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命の在り方  作者: けもにゃん
19/81

魔導師として 1

 日の注ぐ日が増え、氷も徐々に溶けてゆき、ようやく人々が外へ出歩くようになった頃、ドレイクの逝去の報は彼の知人のみならず、世界中を駆け巡ることとなった。

 その日からサイの生き方も大きく変わった。

 『ドレイクの息子』は何処にも居らず、『ドレイクが持っていた奴隷』は毎日のように来訪する参列者の対応を行う日々になっていた。

 正しい身の振り方を覚えていたサイは特に大きな問題にもならず、ありふれた奴隷の一人として受け入れられていた。

 ドレイクは有名人であり、国を救った英雄でもあったため、遠方からも毎日誰かしらが会葬し、ドレイクへの想いを述べたり悲しみに涙を浮かべる者が後を絶たなかった。

 基本的にはサイも上級奴隷程度の礼節は身に着けていたため、問題はなかったはずだったのだが、時折サイを見てはあからさまに嫌悪感を示す者がいた。

 サイ自身はそれを特に何とも感じておらず、どちらかというとドレイクのその威厳や品位を貶めないようにしていたため、自分の所作がドレイクの威厳に影響を及ぼしていないかの方面で頭を悩ませていた。

 そんな日々も続いたのは流石に一月までだった。

 埋葬も終わってようやく人の流れが止まり、屋敷の静けさを思い出して心が痛む日々を続けていた頃、既にサイしかいない屋敷に訪問者が現れた。


「御免。……まだ居たのか汚らわしい人族ヒュムノめ」


 開口一番、そう吐き捨てて屋敷に訪れたのはフルークシだった。

 汚物でも見るような目で睨み付け、荷物を受け取ろうとしたサイを払いのけて勝手にそのまま客間の方へ向かった。

 サイは急いでフルークシの後を追いかけ、椅子に手を掛けようとしたが、彼は別の椅子に勝手に掛けた。

 予想外の状況に少しだけ混乱したが、一呼吸置いてフルークシに来訪の理由を訊ねた。

 しかし返事はなく、ただ目を瞑って席についているだけだった。

 嫌な沈黙が流れるところにまた来訪者を知らせる音が響いていた。

 念のためにサイは深く頭を下げて客間を後にし、すぐに玄関へと向かった。


「遅い。人族ヒュムノのくせに客人を待たせるとは随分と良い教育を受けたようだな?」

「申し訳ありません。すぐに客間の方へご案内致します」

「汚らわしい手で触れるな! 戸を開けるだけで十分だ」

「出過ぎた真似をしてしまい、申し訳ありません」


 次に訪れた者は面識が無かったが、大体はフルークシと同じような反応だった。

 サイはすぐに客人用の焼き菓子と紅茶を用意し、彼らの元に持って行ったが、要らないと一蹴された。

 その後も次々と訪問があったが、全員示しを合わせたかのようにサイを雑にあしらい、客間へ入ってゆく。

 特に機嫌が悪いようではなく、訪問がある度に客間まで人を連れてゆく毎に会話の量が増えているようだった。

 そうやって人が集まってゆく中、再度来訪を知らせる音が響き、急いで玄関へ向かった。


「御免。おや? 初めまして人族ヒュムノのお出迎えがあるとは予想していなかったよ」

「初めまして。私、ドレイク様の雑用奴隷だった者です」

「ほう、ドレイク殿が人族ヒュムノを持っていたのは初耳だ。だがまあ、あの方の奴隷というだけあってしっかりしているな。すまないが、客間までの案内を頼もう」

「承知致しました。手荷物をお預かり致します」

「ああすまない。今回は話し合いだけだったので手荷物はないのだ。気遣いありがとう。そう言えば君の名前は?」

「サイと申します」

「そうかサイ君か。私はサガスティスだ」


 その日やって来た客人の中で、そのサガスティスと名乗った竜族ドラゴスだけはとても好感の持てる笑顔でサイに接し、しっかりと握手を交わした。

 彼は魔導師にしてはかなり体格が良く、非常に引き締まった筋肉が服越しにも分かった。

 そして明らかにドレイクやフルークシよりも背が高く、サイからすると会話するには見上げる首が痛くなる程だった。

 彼を客間へと案内し、それからさらに数人客間へ案内すると、客足は途絶えた。

 丁度その頃から客間の方では集った人達の雑談は止み、全体での会話へと変わっていた。


「諸君。本日この場に居る者はご存知だとは思うが、霊幻魔導師であるドレイク殿が逝去された。本来ならば幻老院等でするべき議題だが、この館やドレイク殿と親しかった者達でなければこの問題を解決もできなかったため集まって頂いた限りだ」


