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覚醒しました。ただし強いとは言ってない

どのくらい経ったのだろうか。

俺は129秒数えたとこから数えるのをやめたからわからん。

いや集中しないと当たって痛いからだからな。


俺はスライムの攻撃を躱し続け、ついにスライムが消えていった。

『やたー、ついにスライムたおしたぞー。これで先に…』


ビュン

『見切ったあぁぁぁ』

俺はスライムの攻撃を難なく躱す。


スライムはその勢いで鬼の様な黄色の4mくらいのモンスターに突っ込んでった。

ぺち…ビュン…べちゃ


『俺の苦戦したスライムを一撃だと…』

つまり俺と同じくらい強い、こいつできるな。

「がぎゃぎゃがぎゃぎゃぎゃ」


ビュン

黄鬼(仮)は縦に拳を縦に振ってきた。

『その程度の攻撃よゆーだぜ』

俺はその拳をギリギリで躱した。


『あ、やべ思ったより早いかも…』

俺はさっきのスライムを倒したから調子に乗ってたわ。

当たったら防御力スライム以下の俺は確実にやられる。

ここはとにかく躱すしかないっぽいな。

集中していくか。


黄鬼(仮)はさっきと同じように拳を振りかぶってきた。

俺は拳を避けようと真横に移動した。

拳は俺を追って曲がってきた。

『あ、スライム躱しすぎて直線でしか考えてなかったわ』

そして俺に…


俺はこんなところで終わるのか。

あぁ、短かったな俺の異世界人生。

この世界に来てから何やったっけ…

スライム躱したり、身体貫かれたり、スライム躱したり、スライム躱したり、スライム躱し(ry

つまり、豆腐とスライムと痛みだと。

……

………

…………終・わ・れ・る・か

は、なんか使えるようになった気がする。


黄鬼(仮)の拳は俺を直撃する前に何かに当たり止まった。

俺を守ったもの、それは土鍋だ。

「ぐぎゃっ!」

黄鬼(仮)はムキになって何度も何度も殴るが土鍋はビクともしない。


俺は一人考えていた。

召喚能力が俺の力なのはいい。

脳内選択肢がネギ、醤油、削り節、土鍋ってなんだよ。

湯豆腐になれと…

完全に俺、豆腐やんか。


「ぐぎゃぐぎゃぁぁ」

黄鬼(仮)が殴るのをやめて少し離れていった。

『よし諦めて逃げていったか』


黄鬼(仮)は4つんばいになり口をこっちに向けて開いた。

そして口の中に魔法陣が浮かび上がる。

俺の前にあった土鍋は消えてしまった。

『え、ちょ、土鍋さーーーん。これやばくね』

その魔法陣から炎が出てきて俺は……


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