前へ目次 次へ PR 12/104 12 四姉妹の警戒は中々解かれなかったが、暖炉の前でホットミルクを飲むに従ってその表情が柔らかくなって行った。 「昨日が買い出し日で良かった。おかわりは無いけど、もうすぐスープが出来るわ。ちょっと待ってね」 「ありがとうございます。何日も何も口にしていなかったので、とても助かります」 一番年上の少女がノトルに頭を下げる。 同い年か、ちょっと上くらいか。 「そうなの……。じゃ、エーレン。スープを運ぶの、手伝って貰えますか?」 「ええ、勿論」