 いかにも威厳のある竜人がその場に立ち、全員に聞こえるように話した。


「議題は一つ。今後、この館、基『グリモワール魔導分校』の扱いについてだ。今まではドレイク殿の願い出もあり、私宅として管理して頂いていたが、逝去された今、本来の分校の形として機能させるか否かを皆で協議したい」


 彼の議題を聞いてその場に居る者達は各々考えを巡らせているのか唸り声以外にあまり声は聞こえなかった。


「私からの提案だが、現状の上級魔導師や大魔導師の総数から考えると、とても分校の教員に割ける人員は捻出できない。もう暫くはこの分校は管理人を数名置き、全ての条件が整うまで整備して残しておく方が賢明だと判断したのだが、異論はあるだろうか?」


 彼の言葉に異論こそなかったが、全員思う所があるのかやはり唸り声は聞こえていた。

 というのも、ドレイクの意志で造られたこの屋敷は魔導師としても必要な施設だった。

 現状の魔導師では平等に学ぶ施設というものが存在せず、弟子入りという形でしか学ぶ機会が無かったため、新人は学び難く、教える側はそれだけ時間を割かなければならなくなるため、自身の研究に影響が出てしまうという互いにデメリットが大きい状態であるからだ。

 これに関しては魔導師に関わらず、グリモワールに学びに行ける者は所謂エリートであるため、そもそもの金銭面と家系という優位があるものでなければ入校することすら叶わない。

 世界全体でも問題になっているが、根本的な解決に繋げるための『それだけの教員を確保する』という部分が課題になっているため、未だ弟子入りという形が主流になってしまっていた。

 そのため、進行を務めていた彼も現実を鑑みて開校は見送るべきと発したが、出来ることならば開校はしたかった。


「お話の所失礼するよ」

「貴方は……アツートさんですか」


 話が停滞し始めていた頃、その場にひょっこりとアツートが顔を出した。

 その場に集まっていたのは魔導師のみだったため、アツートの登場に多くの者が驚いていた。

 しかし、進行を務めていた彼やフルークシなども知る通り、ドレイクと最も親交のあった者であることも知れていたため、特に進行に乱れはなかった。

 彼が話題を変えるまでは。


「ドレイクから君らに遺言を渡すようにと言伝と共に渡されていたのでね。抜かりない彼の事だ、君らにとっても気になる話だろう」

「遺言を預かっていたのでしたか。流石はドレイク殿とアツート殿という所ですな。是非、中身を拝見させて頂きたい」


 アツートの申し出により、場の雰囲気は滞ったものから安堵に包まれていた。

 アツート曰く、ドレイクが生前に、死後縁のあった魔導師達が集まってこの屋敷や魔導師達の未来について会議を行うだろうと聞いていたため、彼らが集まる日を事前に聞いておき、遺言を持ってくるよう伝えられていた。

 全員の前で封を開け、中に入っていた遺言の内容を確認すると、そこには彼らが期待していなかったことが綴られていた。


『その屋敷に居るはずの人族ヒュムノであり息子である、サイを私の名を持ってグリモワールに推薦したい』


 遺言の初めに書かれていたドレイクの願いだった。

 それを見て多くの者が唖然とし、その眼を疑っていた。

 しかし後の分を見ても記載してある内容は大半がサイの今後の処遇やどういう人物かの情報にについてばかりであり、彼らが最も期待していた屋敷の分校としての復興等は軽くしか記載されていなかった。

 それを見て多くの者が呆れる中、部屋内に響き渡る程机を激しく叩きつけた者がいた。


「ふざけているのか!? あんな、あんな人族ヒュムノの小僧をグリモワールに入れろだと!? ならば私はどうなる!? 父上にも頼れず、私がどんな思いでドレイク殿の元を訪れ、教えて頂ける全ての知識を必死に学んだ私は!!」


 怒りに顔を歪めたフルークシが場を戦慄させていたが、彼の境遇を知っているその場の者達は、寧ろ同情していた。

 というのも彼こそがドレイクの元に訪れた一番弟子だったからだ。

 息子のように大事にしてもらい、後から訪れた弟子達の師範になれるほどの腕前を持っており、だからこそドレイクの身に降りかかった不幸もよく知っていたため、彼の元を離れてからは独学で必死に学び、ドレイクと再会する頃にはグリモワールで教鞭を執る程の魔導師になっていた。

 彼は『若き天才』と称されるほどの努力を積んだのにも関わらず、遺言の中には彼の名前はおろか、サイと屋敷の事以外一切触れられていなかったことが彼の逆鱗に触れた。


「大体いくらドレイク殿と謂えど、そんなふざけた願いが聞き入れられるわけないだろう! 人族ヒュムノに必要以上の知識を与えることは法で禁じられている上に、そもそも魔竜種マグネリア以外は魔導師になれん!」

