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詩集

虎口

作者: しのぶ

我は虎口を逃れたり

余りに不利な賭けに出て

縄目(なわめ)にかかるその前に

逃れしものと覚えたり


天の巡りの不思議さや

計りがたきは吉と凶

(すぐ)なる道と言わずとも

救いを我に伸べたまえ


終わり良ければ全て良し

来し方はいと苦くとも

行く末こそは(かなめ)なり

渡らせたまえその道を


重荷を負いて遠き道

行くこそ(せい)と申せども

いたずらに荷を負いはせじ

雇われ人となりはせじ


計りがたきは天道と

古き言葉に言うとても

天祐(てんゆう)を身に望むのは

常なる人の(さが)ならん



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― 新着の感想 ―
[一言] ついつい口ずさみたくなるのですが、ここはお国の何百里と戦友のメロディが頭から離れません。(笑) 特に5番目がいいですね。 天祐を身に望むのは、常なる人の性さがならん ああ、煩悩は消えない……
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