとうほどハード。代わりに報酬も高いが、進んで受ける人は少数。報酬は依頼者よりギルドに預けられる。



エトロ「そっちはなんか見つかった〜?」


ルーツ「いえ...まだ手がかりはないわ...」


森で遭難した調査員5人の救助依頼を受けていたクレア姉妹、

4人を見つけて救助し、帰還させたが、後1人が見当たらない。


エトロ「ここら辺はあらかた探し終わったよね?」


ルーツ「そうね...一度高台へ登って辺りを見渡してみましょ。

何か見つかるかもしれないわ。」


辺りが見渡せるような高さの丘を登り、森全体を確認する。


ルーツ「...こっちはみたところ異変はないわ。そっちはどうかしら?」


エトロ「こっちも特に...ん?」

何かを見つけたようだ。


ルーツ「どうしたの?」


エトロ「今あそこから鳥の大群が一斉に飛び立ったんだけど...何かあったのかな?」

指さしている方向を見ると、巨大な木から鳥の大群が移動しているのが見えた。


ルーツ「うーん...手掛かりがないよりかはマシね。行ってみましょう。」


エトロ「うん!」


丘を下って目的の場所まで駆けていく。


およそ7分後...


エトロ「多分ここら辺だと思う!おっきな木が一本あるし。」

人が3人ほど隠れれそうなほどの太さがある木が、他の木から離れて生えていた。


ルーツ{...その木の後ろに何かがいるわ。}小声


木の影から、後ろに隠れている黒い影が、はみ出すように少し見えている。


エトロ{ん?ほんとだ!}


ルーツ{エトロは右から行って、私は左から回るわ。}


エトロ{分かった。}


木の裏に隠れている影を挟む様に、武器を構えて裏へ回る。


定位置に着いた後、2人同時に飛び出して隠れている者の正体へ武器を向ける


しかし、その必要はなかった。


エトロ「ひぇっ...」

ルーツ「これは...」


木の裏に隠れていたのは力無く倒れている男の体だった。

体には深い爪痕が残され、顔は原型をとどめておらず、表情もわからないほどに傷が付けられていた。

下には赤い血溜まりがあり、一目で死んでいることがわかる。


エトロ「もしかして...救助依頼の人...?」

ルーツ「待って頂戴...今身分証を確認するわ...このポーチに入っているはず...」


身分証用ポーチには血で赤く染まった身分証が入っていた。


身分証:

名前 アフェル


ルーツ「アフェル...名前も一致しているわ...この人が最後の1人で間違いないみたいね...」


エトロ「間に合わなかった...」


ルーツ「仕方ないわ...依頼内容にも生死の確認は取れていないって書いてあったし、近辺の危険度も非常に高かったもの...他4人が生きていただけでも奇跡な程よ...」


エトロ「それじゃあ...これで終わり?」


ルーツ「そうね...ちょっと待ってちょうだい。今アフェルさんの死亡確認の証拠を集めるわ。」


エトロ「はーい...」

やるせない気持ちで、ルーツの作業が終わるのを待つ


ルーツが死体を漁り、身分の証明、死亡の証明になるものを集める。


ガササ...


エトロ「...ん?今なんか...」


グワァッ!


近くの茂み茂みから音がしたと思った途端、黒い影がこちらに飛び出してきた。


エトロ「うわっ!?」

ルーツ「エトロっ!?大丈夫!?」


大剣で間一髪で攻撃を弾き、事なきを得る。


エトロ「あっぶないなぁ!?」


相手はオオカミの様だ。しかし、口元は血で染まり、爪にも血と小さな肉片の様なものが付着している。

そして同じ様な容姿のオオカミが加えて2匹出てくる。


ルーツが慌ててエトロの隣まで駆け寄って来た。

ルーツ「数では劣勢ね...行けるかしら?」

血で汚れた手を拭い、拳銃を取り出す。


体勢を立て直し、大剣を構える

エトロ「もう大丈夫!行くよ!」


エトロが勢いよく駆け出し、オオカミに重い斬撃を繰り出す。


ガァウ!

ブンッ!


オオカミはひらりと避け、大剣が空を切る音が鳴る


ルーツ「隙だらけよ。」


避けた先をルーツが間髪入れず射撃し、見事頭に命中する。


エトロ「もっかい!」


悶え苦しむオオカミに再び斬撃をお見舞いする。


ガンッ!


避けることは叶わず、鈍い音と共に吹き飛ばされる。


エトロ「後2匹だね?」


ルーツ「こっちから行くわ!」


ルーツが拳銃を1発、オオカミの頭目掛けて放つ。


さっき仲間がやられたのを見ていたのか、オオカミは銃弾をかわす。


エトロ「避けても無駄だよっ!」


ガンッ‼︎


銃弾を避けた先にはエトロの斬撃が待っていた。そのままもろにくらい、同様に吹き飛ばされた。


決死の攻撃か、最後の1匹がエトロに向かって一直線に飛びかかってくる。


エトロ「おねがいっ!」


攻撃に合わせて大剣を上に振り、弾くと同時に勢いのままオオカミは空中へ放り出された。


ルーツ「任せなさい。」


パスパスッ


宙を舞っているオオカミに的確な精度で2発、頭と胴に命中する。


オオカミは落下し、力無く倒れた。


エトロ「お姉ちゃんありがと〜。ナイスアシストだったよ〜!」


ルーツ「エトロもお疲れ様、証拠集めも終わったからさっさと戻りましょ。ここにいたらまた仲間が来るかもしれないわ。」


武器をしまい、走ってその場を後にした。


帰還中は襲われることなく戻ることができた。



ギルドにて...


受付「はい、お疲れ様でした。1人は残念な結果になってしまいましたが...今は他の方の無事を喜びましょう。こちらが報酬になります。」


ルーツ「ありがとう。確かに受け取ったわ。」




エトロの待つロビーに戻ると、さっきまではなかった人混みがあった。

人の波を掻き分けてエトロの場所へ戻る。


ルーツ「エトロ、終わったわよ。お疲れ様...この人混みは?何かあったのかしら?」


エトロ「あっ、おかえり〜。なんかね、有名なパーティの『ランド』がエリートクラスドラゴンの討伐に成功したらしいよ!さすが有名なだけあって強いんだね〜!すっごい量のお金の袋だったよ!」


その話を聞いて、受けた救助依頼とは別に、高難度の討伐依頼があったことを思い出した。しかし、一つ不可解な点が浮かぶ。


ルーツ「あの討伐依頼ね?確かにあったわね...でもおかしいわね...確かあの依頼は4人以上が条件だったはずよ?ランドさんは3人パーティじゃなかったかしら?」


その話を聞いて、エトロが背を伸ばしてランドを見る


エトロ「ん〜?...本当だ...3人しかいないね。3人でも許可が降りたのかな?」


基本的に人数制限は絶対で、見逃してもらえる物ではない。

しかし、過去に特例として許可が出されたとこもあるようだ。


ルーツ「そうは思えないけれど...だとしたら凄いわね...」

少しの疑問を抱えながらも、姉妹はギルドを後にした。


終わり

あけおめになってしまいました...

前回の投稿からだいぶ空いてしまった。

突然キャラが変わったけど、シュヴェルはまだ登場するので、登場キャラが増えたって思ってもらえれば。

次も頑張って書きますん。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