「私は見たがね。彼が魔法を使う所をこの目でね」


 激昂したまま誰に向けて発したわけでもないフルークシの言葉に、アツートはさも平然と答えて見せた。

 それを聞いてフルークシは怒りを通り越したのか、呆れた様子でアツートを見つめた。


「何を言い出すのかと思えば……。アツート殿もご冗談がお好きなようだ。貴方も魔法を学ぼうと志した身でしょう? 魔導師以外が精神世界メンタリカを認識する事は不可能であることが証明されたではないですか」

「いいや。私は半分、自分の置かれている状況を鑑みて医者としての本分を見失うべきではない、という建前で諦めただけだよ。だからこそサイ君は魔導師になれたのだろう」

「ふざけないでいただきたい。貴方が数周節本気で学んでできなかったことがたった数節で出来たと?」

「たった数節ではない。精神世界メンタリカを認識したのは半月掛からず、魔導の基礎を学び始めたのは一節にも満たっていないと語っていたよ」

「だから人族ヒュムノの魔導師を認めろと? そもそも違法だ。それを分かってて仰っているのですか?」

「横から口を挟むが、私は賛成だ」


 ピリピリとした空気が流れだした頃に、二人の間にサガスティスがそう言い放った。

 そうしたことによってアツートへの怒りの矛先はサガスティスの方へ向いた。


「貴方は分かってて言っているのか? 人族ヒュムノがどれほど狡猾で凶暴な生き物か分かってて言っているのか!? そんなものが魔法を覚えたらどうなるか分かっているのか!?」

「どうにもなっていないのが現実だろう。そもそもここでそんな不毛な議論を続けるよりも本人を連れてきた方が早いだろう?」


 少しずつ熱くなっていくフルークシに対し、サガスティスは極めて冷静に答えていた。

 明らかに苛立ちを募らせているフルークシは次々と人族ヒュムノに対しての罵詈雑言を並べていたが、サガスティスはサイには関係無いと一蹴していた。

 そんな二人にその場に居た他の魔導師達は、怒りが自分に向かないように静かに二人を見ていたが、いつの間にやら部屋を抜けていたアツートは部屋の外で掃除をしていたサイを見つけて連れてきていた。


