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閑話.琴音としての初めての買い物

時系列的に海以降お盆前の話となります。

夏休みも中盤。夕飯も食べ終え、いつもの面々が帰ってから俺は悩んでいた。


「そろそろ買った方がいいよな」


男性であろうと女性であろうと必要な物。琴音として最初に支給されていたものもそろそろ限界を迎えようとしている。恥ずかしいとか悩んでいる場合でもない。無くなればもっと恥ずかしいことになるんだから。


「下着を」


買おうとは思っていたさ。幾らなんでも下着なしで生活なんて出来るとは考えていない。人としての尊厳とかのレベルだし。だけど女性の下着売り場に入る勇気が出なかった。


「一つが駄目になったんだから、他も近いレベルだよな」


何せ使い回していたんだから。損耗率を考えると皆同じような物だろう。


「だけどやっぱり一人で行くのは」


気が引けるというか何というか。そこら辺は男としての意識が邪魔をするんだよな。買うという目的があっても近寄りがたい。やっぱり道連れは必要だ。


「他の人は全く気にしないだろうけど」


流石に俺だって男性の人を連れて行こうとは考えていない。それどころか男性の知り合い自体が少ないから。馬鹿の筆頭共を呼んだらカオスになることは分かり切っているし。


「香織は部活だったな。木下先輩も予定があって」


早速明日と考えていたら殆どの人に予定がある事を思い出した。予定がない人も一般的なデパートとかに入ったことが無いような人物ばかり。金持ちってそれ専用の店とか、お抱えの職人とかいるだろうし。


「予定が無くて、女性で、一般的な店に出入りできる人。……いたな」


予定は確実にあるけど、それは俺にも関係していることだから。今頃は勤務交代してるはずだから連絡も取れるはず。ということで早速電話してみよう。


『只今勤務外だから後にしてもらえない?』


「明日のことで相談があるんですけど、晶さん」


電話の相手は晶さん。知り合いの中ではある程度まともな人だから。何というか年上の人達って濃い人たちが多いんだよな。性格豹変する人も含まれている。あの人と一緒に買い物なんてしたくない。


『私、晩酌中なんだけど』


「誰かしらと一緒でしたら、すみませんでした」


晶さんだって女性だ。俺がタイミング悪く連絡を入れてしまったかもしれない。プライベート中に仕事の連絡が来るのは気持ちのいい物じゃないからな。でも止めないけど。


『独り身じゃ、ちくしょー!』


「なら良かったというのは失礼ですね。それで本題に入ってもいいですか?」


『別に私は明日も当番だから、明日でもいいんじゃない?』


「いえ、一緒に行動してもらいたいので。それに合わせた服装も必要ではないんですか?」


いつも地味で目立たない格好を意識したものを着ていたと思う。そりゃ護衛対象より目立ってしまったら意味はないから。逆に一人が目立つ格好、もう一人が目立たなくなる方法もあるかもしれない。どういった状況で使うかは分からないけど。


『一緒に行動って、何処で何をするつもりよ』


「デパートとかで下着を買うのを手伝ってもらえないかと」


『……』


多分、晶さんは何を言ってんだ、こいつはと思っていることだろう。こっちとしては真剣なんだけど。自分のサイズは知っているけど、それだけで選んでいい物かも分からない。だから相談したいんだよ。


