パラレルワールド
登場人物
西京圭、宮薙煉華、墓守レイカ
エリア C-4
西京 圭
「つつつ…ここは何処だ、な」
西京圭が居た場所はC-4、丁度ビルのような建物が立ち並ぶ所で目を覚めした。
西京 圭
「まずはバッグを開けないと、な」
しかし、圭は何か違和感を感じ取っていた。
西京 圭
「あ、アクセルが居ない、な!」
そう、いつも圭の隣に居るアクセルが居なくなっていた。辺りを見渡すがアクセルの姿が無かった。
西京 圭
「…まずはバッグを開けておこう、な」
圭は恐る恐るバッグを開けるとまず目にしたのは参加者の名前が書かれた名簿だった。それを見た圭は名簿を手に取り、ジッと名前を見てみると…。
西京 圭
「なっ!折原に…竜雅!宮薙もいる…海王もか!?」
圭が言った名字は圭の知り合いのようだった。折原空、竜雅悠、海王紅蓮。そして、宮薙煉華だ。
西京 圭
「これは武器のようだ、な」
圭が手にしているのは鬼が持っている『棍棒』だった。あまり良い武器ではないものの打ち所が悪ければ殺せるぶきだった。
???
「あっ…!誰かいた!」
すると、1人の少女が圭に向かって走ってきたのだ。勿論、圭もその少女に顔を向け、警戒態勢をとる。
???
「まっ、待ってください!ボクは殺し合いに乗ってないです!」
西京 圭
「…!お前は宮薙なのか!」
宮薙 煉華
「な、何でボクの事を知ってるの?」
圭がその少女を『宮薙』と言うと、その少女が驚いた様子だった。
西京 圭
「どう言う事だ…な」
宮薙 煉華
「えっと、説明をお願いしてもいいかな…?」
西京 圭
「パラレルワールド…か、な」
状況を察したい圭は1つの結論を導いた。それはパラレルワールドの宮薙煉華だと言う事を…。
西京 圭
「まずは情報が欲しい所だ、な!」
宮薙 煉華
「あっ、ボクも少しでも良いので、情報が…」
西京 圭
「じゃあどこか移動しないか?ここだと誰かに狙われそうだし、な」
宮薙 煉華
「そうだね。じゃあ移動しよう!」
2人は情報を交換するべく、別の場所へ移動を始めた。誰かにジッと見られている事に気付かずに…。
墓守レイカ
「………ふふふ」
現在の状態
西京圭
状態:正常
武器:棍棒
持ち物:バッグ一式
思考1:煉華との情報交換
思考2:殺し合いには乗らない
思考3:パラレルワールドの宮薙か…。
場所:C-4
宮薙煉華
状態:正常
武器:なし
持ち物:バッグ一式(確認済みで武器は入っていない)
思考1:西京圭と情報交換
思考2:殺し合いには乗らない
思考3:この人、名前を知ってる…?
場所:C-4
墓守レイカ
状態:正常
武器:なし
持ち物:バッグ一式(確認はしていない)
思考1:殺し合いに乗り、優勝する
思考2:乗っているフリをして欺く
場所:C-4(圭達から30m離れた所)