表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
WISP JOURNEY  作者: 巡木 妄想
第二章 ウィスプ・ジャーニー
7/7

今年こそ

予定より早く書けました。

楽しんでください!

今年こそ、今年こそ受からないと。

ここ最近そのことばかり考えてる。


去年は学校でトップだったから調子こいて

勉強さぼって落ちたからな。


「認めたくないものだな。自分自身の、

 若さ故の過ちというものを・・・」


だが、今は違う。


「昔とは違うのだよ、昔とは!」


だからこそ明日の模試で結果を出さないと。

自信に繋がるからな。だが………


「あえて言おう、不安であると!」





心の声も聞こえるのか…

まあでも夜更けまで勉強なんて立派だよな。


「お~、こんな人を痛いって言うんでしょ?」


ステラが戻ってきて言う。


(お前も大概だよ)心の中で呟く。


「ん〜?なんか言った?」


「いや、何も」


「ふーん、そういえばショウは、

 受験とか考えてたの?」


「いや、俺は推薦もらってたから」


「へ~、ショウはエリートなんだね」


それにしても、コイツ昔の俺に似てるな。

俺も成績よくて周り見下してた時期があったなあ。

そうだな、あの時は……


「どうしたの?ショウ」


「いや、何でもない」


いやなこと思い出しちまった。

とにかく、明日コイツに良い点を

取らせればいいんだろ?まあ何とかなるだろ。


そして、朝が来た。


成瀬は意気揚々と受験会場へと歩く。


「 俺のこの手が真っ赤に燃える!

 勝利を掴めと轟き叫ぶ!

 爆熱ゴッドフィンガー!!」


突然成瀬が叫ぶ。

すると周りの人間がみなこっちを見る。

コイツ、なかなかイタイな。


だが流石の成瀬も人々の視線を感じ

人前で叫ぶのは今後控えようと思ったようだ。


そうして歩いていると、

思いがけない出会いをする。


「あ、成瀬さん…」


そこにいたのは、怜悧だった。

続きはすぐアップすると思います。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