『御免、一人で下着を買ったことがないとは思わなかった。それだったら私より瑞樹に頼んだら良かったんじゃない?』


「犠牲になりたくありません」


『あっ、うん。御免。今のは失言だった。そっか、そうだよね』


絶対に下着を買うだけでは終わらない。あれやこれやと色々な服を試着させられ、下手をしたら瑞樹さんが自腹を叩いて買い物しそうだ。気力体力共に使い切る。絶対に。


『恭介はいつも通りでいいか。他に何か予定はある?』


「特にありませんね。明日はバイトも休みですので。適当に書店とか物色して終わりでしょうか」


『他に服とか買おうと思わないの?』


「今のが駄目になりそうだったら買いますよ。でもまだまだ大丈夫そうですから」


下着は毎日着ているから痛むのも早い。だけど私服は休日以外ではそんなに着ないから。制服でいる時間の方が長いからね。


『琴音はもうちょっと着飾ることを覚えた方がいいと思うけどね』


「晶さんに言われたくありません」


『あっはっは、私の私服姿を見たことない癖に』


確かに見たことは無い。けど確実に言える。絶対にこの人は今、ジャージでいると。何なら恭介さんに連絡を取ってみてもいいくらいの自信がある。


「別に明日は着飾らなくてもいいですよ」


『仕事で着飾る必要はないからね。それは分かっているわよ。大体護衛する人よりも目立ってどうするの。以前に愚痴られたこともあるからさ』


本人は地味な恰好だと自負しても見る人によっては自分より目立っていると感じるのだろう。俺としては全然気にしないけど。良家のお嬢様とかありそうだなぁ。


「仕事の愚痴は程々に」


『そっちから振って来たんじゃない。明日の時間とかはそっちに合せるわ。ついでに送迎も受け持つ』


「それは助かります。……本音は?」


『このクソ暑い中を徒歩で移動したくない』


ですよねー。基本的に俺の移動は自分の足だから。それに合わせている護衛の人達も誰かしら一人は徒歩に付き合っている。この炎天下の日だと辛いだろう。一駅位なら俺は普通に歩く。


「それでは明日、宜しくお願いします。お酒も程々にしておいてください」


『大丈夫、明日に残るようなことはないわよ。流石に私だってそこら辺は弁えているわよ』


今まで二日酔いの姿を見たことないから信用は出来る。どの位の量を飲んでいるかは分からないけど。晶さんもお酒に強いのかな。強いとなると俺の周囲は酒に強い人ばかりなんだが。


「さて、寝るか」


通話を切ったら、あとはやることもないからな。晶さんなら変に暴走することもないだろうから大丈夫だと思いたい。



そして次の日。朝はいつも通りのトレーニングで担当は恭介さんだった。まぁ着替えの手間とかを考えた結果なんだろうけど、押し付けられたように見えてしまうのは何故だろう。


「瑞樹が嘆いていたぞ。何で私じゃないんだと」


「日頃の言動の結果だと伝えておいてください。それと何で晶さんの服装はそれなんですか?」


「似合わない?」


いや、似合う似合わないの前に何で俺と同じ格好なんだよと突っ込みたいんだよ。白のワイシャツにジーパンとか全く俺と同じじゃないか。確かに俺はいつも同じ格好をしているけどさ。それはないのではないだろうか。


「二人揃うと仕事帰りのOLに見えないこともないな」


「恭介さんは突っ込まなかったんですか?」


「いや、琴音がいつもと違う恰好をすると思ったからさ。一応は外でのショッピングだろ」


悪かったな、そんなことに気が回らなくて。大体俺が一々外に出るだけで着飾ると思っているのかよ。普段の恰好からして気付いてほしい。


「私は予測していたかな」


「予測しておいてその恰好は質が悪いですよ」


「いや、面白いかなと思って」


うーん、ただ冷静に考えてみると何かしらの不都合がある訳でもないか。別に同じ格好をしていて困ることもないし。


「恰好が同じでも琴音の方が目立つと思うぞ。主にスタイルの関係で」


「悪かったわね。スレンダーな体形で」


別に悪くはないと思う。身長や体形、あとは顔立ちで似合いに合わないが出てくるから。それに好みなんて人それぞれなんだから。


「それでどこに向かうんだ? 俺は買い物するとしか聞いていないんだが」


「目的は下着を買う事ですから。売っている場所なら何処でもいいですよ」


「下着か。それで晶なんだな。確かにそれで瑞樹が一緒だと偉いことになりそうだ。おっちゃんの心労も凄いことになりそうだな」


「目的地が決まっていないんなら適当に向かうわよ。大型のショッピングモールでいいわね」


「構いません」


買えれば何でもいいさ。色とかは聞かないといけないけど。夏場だと薄着になるから濃い色とかは目立つかもしれないし。そこら辺は使用者の意見を聞かないと。


「でもさ、こういうのって普通は友達と行かない? 何で私たちなのよ」


「その友人知人が軒並み予定が入っているんです。それに小鳥とか良家の方と一緒に下着を買いに一般的な場所は色々と不都合がありそうですから」


「確かにそうだけどね。……あっ、ごめん」


「何の謝罪なのか気付きましたけど、あえて触れません」


どうせ友人が少ないですよ。同年代と年上の知り合いが明らかに半々なのは自覚しているけどさ。下手したら年上の方が多いんじゃないだろうか。


「さて何だかんだと話していたら到着したが、俺はいつも通り近すぎず遠すぎずの場所にいる」


「多分何も起こらないと思いますよ。こんな人が多い場所で誘拐しようとするバカもいないはずですから」


どれだけの障害があるか分からないからな。そもそも随時晶さんが隣にいる状況で誘拐しようとするのが間違っている。そりゃ人数を集めればいけるかもしれないけど、その分目立つし。


