表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ダンピール・エピオルニス  作者: 宗園やや
ソレイユ・ソワレ
70/104

70

「ただいま」


金色のおさげを弄りながら村の広場の隅で座っていたミンナは、目の前に立った銀髪の友人を見上げた。

同い年の六歳なはずなのに、その金色の瞳は落ち着き、大人びている。


「……おかえり、エピオル。早かったね。まだ三日しか経ってないよ」


「そうねぇ、早かったねぇ。運が良かったのよ、きっと」


憂いを帯びた視線を周囲に向けるエピオル。

大人達は、いつも通りの平和な日常を送っている。

色々有ったが、故郷であるこの村の変わらなさはとても安心する。

落ち着いたらダスターの所に父の状態を説明しに行かないとな。


「それより、私、暇なんだ。居候の四姉妹が家事をやってくれるからさ。遊ぼ」


「うん」


手を繋いだエピオルとミンナは、広場の中心に居るジンメル達に向って歩き始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