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新型ウイルス(人前で鼻ほじっちゃう)

作者: 豚化萌え
掲載日:2026/09/15

元ヤン40代後半女性社員が油断して鼻ほじってるの、現実世界で見たことあります。(^^;)


鼻ほじっているのを見られた時の気まずい表情・・・あれって何であんなに魅力的なシチュエーションなんですかね。

 ある日、オフィスにて課長である私は驚愕した。

 隣のデスクで部下である元ヤンの40代後半女性社員が隠すこともなく、鼻をほじっているのだ。

 

 元ヤン40代後半女性社員

「何、見てるんですか?」


 課長

「いや、鼻ほじってんなと思いまして。」


 元ヤン40代後半女性社員

「何か無性にほじりたくなったんですよね。でも別にいいでしょ。減るもんじゃないし。また、ほじほじするわ。」


 そうして元ヤン40代後半女性社員の指には鼻水まじりのハナクソがついていた。しかし、一向にやめる気配がない。


 通常時であれば、鼻ほじりを目撃された時点で、見られてしまったという感じでハッとして鼻ほじりをやめるわけだ。実際今までも元ヤン40代後半女性社員が鼻ほじりしているのを目撃して目が合った時には、ハッとして鼻ほじりをやめていた。

 しかし今日に限って、元ヤン40代後半女性社員は鼻ほじりをやめない。むしろ鼻ほじりにより、鼻の穴が広がっていくのを見せつけるかのように、しきりに鼻をほじっている。


 元ヤン40代後半女性社員

「あ、でもこれ以上やったら鼻血が出ちゃうかも。よし、いったん鼻ほじほじ休憩。」



 ストレスとかで頭がおかしくなってしまったのかなー?そこまで仕事の負荷はかけていないはずたが、仕事以外にも家庭のこととかいろいろあるのかな?

 ま、鼻ほじりぐらいでストレス解消してもらえるならそれで良いか。汚いけれども会社にいる時だけ鼻ほじっているのだったら、大目に見られる。



 と、この時点では思えていた。



 昼休みが終わって、廊下にて比較的綺麗な50代女性管理職、太った50代女性管理職、20代後半女性社員と会話する。


 女性3人

「課長、見ました?元ヤン40代後半女性社員がヤバかったんですけど。昼休み中に休憩室でずっと鼻ほじってたんですよ。気が抜けた時に鼻ほじることは人間あるかもしれないと思うんですけど、見られたら普通、鼻ほじるのをやめますよね。こっちが見ているのに気づいていたのに、鼻ほじほじをやめなかったんです、汚い。」


 私は午前の勤務時間中も元ヤン40代後半女性社員が鼻ほじりをしていたことを説明し、

「なんかストレスでもあるんじゃないか。汚くて良くないことだけど、会社内でおさまる分には良いんじゃないかなと思ってる。さすがに営業先では、やらないだろうし。」


 女性3人

「いや、外部の人の前でもやりかねないと思いますよ。だってさっき鼻ほじりながら、トイレに行ってましたし。掃除の人とか、ドン引きしてましたよ。」


 まじか。これは注意しないといけないかもな。

 人前で鼻ほじりをしてはいけませんなんて、相手が小学生なら分かるが・・・とはいえ仕方がない、私は課を統括する立場だから、課や会社の業績に響きそうな行動は、例え常識的なことでも指摘しなければいけない。


 すぐさま元ヤン40代後半女性社員のところに向かう。案の定、元ヤン40代後半女性社員は鼻をほじりながらパソコンで文書作成をしていた。


「大人の女性にこんなこと言うのもどうかと思いますが、人前で鼻ほじるのってやめられないですか?」


 元ヤン40代後半女性社員

「褒められた行為じゃないのは分かるんですけど、何かやめられないんですよね。鼻ほじってると落ち着くんですよ。」



 なるほど、やはりストレスか。私生活で何かショックでもあったのだろう。

 とはいえ見過ごすわけにはいかない。


「そういう精神状態なのかもしれませんけど、可能ならやめてほしいです。印象が良くないですから。」


 元ヤン40代後半女性社員

「そうは言っても、私だってやめられないんですよ。」

「あれ、あっちを見てください。皆も、鼻をほじってるじゃないですか!?」


 そう言われた方を見てみると、そこにはさっきまで私と話していた、比較的綺麗な50代女性管理職、太った50代女性管理職、20代後半女性社員の3人がいた。いたのだが、何と全員が鼻をほじりながら話をしている。