「それじゃさっさと行くわよ。特に悩むような買い物じゃないんだから」


「いえ、悩みますよ。値段的な部分で」


「そこはデザインと言っておきなさいよ。毎回思うんだけど本当に十二本家の人間かと疑っちゃうわ」


デザインは二の次で。どちらにせよ服の下に付けるものだからデザインを気にしても仕方ない。見せるような相手なんて当然のようにいないし。いたら色んな人の度肝を抜くだろうけど。


「自覚はありますよ。でも今はそっちの世界から抜け出している状態ですから」


「それを平然と受け入れている時点でおかしいのよ。普通なら未練がましくしがみ付こうとするはずじゃない」


「掴める場所すらない詰んだ状況でもですか。それにあっさりと手放そうとしている人も知っていますから」


性格的に合わないとさっさと家から出ようとしている人もいる位だからな。普通の定義に当てはまらない人は結構いるんじゃないかな。それとも俺の周りに多いのだろうか。


「ふーん、良家のお嬢様なりの悩みかな。私には想像もつかないわ。なりたいとも思わないけど」


身近に見ていたからの感想かな。それとも性格の歪んだ子達の相手をしていて何か思う所があるのだろうか。何だかんだと晶さんも苦労しているからな。


「それで着いたけど、ここでいいわよね?」


「まぁ確かにここですね。えぇ、問題はないですね」


何だろう、目に痛いと思うのは気のせいだろうか。あと、やっぱり凄く入り辛い。俺が動かないから晶さんも動けないでいるのは分かっているけど、二の足を踏んでしまう。


「何に躊躇しているのか分からないんだけど。別に普通の所よ。前に買っていただろう物に比べれば格段にグレードは落ちるけどさ」


「いえ、そういうのを気にしているわけではないんです。入ったことがない場所なので気後れしているだけです」


俺としても琴音としてもな。だけどいつまでも入り口で立ち尽くしていても仕方がない。まずは勇気を出して一歩を踏み出そう。絶対にこんな場所で勇気なんて必要ないだろうけど。


「やっぱり派手なのがいい? 前も派手だったからさ」


「今と以前がかけ離れていること分かっていて言ってますよね?」


「好みがガラッと変わっているのは分かっているけどね。もしかしたらと思うじゃない」


赤い下着を持ちながら聞いてくるのがワザとらしい。今の恰好でそんなものを付けたら絶対に透けるだろ。白とか肌色でいいんだよ。元からそれ以外は買う気もないんだから。


「というか手に取ってみればいいじゃない。肌触りとかもポイントになるんだから」


「そ、そうですね」


何でだろう。自分の部屋で自分の下着を扱うのは慣れたはずなのに、いざ店内で触れようとすると戸惑ってしまう。違いは無い筈なんだけど。


「女性で女物の下着に恥ずかしがる人なんて初めて見たわ」


「私も初めて見ます」


「いや、琴音の事だから」


ご尤も。感覚の違いが滅茶苦茶あると自覚しているんだから。ここら辺が不便な所なんだよ。女性と男性の混在なのが。そんなことに悩むのも俺だけだと思う。


「もういいです。これとこれで」


「適当に選ぶわね。……ちょっと待って。本当にそのサイズで大丈夫なの?」


「えっ? はい、今着けている物も同じサイズですから」


「うっわ、予想よりも大きかった。はぁ~、何をどうしたらそんなに育つのよ」


「マジマジと見ないでください」


何というか下着を握りしめながら胸を隠すとかどんなシチュエーションだよ。それに気づいたら顔が熱くなってしまった。晶さんの表情が何とも楽しそうで何よりですね。


「試着しないの?」


「すると思いますか?」


質問に質問で返して悪いけどやらん。下着売り場の中にいるだけで羞恥プレイのように感じているのに更に難易度を上げるとかマゾかよと突っ込むぞ。


「一応した方がいいと思うわよ。それだって初めて買うのよね。だったら一回着けてみないと分からないじゃない。買ってから肌に合わなかったとか二度手間どころじゃないわよ」


うーん、言っていることは確かに理に叶っている。そのニヤニヤ顔がなければ。


「えーと、試着室はあそこか。ほら、移動移動」


「ちょ、背中を押さないでくださいよ!」


そして試着室に押し込められてしまった。確かに外からは見られないよ。多少ドアを開けても通路とは真逆だからお客さん達に見られることは無い。だけど目の前の鏡で自分の裸を見るとか何の罰ゲームだよ。


「別に下も履けとは言わないわよ。せめて上だけでもチェックしておいた方がいいわよ。経験者としてね」


「何か失敗でもあったんですか?」


「擦れて痛かった」


なるほど。それは確かに駄目なパターンだな。大丈夫だろうと思って買ったら全く肌に合わなかったと。それを聞くと確かに一度は試着してみないと分からないな。覚悟を決めるか。


