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「ガイアの神」(みこ)の子 ファン・オーウェン・スプリングフレア

世界が一つ大陸だった頃、天は、生命をつくった


ある悪しき一族の者たちは、ある過ちと禁忌を犯して、天がつくった生命から、神なる生命を生み出した


その神なる生命は、災いの現況にとかして、ある国を破壊して、壊滅させた


その時、天から神々しい神なるフェニックスが降り立ち、親愛なる者たちを守り、その生命を滅した


神なるフェニックスは、天に帰って行った




プロローグ


「モンスターファーム ワールド」


それは、天(神)がつくった「円盤石モンスター」(ディスク・モンスター)と呼ばれるモンスターがいる世界


そのモンスターに神なるフェニックスとドラゴン ムーがいた


神なるフェニックスとムーがつくった王国を「ガイア王国」と「ムー王国」と呼んだ


「ムー王国」の悪しき者たちが、世界を征服するために、「ガイア王国」の宝石「ガイア石」(ガイアタイト)を利用して、神なるムーをつくり、戦争を起こした


そのつくられた神なるムーは、「ガイア石」に封印さられていたディアボロスが憑いて生まれた偽りの神なるムーだった


「ガイア王国」は、神なるフェニックスの守りで守られ、滅亡を逃れたが、「ムー王国」は、神の怒りに触れて、滅亡してしまった


神なるフェニックスは、親愛なる者たちを守り、ムーの身体と魂を分離させて、ディアボロスを封印した


神なるフェニックスは、天に帰って行った




現実世界


モンスターファーム ワールド」は、「モンスターファーム」シリーズの最新作のオープンワールドシュミレーションフリーゲーム。モンスター系ゲームで、バトル、探索、育成など、自由なことができる。ファンタジーとモンスターが好きな俺は、モンスター系ゲームも好きで、「モンスターファーム ワールド」もよくやる。現代じゃ、ポータブルだから、どこでもできる。

 

 この「モンスターファーム ワールド」は、「モンスターファーム」シリーズのゲームだけど、みんなは、知らない。


「モンスターファーム ワールド」は、本当にあるってことを。


 俺は、桜焔(おうえん) 元気(げんき)。本当の名前は、ファン・オーウェン・スプリングフレア。「モンスターファーム ワールド」の「ゴッド・ガイア・マジシャン・ガーディアン」だ。

「元気!ドームで「モンスターファーム」シリーズのことをやってるんだ!見に行かないか!」

「ゴメン。俺、用があるから、パス。家の留守番しなきゃならないんだ。」

「それじゃ、仕方ないか。お前のおじさん、また旅に出て行っちゃたのか。留守番をするのも大変だな。」

「おじさん、旅が好きなんだ。考古学者だから。」

俺の本当のことは、この現実世界では秘密。ファンタジーとモンスターが好きな普通の小学生だ。現実世界の学校には、通ってないんだけどね。

「ファン。良いのか?行かなくて。」

紫色の宝玉がモンスターに変わって、俺に語りかけてきた。こいつは、「ゴッド・マジシャン・ガーディアン・モンスター」のギタン ギズメア・メギドシア。俺のパートナーだ。「モンスターファーム ワールド」のモンスターには、「ガーディアン・モンスター」と呼ばれる「ガーディアン」のモンスターがいる。ギズは、その「ガーディアン・モンスター」系の一族なんだ。

 現実世界では、「モンスターファーム ワールド」のモンスターは、普通の人には見えないけど、「モンスターファーム」シリーズをやっている人や俺たち「モンスターファーム ワールド」の人には見える。

「良いんだよ。あっちの世界に行けば、本物のモンスターに会えるし、パートナーのお前と一緒にいるのが良いんだ。」

 

 この屋敷は、おじさんの家。おじさんは、(さかき) 十朗(じゅうろう)。本当の名前は、ハワード・ルシアクリス・クロスフィールド。俺の一族の親族のおじさんで、「モンスターファーム ワールド」の「ゴッド・ガイア・ガーディアン」だ。パートナーモンスターは、「ゴッド・ガーディアン・モンスター」のガリ アージュワンとエンジェル シエルだ。おじさんは、冒険家考古学者の神父で、旅に出て行く時は、教会を閉める。

 おじさんの屋敷の教会が、現実世界の召喚地。「モンスターファーム ワールド」の「ガイア人」は、どこでも行き行き来することができるけど、力を持たないガイア人以外の人とかは、召喚地を使う。召喚地を使うと、移動先の召喚地に指定されている神殿、遺跡などに行ける。

「あちらの世界に行きたくなったら、教会を使うと良い。教会に鍵をかけておけば、入って来ないだろうから。」

「鍵掛けなくても、結界で見えないんだから、入って来ないよ。」

「ファン。ここもお前の家だ。いつでも帰って来なさい。」


“ファン。我が親愛なる「ガイアの神」(みこ)の子よ。”

“エバー。”

「ガイアの神」は、「神の力」を秘めた「ガイア人」のこと。「神の力」を秘めた「ガーディアン」を「ゴッド・ガーディアン」と言う。俺は、「ゴッド・ガイア・ガーディアン」なんだ。

“ディアボロスが、ナーガに憑いて、ムーの身体を探している。私は、力を使い果たし、万全ではないゆえに、眠りについていなければならない。ギズメアと「ガーディアン」の名のつく者たちと共に旅立ち、ナーガに憑いたディアブロを滅してくれ。お前たちのゆくべき道は、「ガイア石」が導いてくれる。”




「モンスターファーム ワールド」


ここは、「ガイア町」にあるファイの仲間のヴァージアハピ ハピのモンスター専門の孤児院。この世界での俺の住みかだ。俺は、エバーの力で、この「ガイア町」の神殿に「召喚」されたんだ。

「おかえり。ファイ。」

「ハピ。みんなは?」

「アジトにいると思うけど。」

アジトというのは、ファイとディオンの店「ハック」のこと。


このホテルみたいなところが、アジト「ハック」。依頼主とかを泊められる。

アジトに入ると、幼馴染みと仲間が出迎えてくれた。トレジャーハンターのハム ファイ、ファイの相棒のハンターのライガー ディオン、幼馴染みのフォリーのパートナーのスエゾー ギョロメ。

「おかえり!ファン!」

モッチーがハグしてきた。こいつは、ペック。俺のパートナーだ。こっちの世界で発掘した「円盤石」から生まれた。


俺は、エバーから聞いたことを話した。

「「ガーディアン」を探さないとな。」

「その必要はないよ、ファン。」

「ガイア石」(ガイアタイト)にモンスターのみんながに翳すと、光輝いたた。

「お前たち、「ガーディアン」だったのか。」

「ファイとディオンは、幼馴染みの「ゴッド・ガーディアン」なんだ。俺が封印を解けたのは、ファイとディオンが、俺に力をくれたからなんだ。」

「俺たちもエバーからの言伝ても聞いている。お前と共に行くよ。」

「お前ら、仕事があるんじゃないのか。」

「休暇するよ。依頼がない時は、仕事と店は休むんだ。」

「私も行くわ。私も「ガイアの神」よ。」

「フォリィ。」


 



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