運命の日
初投稿!
If you can meet those who want to meet,
even if you become existence of only a wisp,
you will try to meet?
You are foolish if you perform it.
Because,
it is because many sacrifices must be paid.
There was a boy who performed it also foolish.
That was strange wisp journey…
遂に、遂にこの日が来た。
二年前に行方不明になった姉さんに、
やっと会える。今の俺は世界で
一番幸せだと思う。
俺、藤堂翔は、高校三年生。
成績は学年2位で、スポーツも万能だ。
みんなにはショウと呼ばれてる。
待ち合わせ場所に走る。
「あっ、ショウ君〜!」
明るい声とともに女子高生が走ってくる。
「ショウ君、今日、茜さんに会うんだよね?」「ああ、今からな」
この黒髪ロングが綺麗な女の子は
赤島怜悧。
まあ、俗に言う幼馴染みだ。
すごい美人で、成績も学年トップだ。
こいつと幼馴染みというだけで因縁を付けられた
ことも数え切れない(全員返り討ちにしたけど)
まあ、ガキの頃からの付き合いだから
こいつに恋愛感情を抱いたことはない。
「ショウ君、よかったね」怜悧が急に
真面目な顔になって言う。
「今までショウ君、ずっと茜さんを探してたもんね」
「まあな、神楽さんに
感謝しねーとな。」
「あ~、そう呼ぶとあの人怒るんじゃない?」
「大丈夫、ここには居ねーから」
「俺はここにいるぜ」急に後ろから野太い声が
聞こえてくる。
「あ、神楽さ…イテっ!」急に殴られた。
「父さんって呼べって何回言や分かるんだ?
ショウ」「へ~い、父さん」
この無精ヒゲが目立つ親父は神楽淳。俺の義父だ。
小5の時に両親が交通事故で死んでから、
俺と姉さんは両親と親友だった
この人に引き取られた。
ちなみに私立探偵だ。かなりのやり手で、
現に全く手がかりのない姉さんを見つけ出した。
この人もガキの頃からの付き合いだから、
父さんと呼ぶのは慣れない。
「そういや、なんでここにいるんだ?」
「オメーが遅いから学校まで迎え来て
やったんだよ。早く行って来い」
「ああ、ありがとう!怜悧、父さん!」
待ち合わせ場所にまた走り出す。俺は幸せだ。
そう思っていた。猛スピードのトラックが
俺に突っ込んでくるまでは…
いかがでしたか?よければ感想をください。