「私が外にいるんだから安心してほしいものね」


「信頼はしていますよ。かれこれ半年近くの付き合いになっているんですから」


「顔を合わせて喋ったのはそんなに長くないけどね」


双子の誕生日について話した時だったな。でもその前から俺の護衛をしてくれている人なんだから信頼していないわけがない。危ない時があったのかどうかについては教えてくれないけどさ。


「海で知っていると思うけど琴音って私達の間で人気があるのよ」


「喫茶店関係でですか?」


「それもあるけど、手の掛からない子だから。私達の所だと苦情が来るの当たり前なのよ。それこそ関係ないことに関しても。なのに琴音って苦情を出したことないでしょ?」


「ないですね」


特に支障を感じる部分もないんだから苦情の出しようもない。過度に接触するわけでもなく、近づいて来る時は俺を見失いそうになる時とかだったな。


「偶に差し入れもしてくれるし」


「余って捨てるよりはいいかと」


特に夜番の人達に夕飯の残りで作って差し入れしている。ご飯が少しだけあればオニギリなんかも作ったっけ。隣人からの食費とかもあるからそこまで切迫していないから出来ることだけど。


「そんなことするお嬢様がいると思う?」


「いませんね」


差し入れが苦情になりそうだ。しかも受け取り拒否不可のものとか迷惑以外の何物でもないな。そりゃ心労も貯まるわ。


「そういう意味でも琴音の担当になりたいっていうのが殺到しているの。こっちとしては迷惑なんだけど」


眉間に皺が寄っているのが容易に想像できる。その割に口元が笑っているのも。してやったりとか思っているんだろうなぁ。


「私の担当になって最初の感想は?」


「あっ、次の職考えようだったわね。今だと全く考えなくなったけど。楽な仕事って本当にいいわぁ」


うん、琴音のままだったらその考えを実行していただろう。伍島さんだったら胃に穴が開いていたかもしれない。瑞樹さんも限界を迎えるだろう。


「本当だったらこういう風に会話することもなかったはずですよね?」


「そりゃそうよ。沈黙しているのも仕事の内だから。有事の際には喋ったり、行動を制限したりもするけど基本的には接触しないのが原則。だから琴音の護衛って基本的なことを無視してやっているの」


「私としてもそっちの方が付き合い易いので助かります」


「ありがと」


これで体格のいい人が常時見張っていたり、隣にいたんじゃ威圧感が半端なくて何もしていなくてもこっちが緊張しそうだ。だからこれ位の距離感の方が俺も気にしない。


「で、終わった」


「着替えも終わりました。覗かれなくて一安心です」


「鍵掛かっているんだから覗けるわけないじゃない。瑞樹ならありそうだけど」


あの人なら一緒に入りそうな気がする。海での一件以来、それなりに話すようになったけど服装の話になると性格が一変するからな。なるべく話題に出さないようにしているんだけど、あっちから振ってくるから性質が悪い。


「問題は無さそうです。これに決めました」


「なら良し。時間もあれだし、昼食を取ってから帰らない?」


「意外と下着にお金が掛かりそうですから遠慮したいんですけど」


「恭介に奢らせるわよ。女に奢るのも男の甲斐性っていうじゃない」


「言いません」


色々と可哀そう過ぎるだろ、その持論は。しかし本当に下着って高いな。男物だったらそこまで気にしなかったけど。やっぱり使っている物が違うだけでここまで差が出るのか。


「あっ、恭介はOKだってさ」


どうやら会計している間に連絡を取っていたようだ。恭介さんも甘いなぁ。でも了解を得ているのであれば俺が断る道理はないな。有り難くゴチになろう。


「さてと何を食べようかしら」


「あまり高いものにはするなよ。晶は遠慮というものを知らないからな」


お店から出たら恭介さんが待っていた。一緒に昼食を取るんだから離れている意味もないか。というか本当に護衛らしくないよな、今の状況は。


「何か本当に護衛の人らしくありませんよね」


「「琴音に言われたくない」」


思わず声に出したら、二人から揃って突っ込まれた。確かにお嬢様らしくないよ、俺は。


長らく停滞していて申し訳ありませんでした。

しかし本当に閑話として書いたはずなのに予想以上に長くなってしまったのも何なのやら。

そして閑話=護衛者となっていることに書き終わってから気付きました。

準主人公枠になりかかっていますね。

本編の方も書き進めていますので、もう少々お待ちください。

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