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作者とオリキャラのバトルロワイアル  作者: ミスターX
第1章 0時~6時
8/14

人を生き返らせる為に人を殺す

登場人物


パルポン、紅真朱璃、イザ○ギ



エリア H-6 無人駅前

パルポン

「全く…意味不明な所に来たと思えば次は駅か…」



パルポンはH-6、畑が多い無人駅の椅子に座り込んでいた。彼の手には支給品であろうバトルナイフが握られていた。そして近くの木で実になっている木の上にあったリンゴを切り取りバトルナイフで皮を剥いていた。



パルポン

「もしかしたら、ここは人が住んでいたのかもしれないな…」



パルポンは察した。以前まで人が暮らしていた痕跡が有ることを。その証拠に畑では野菜を耕していることを、そして…。争ったり戦争で家が壊されていない事も…。



パルポン

「兎にも角にも情報が少ないか…電車は来ないと思うが…留まるか移動するか…」



その時、辺りに風が吹いてきた。風がパルポンを靡かせながらパルポンは無人駅を出た。



???

「………接触しようか…」



其処へ1人の参加者がパルポンを見つけ接触を試みる。その参加者が接触しようとしたその時だった!



パルポン

「!?」



いきなりパルポンは足を止めた。接触しようとした参加者とは違う方を向いていた。



???

「既に気付いていたのね…」



木々の中から1人の参加者が現れた。接触しようとした参加者とは別の参加者だ。



紅真 朱璃

「私は紅真朱璃」



紅真朱璃と名乗った少女はパルポンを見るや否やいきなり武器である『ブロンズランス』を取り出し…。



紅真 朱璃

「皆の為に…1回(●●)死んで…!」



目を見開きパルポンに襲いかかって来た!しかしなんとかパルポンはバトルナイフで紅真朱璃の攻撃を受け止める。



パルポン

「お前…!殺し合いに乗っているのか!」


紅真 朱璃

「ええ…」



朱璃ははっきりと殺し合いに乗っていると言い切った。しかし、どうも表情が切ないような感じだった。



紅真 朱璃

「でも、何故私が乗ってると思う…?」


パルポン

「どうせろくでもない願いだろう!」


紅真 朱璃

「全員の蘇生且つ全員を元の生活に戻すこと…!」


パルポン

「そ…その願いは…」



朱璃が殺し合いに乗った理由、それはいち早くこの地獄から全員で抜け出したいから。しかし、誰かが1人になるまでバトルロワイアルが続くために、長い時間地獄を送らなければならない。だからこそ彼女はこの殺し合いに乗り、参加者全員を生き返らすというのだ。



パルポン

「主催者がそのような願いを受け入れると思ってるのか!?」


紅真 朱璃

「それでも!私は皆を救い出したい!そのためにこの殺し合いに乗るの!」



そう言い残した朱璃は涙を流しながら何処かへ走り去っていった…。



パルポン

「………さて、そろそろ出てきたらどうだ?バレバレだぞ」


???

「ああ…やっぱりバレていたか…」



後ろを振り向いたパルポンにずっと見ていた参加者が苦笑いをしながら出て来た。



イザ○ギ

「俺はイザ○ギ。この殺し合いに乗っていない」



イザ○ギがパルポンと接触し、殺し合いに乗っていない証として両手を上に上げた。



そして此方は走っている朱璃。



紅真 朱璃

「私は…!皆の為に…皆を殺して生き返らせる!」



参加者を殺して生き返らせる矛盾している朱璃の言い分。それでも彼女は生き返らせる為に殺し合いに乗る。

現在の状態


パルポン

状態:正常

武器:バトルナイフ

持ち物:バッグ一式

思考1:朱璃を説得したい

思考2:イザ○ギと情報交換

場所:H-6



イザ○ギ

状態:正常

武器:なし

持ち物:バッグ一式(まだ見ていない)

思考:パルポンと情報交換

場所:H-6



紅真朱璃

状態:正常

武器:ブロンズランス

持ち物:バッグ一式

思考1:皆を願いで生き返らせるために殺し合いに乗る

思考2:願いが本当だと信じたい

場所:H-6から北へ移動

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