今、物凄くやりたいこと。焦燥
注意事項1
起承転結はありません。
短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。
注意事項2
順繰り、軽いシリアスになっていきます。
今物凄くやりたいこと。その一、執筆。その二、ゲーム。という訳で、相談に乗ってもらうことにした。
「執筆もゲームもやりたい!! 私分裂出来ないのかな。後で同期とかして」
私は所持したスマホを両手に握り締めながら、彼に向けた。片方にはメモアプリ、もう片方にはゲームのログイン画面が広がっている。何方もやりたい事。今やらねば錆び付くもの。故、迷っている。
彼は冷ややかな双眸をきょろり、きょろりと一拍置きながら、目の前の文庫本に目を落とす。どうやら好みの作家の新刊が出た様で、邪魔するなの空気に出している。
それでも会話に付き合ってくれる気はある様だ。皮肉混じりにだけど。
「何時から人間辞めたんだ。あぁ、生まれた時からか」
「失敬だな。君は」
常日頃の狂人振りを見ているせいか、彼の私に対する扱いは冷淡なものだった。最初は結構可愛い反応してくれてたんだけど。まぁ、慣れというのは末恐ろしいものである。
彼は本に目を移しながら、一般的な折衷案を提示する。
「どっちもやれば良いだろ。どうせ明日は休日何だし」
「全て飛ぶのよ。全て。電子機器には私の想像力を奪う能力があるから。だからどっちかしか出来ないの。仕事して終わったらいざと思ったら、全部忘れてるもん。ゲームのレベリングだけでも忘れるもん」
「スマホで執筆してるお前が言うことか?」
……それとこれとは別のお話と言いますか……。手書きな文字は最早読めないレベルの汚さだし。どれ位かと言えば母に『ミミズが這いつくばった』もの。最早字じゃない。だからスマホは別なのです。
此処まで駄々を捏ねると、大きな溜息一つを残し、真っ直ぐに私の目を見て言い放つ。心臓を抉りにかかる鋭さだった。
「一体何を焦ってるんだ? 書けなくなる自分か? それともキャラ育成の遅れか?」
「どっちも」
君は分からないだろう? 書けなくなる恐怖が。私にとって書くという行為は、世界を見るのと同じ事なんだ。私の生き様なんだ。生き様を奪われた人間がどうなるか知ってるか? 灰になるんだよ。
それでも……同じくらいゲームに依存してる自分がいる。ダラダラと、縺れた関係を続けている。スッパリ別れられれば良いんだが。味を占めるとどうにもまた繰り返す。うん。うん。でもそれだから。
「結局焦燥を感じている時が一番楽しい。虚無が一番しんどい。だからきっと今が一番幸せなんだよ」
私はそう言うと、ゲームにログインをした。周回は勝手にやって貰おう。その間に執筆だ!!
オマケ
「ねーねー、渡ちゃん居てくれたら多分スタミナ回復すると思うー」
「埋めるぞ」
「怖っ」
オマケについて。
幻想奇譚の渡が好きです。
私が書いた中で、正統派に清楚で、本当に可愛い……。
作者とルビ付ける位には。
でも、作者のなけなしのお嬢様成分の固まりなので、似ても似つかず。
近寄ったら周りに止められるレベルです( '-' )
スマホゲームが好きです。
イベントって結構頻繁に来るじゃないですか。
両立出来ないかなー。と思って出来た話。
難易度を分けて戴きたく……。
素材集め用の内容と、高難易度を……( ˙꒳˙)
という気分です。でも理性は戻らない( '-' )
まぁ、それは置いといて。
ある程度キャラが育って来ると、やる事を見出せなくて、虚無になるんですよ。
(難易度難しくて、結構キャラ育成に夢中になる( '-' ))
そうなった時、ほんとうに虚しくて。
だったらやる事多い方が楽しいだろうなーと。
という訳で、今が幸せ!! LET'S GO!!∠( ’ω’ )/