「ほら連れてきたぞ。この子がサイだ」

「初めまして……」

「そんなみすぼらしい奴隷が魔導の天才だと? 冗談もいい加減にしろ!」

「そうは言っても事実だ。そうだろう? サイ君」

「いいえ。僕は魔法など使えません」


 サイの放った一言は意外なものだった。

 それを聞いてアツートも若干驚いた表情を見せていたが、同時に不思議そうな表情も見せた。

 アツートは実際に、サイがドレイクを救うために命懸けで魔法を使っていたことを知っていた。

 その上読み上げた遺言書には『純粋な知識欲から魔法を学んだサイに対して、危険性や責任をしっかりと教えたつもり』と書き綴られていたからだった。

 この場でサイが嘘を吐く必要性がアツートには見つけられなかった。

 しかし何度アツートが問い質しても答えは変わらず、それを聞いていたフルークシは大声で笑っていた。


「アツート殿は幻でも見たのかね? だから言っただろう? 所詮は人族ヒュムノなのだと」

「……そうか。分かった。サイ君、急に連れてきてすまなかった。仕事の続きに戻ってくれ」

「すみません。失礼します」


 サイがそう言って頭を深く下げ、部屋を出ていくとフルークシはもう一度笑ってみせた。

 ドレイクとアツートの誤算は、サイが魔法を覚えたいから必死に勉強したと感じていたことだった。

 サイにとっては魔法を使えることはさほど重要ではなかった。

 そのためサイが魔導師としてきちんと修行し、魔法を使えるようになっているという事実は、ただ徒にドレイクの評価を下げることになると感じたため何も言わなかった。

 結局その後は遺言書とサイの一件が逆に良かったのか、停滞していた屋敷の話題を全員でキチンと話し合う流れができていた。

 そんな中、サガスティスはそのやり取りに関してあまり納得していなかった。

 そのためか、会議の途中で彼は一度席を立つことにした。

 理由は一つ。サイが何故アツートの説明と真逆の事を口にしたかを聞くためだった。

 広い屋敷の中を探し回っていると、キッチンの方に向かっているサイの姿を見つけ、声を掛けた。


「おお、いたいた。サイ君。ちょっといいか?」

「サガスティス様。どういったご用件でしょうか?」

「別にそんな畏まった話じゃない。ただ君は本当に魔法を使えないのかが気になっただけだよ」

人族ヒュムノが魔法を使えるはずがありません」

「ほう。ならアツート殿が言ったことはあの場を混乱させるためのデタラメか?」

「いえ、恐らくドレイク様の傍に私が立っていたため、見間違いをされたのではないでしょうか」

「見間違いか……。確かにあり得なくもないな。時間を取ってすまない」

「いえ。私こそご期待に添える答えを、返せず申し訳ありません」


 二人はそんな会話をし、サイはまた深く頭を下げてサガスティスを見送った。

 客間に戻るとサガスティスは迷わずアツートにサイが魔法を使った際の状況を詳しく聞き直した。


「私が見間違った……。と彼は言ったのかね?」

「はい。確かに私にはそう答えましたが」

「ここで話すのはなんだ。一旦外に出よう」


 当然見間違える状況ではなかったアツートはサガスティスと共に部屋を出て、外でその際の状況を詳しく話した。

 サイがドレイクを救うために魔法が使えることを明かしたことと、その後治療のために魔法を使っていたこと。

 そしてそれ以前に会っていた時は、一切魔法が使える素振りを見せず、はっきりと使う意思がないことを述べた事も話した。


「やはりか……。あの様子だとあの子は確固たる証拠が無い限り隠し通すつもりだな」

「それはまずいのか?」

「いや。それで何か問題が発生するとは思えないですが、私としては問題は人族ヒュムノが魔法を使えることではなく、それだけの才能を持った子が、そのまま埋もれてゆく方が心配なのです。もし、ドレイク殿の書き残したこととあなたの証言が全て本当なのだとしたら……それこそ今までの魔導の歴史を変えてしまうほどの逸材ですよ」


 それを聞いてアツートはなるほど。と呟いた。

 そしてアツートは一つサイに関する事を思い出し、閃いた表情をしていた。


「ドレイク以外の人物の前ではあんな調子でどこにでもいる奴隷だが、二人きりの時は親子として接していたとドレイクが語っていたよ。当然彼が使っていた部屋もあるはずだ」

「そうか! その部屋ならばサイ君が魔法の勉強をしていた痕跡があるはずか。……彼らには悪いが、少しだけ物色させてもらうか」

「それを私の前で堂々と言うかね?」

「あなたとてこのままドレイク殿の想いが無碍にされるのは嫌でしょう? 是非とも手伝っていただきたいだけですよ」


 サガスティスの申し出にアツートは勿論と答え、二人で手分けしてサイが使っていた部屋を探すことにした。

 寝室になっている場所は、既に診察で訪れたアツートが知っていたため、その部屋の傍だろうという事は推理できた。

 元々寮としての機能も想定されていたため、寝室の数はかなりあったが、同時に離れて設置されていることはないだろうと一部屋ずつ開けて回った。

 そして一室のみ施錠されて開けられない部屋があった。


「なるほど、証拠は決して見せないつもりだったようだな。こうまでして隠そうとするとは逆に勿体無い……」

「少々強引ですが魔法で開錠しましょう」

「そんな事が出来るのか?」

「魔法で出来ない事はほぼ無いですよ。但し、どんな魔法も使うもの次第で便利なものにも危険なものにも早変わりしますがね」


 そう言うとサガスティスは魔法陣を構築し、あっという間に開錠してしまった。

 ゆっくりとドアを開けて中を覗くと、かなり物が散乱した状態の部屋が姿を現した。

 言うまでもなく使用した痕跡があり、中に散らばっている物は基本的に使い込まれたノートが殆どだった。

 そしてサガスティスはその内の一冊に目を通し、書かれていた内容に目を疑った。

 まずはその記載された情報量の多さだった。

 ノートには可能な限り隅々まで使い切られており、文字通り真っ黒なノートが殆どだった。

 そして次に書いてある内容そのものに驚愕した。

 サイが我流で生み出した大量の魔法陣は全て本来ならばあり得ないものだったからだ。

 新たな魔法陣の構築は、普通波の魔導師では出来るものではなく、熟練した魔導師が数節掛けてようやく一つ生み出せるようなものだった。

 それがその散乱するノートを数冊手に取ってみるだけでも一月に一つのペースで生み出されていたからだった。

 アツートは魔法をよく知らないため、単純にその努力量に感心していたが、サガスティスは身震いしていた。

 それほどの天才が存在していることも、そしてそれだけの才能を持ちながら、その全てを体裁のためにひた隠しにしようとしている事も信じられなかったからだった。

 すぐさま散らばっているノートの中から出来る限り複雑な構築式が記載されているものを何冊か手に取り、足早に客間へと戻っていった。


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