 驚いた私は、女性3人のところへ行く。

「おい、なんで君たちまで、鼻をほじっているんだ!?さっきまで元ヤン40代後半女性社員が鼻ほじっているのを汚いとか言っていたのに。」


 女性3人

「いや何かですね。急に鼻をほじりたくなりまして。そして鼻ほじってると、凄く精神的に落ち着くんですよ。人前で鼻ほじるなんて、何だか快感です。課長も一緒に鼻ほじほじしませんか?」


「しないよ!」


 女性3人

「あ、ほじほじしてたら・・・・はっ、はっ、はっくしょーん!」


 その瞬間、女性3人の鼻水やハナクソが混じった飛沫が私の顔に飛んできた。


「き、きたねー。」


 女性3人

「ごめんなさい課長。」


 ごめんなさいと言いながらも、女性3人は引き続き鼻をほじっている。

 そんなに鼻をほじっていたら、鼻の穴が大きくなっちゃうぞ。3人のうち1人の顔は整っていたので、せっかくの整った顔が台無しになっていくぞと思いながらも、飛沫のかかった顔を洗うためにトイレに入る私。


 トイレの鏡の前で顔を洗おうとした瞬間に、発熱を感じては私は何だか気を失っていた。


 目を覚ますと、私は無性に鼻がムズムズしていた。

 気が付くと鏡にうつる私は、鼻をほじっていた。


 「これはこれで良いかもしんない。よし、このままオフィスに戻ろう。」


 私は鼻をほじりながら、オフィスへと戻った。


 元ヤン40代後半女性社員&女性3人

「あ、課長も私達の仲間入りですね。うれしいー!」



 そうして社員全員が我慢せずに気兼ねなく鼻をほじれる会社となっていった。


 社員全員の会議

「とはいえ、このままじゃあ外ではなかなか鼻ほじれないですよね。営業の社員が全員、鼻ほじってたら変な会社って思われてしまう。鼻を自由にほじれるのはこんなにも気持ちいいことなのに。何とか皆、感染するようにしていきたいですね。」


 ということで会社として通勤電車や出張先、プライベートでも人の集まるところで思いっきり飛沫を飛ばす作戦を立てた。それこそ満員電車だったり、飛行機の中だったり、プロ野球のドームでの試合だったり、人気アーティストのライブだったり。いろいろな閉鎖空間で飛沫を飛ばすことで、多くの人が人前で鼻ほじっちゃうウイルスに感染していった。


 1か月もしないうちに、可愛い女子アナウンサーも鼻をほじっているし、総理大臣も鼻をほじっている。

 遺伝子の特性なのか、なぜか日本人以外には感染しないが、日本人の実に90%以上が人前で鼻ほじっちゃうウイルスに感染していた。

 人前での鼻ほじり・・・慣れないうちは、「はしたない」という思いも強かったが、慣れてくると人前で鼻ほじりできるっていうことがとても幸せに思えてくる。


 ホント、人前で鼻ほじりできる日本人でいられて最高!

 人前で鼻ほじりできる国家、日本よ、なんて素晴らしい国なのかしら!

終わらせ方がテキトー(^^;)


ま、それはそれで。



明日から全社員(特に女性社員)が隠しもせず鼻ほじっていたら・・・とかって妄想するとメッチャ面白いです。

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― 新着の感想 ―
途中までエッセイだと思って読んでました(((( ;゜д゜))))3人が鼻ほじり始めたとこでやっと気づきました! 面白かったです。もっと長くても読めました。 みんな鼻ほじったあとどうしてるのか気になりま…
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