表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
百鬼徒然  作者: 葛葉幸一
29/37

─禍つ歌い手─

いちねんせいになったら、いちねんせいになったら、ともだちひゃくにんできるかな

ひゃくにんでたべたいな、ふじさんのうえでおにぎりを、ぱっくん ぱっくん ぱっくんと


有名な童謡でだが、この歌、違和感を感じるの僕だけではないず


この歌を歌っているのが1人の子供だとしたら、友達が100人できたら、富士山の上でオニギリを食べる人数は、全部で

101人にならないおかしいのだ。


実はこの歌には、 隠されたメッセージがあると言われている


祖父曰く

紙だなんだと形に残るものは証拠になる。

人にばれずに物事を伝えるとしたら、なにがいいと思う?

口伝だよ。それも直接的なもんじゃねぇ。

遠回しに童歌なんかにするのさ。


昔、とある山に鬼が住んでいる、といわれ、その藩の藩士が、討伐に向かった。

しかし、地位のある人間は自分の身を危険に晒すわけにはいかない。。


そこで、藩士になりたて、(1年目)の人間が討伐に選ばれたのだ。


そして、無事に鬼を征伐できた。

ひとりの犠牲を払って。

オニギリとはつまり、鬼斬りのこと。


鬼を切るために、1人の人間を人柱に捧げたのだ。

この悲劇の由来を元に、この唱歌はつくられたといわれている。


という話を作ってみた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