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セプター  作者: HIMAORG | ひまおーぐ
一日目
6/37

マルクス、初ループを経験する

エンゲルスと別れ、自宅へと帰投する。


「知恵・戦略・工芸の女神アテナよ、マイページを寄越せ。ブヌテュリニイ・パスパルト!」


私の住所を確認して、プラグインの地図を見ながら歩く。街中を通る河川があり、そこには橋が掛かっている。私はそこを渡っていく。


橋の中腹で人影が動く。


人影が何かを使用すると、たくさんの憶質蝶が飛び出す。


「ラーメン!」


人影が神への祈りを言語化すると、それに応えるように何かが金色の炎に包まれる。


金色の炎が移動する。


ギロチンが成形される。


寝台の顔の位置に、斜めの刃が垂直に成形される。


人影は寝台に寝そべり、顔の位置を調整する。


留め具を外し、刃が落下する。


人影の首が落ちる。


その瞬間、マルクスの意識が混濁する。


目を覚ますとそこは教室で、私は教壇に立っていた。


あの人影の死亡がトリガーとなっているのだろう。


あの人影を救わなくてはならない。

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