─禍つ歌い手─
いちねんせいになったら、いちねんせいになったら、ともだちひゃくにんできるかな
ひゃくにんでたべたいな、ふじさんのうえでおにぎりを、ぱっくん ぱっくん ぱっくんと
有名な童謡でだが、この歌、違和感を感じるの僕だけではないず
この歌を歌っているのが1人の子供だとしたら、友達が100人できたら、富士山の上でオニギリを食べる人数は、全部で
101人にならないおかしいのだ。
実はこの歌には、 隠されたメッセージがあると言われている
祖父曰く
紙だなんだと形に残るものは証拠になる。
人にばれずに物事を伝えるとしたら、なにがいいと思う?
口伝だよ。それも直接的なもんじゃねぇ。
遠回しに童歌なんかにするのさ。
昔、とある山に鬼が住んでいる、といわれ、その藩の藩士が、討伐に向かった。
しかし、地位のある人間は自分の身を危険に晒すわけにはいかない。。
そこで、藩士になりたて、(1年目)の人間が討伐に選ばれたのだ。
そして、無事に鬼を征伐できた。
ひとりの犠牲を払って。
オニギリとはつまり、鬼斬りのこと。
鬼を切るために、1人の人間を人柱に捧げたのだ。
この悲劇の由来を元に、この唱歌はつくられたといわれている。
という話を作ってみた。