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作者とオリキャラのバトルロワイアル  作者: ミスターX
第1章 0時~6時
3/14

始まりの1ページ

登場人物


八木紀葉、魔天


エリア I-8

八木 紀葉

「………はっ!ここはどこ…!」



八木紀葉が飛ばされてきたのはI-8辺り。言えば田舎のような家が立ち並ぶ場所で八木紀葉のバトルロワイアルが始まった。



八木 紀葉

「えっと…まずは何か入ってるのか見ないと…」



八木紀葉は支給品の入っているバッグを開くとある物が見つかった。



八木 紀葉

「これは…何かな…」



手に取ったのは投げれば戻ってくる『ブーメラン』と呼ばれる物だった。木で出来ていて頑丈に作られていた。



八木 紀葉

「本当にバトルロワイアルなんだ…夢じゃない。現実…怖い…!」



殺し合いの戦場に普通の女の子がいきなり飛ばされ、震えているのは当然である。しかし、その戦場は一歩でも間違えてしまえば命を落としてしまうような場所で八木紀葉は1人ぼっちで居るのだ。



八木 紀葉

「お兄ちゃんまで居る…!?」



参加者一覧名簿を見ると紀葉の兄、八木千樹が載っていた。すると…。


ザッザッザッ…。



八木 紀葉

「誰かが来てる!?」



足音が聞こえてきた紀葉はすぐさま逃げるように移動を始めたが、紀葉の足音が大きな音を出してしまい、近付いてきた者も紀葉の所へ歩いてきた。



八木 紀葉

「いや…!駄目…!」



丁度良い隠れ場所を見つけた紀葉だが、足音は止む事が無く、徐々に近づいてきている。



八木 紀葉

「ヒィッ!」


???

「其処に誰か居るのかな?」


八木 紀葉

「えっ?」



紀葉が辺りを見回すと、1人の男が紀葉をジッと見ていた。紀葉はその男にゆっくりと近付く。警戒している紀葉に、男は近付く。



八木 紀葉

「あ…貴方は」


魔天

「私の名は魔天と言う。宜しく」


八木 紀葉

「や、八木紀葉です」



魔天と呼ばれる男が名前を名乗ると紀葉も自分の名前を名乗った。紀葉による魔天の第1印象は…。



八木 紀葉

(いい人っぽい…かな)



そう思った紀葉だがこの魔天。冷酷で残忍な男だと言われていた。しかし…。



魔天

(まずは情報が欲しいところ…乗るか乗らないかはまだ先にした方が良いな)



この魔天も実はまだ殺し合いに乗るか乗らないかはまだ決まっていないらしく、状況判断で決めるようだ。



魔天

「先ずは安全な所へ移動しよう。貴殿もそれで宜しいかな?」


八木 紀葉

「はっ、はい!」



紀葉は立ち上がり、魔天と共に安全な所へ向かうこととなった。これはまだバトルロワイアルのほんの一場面に過ぎない…。

現在の状態



八木紀葉

状態:正常

装備:なし

持ち物:バッグ一式

思考1:殺し合いには乗らない

思考2:魔天と安全な所へ移動

場所:I-8



魔天

状態:正常

装備:なし

持ち物:バッグ一式(まだ開けていない状態)

思考1:殺し合いに乗るか乗らないかは状況による

思考2:紀葉と安全な所へ移動

場所:I-8

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