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セプター  作者: HIMAORG | ひまおーぐ
一日目
1/37

マルクス誕生日

「誕生日おめでとう、マルクス。207歳の誕生日だ」


「ありがとうフリードリヒ。メスガキ教団も設立1周年だ。共に祝杯を上げよう」


マルクスとエンゲルスはカルピスで乾杯した。


「君に贈り物が届いていたよカール。差出人は天空・雷の最高神ゼウスだ。開けてみよう」


革命的な包装紙の中の革命的な箱の中には豪奢な装飾を施し【セプター#33550336】と記載された本がある。


「随分と特殊な装丁だな」


革張りの装丁・表紙には赤い魔石。魔石内部には七色の蝶が封印されている。マルクスは笑みを浮かべる。


「マルクス的快感というやつだね。その気持ちは分からんでもない」


エンゲルスはそう言いながら、同封されていたゼウスのメッセージを読み上げる。


「プロレタリアを救ってみせよ、マルクス。__これだけだ。あとは何も書いてない」


「プロレタリアを救ってみせよ、か。メスガキ教団だけじゃ足らなかったかね」


「あれはアヘンだからな。下部構造も変えなければ、ゼウスは納得しないだろう」


「メスガキはプロレタリアのアヘンである、か。エンゲルスよ、私は再び立ち上がると誓う」


「その意気だ」



*地下2階へ*



マルクスとエンゲルスが滞在しているホテルの地下2階には、憶質探査装置バスチアンがある。セプターという新たな記憶装置を読み取ったり書き込んだりするためには、この装置を使う必要がある。【セプター#33550336】をカートリッジに接続し、マルクスとエンゲルスは生命維持装置に入った。


これで人体の上部構造はセプターに取り込まれることになる。

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