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体はいつも悲鳴をあげている


骨が鳴る音を聞くと寒気がする。

まるで骨が悲鳴をあげているようで怖いから


筋肉痛になると動きたくない。

筋肉が動くなと言っているようだから


肋骨が痛くなると悲しくなる。

何をしても痛みは消えないから


肺が苦しくなるとイライラする。

まるでこれ以上体を痛めつけないで...そう言っている気がするから


頭が痛くなると嫌になる。

何も考えるなと言われている気がするから


足が痛くなると思い出す。

足の怪我でみんなに迷惑をかけたことを...


内臓が痛くなるとナイフで刺したくなる。

楽になれる気がするから......


いつも...いつも...体は自分に訴える

悲鳴をあげて訴える

これ以上、自分を痛めつけるなと訴える


けど、俺はいつも無視をする。

たまに無理矢理にでも悲鳴を止める。

そうでもしないと

動けなくなりそうだから


それでも体は悲鳴をあげて訴える


自分をいじめないでと


俺は悲鳴を何度でも止める


そのうち


悲鳴は...


キコエナクナッタ


ソシテ


オレハ...


ウゴカナクナッタ





これはノンフィクションであり

フィクションです

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