6-13
静寂が下りる中、場違いな聞き覚えの無い陽気なメロディが流れる。
それが魔王討伐を知らせるものだと気付いたのは、倒れたまま微動だにしなかったアスモデウスの巨体が崩れ初めてからだ。
砂や石に転じるのではなく、青い粒子となって宙に消えていく。アイテム、武具、モンスター、そしてPLに共通する消滅エフェクトに間違いなかった。
武器を構えたまま、魔法の詠唱準備をしたまま警戒していたPL達の緊張が波を引くように解け、堰を切ったように声を上げた。
勝ち鬨なのか雄叫びなのか悲鳴なのか、ともかく内に溜まったものを全部吐き出すように誰も彼も腹の底から声を上げる。
戦闘とは別の興奮が沸き上がる中、消えゆくアスモデウスの周りを歩くと、トドメを刺したアレスを発見する。
荒い息を吐いていた。まだボスを倒した実感が沸いていないようで、呆然とした表情でアスモデウスを見上げている。
ミノルさんがアレスに近づき肩に手を置き、声をかけた。それでようやく実感したらしく、緊張を解くように肩を撫で下ろしていた。
それを見計らったように、アレスの眼前に一枚のウィンドウが表示された。同時にクウガの足下からハンマーが出現する。
突然の事に目撃していたPL達が驚く。どうやらボスドロップの事をすっかり失念していたらしく、恐る恐るハンマーを手に取ったクウガがアイテム説明のウィンドウを開いた事で動揺が称賛に変わる。
クウガがボスドロップを手に入れたとしたら、トドメを刺したアレスはどうなのか。得体の知れないウィンドウが表示されいるが、他人からは内容が見えないので一体どういう意図で現れたのか不明だ。しかし、アレスの口からは称号、新スキルという単語を拾う事はできた。
「俺には関係ないか」
どうでもいいとして、視線を逸らして後ろを振り返る。
未だ青い粒子を散らしながら消滅していないアスモデウスがいる。元がデカいからか、完全に消えるまで時間が掛かるようだがもうほとんど原型を留めていない。まあ、攻撃しまくったせいでとっくに元の形を保っていなかったんだが。
「…………あ?」
しかしよく見てみれば、粒子になっていない部分があった。宙に浮いては消える、雪が下から降っているような光景のせいで見えにくくなっているが、まだ粒子化していない箇所があった。
歩いて近づき、ソレを見下ろす。
「お前…………」
首もとにあった第一形態の名残、人型の部分が残っていた。しかも僅かに動いている。
だが、驚異に感じなかった。見るからに弱っているし、あの褐色の肌には亀裂が奔って情欲を煽るせっかくの魅力的な体が見るも無惨な有様になっているからだ。
優等生の槍を取り込んだままの顔を上げ、アスモデウスが俺を見上げる。
右しかない黄色の瞳に俺が写る。
「…………ヒトは――」
アスモデウスがゆっくりと口を開いた。少し動かすだけでも砂が涎みたいにこぼれ落ちて、青い粒子となって消えていく。
「死ぬと、どこへ行く?」
「死んだらそこまで。どこも行かない」
アスモデウスの左顔から伸びる優等生の槍を掴む。
「まあ、記憶ぐらいは残るんじゃないのか?」
持ち主が死亡した為に槍の所有権が俺に移った。
左目と一体化したようなこの槍を引き抜けば頑強な岩でなく脆い砂となったアスモデウスは完全に崩れ落ちるだろう。なのに彼女は右目を細めて俺を見る。
睨まれているようにも見えるが、今まで向けてきた敵意とは違ってこっちを観察しているようだった。
「…………そういう事か。お前はそうでも、私は何になるか決めていない」
「ああ、そうかい。だからどうした。後は自分で決めろ」
俺は槍の柄を強く握り直す。
「また来世で」
槍を引き抜かず、逆に捻って回転させながら押し込む。
それだけで、地の魔王の形は呆気なく崩れ散った。
「…………これは、どういう扱いになるんだ?」
今のは消滅までのタイムラグを利用したオマケ、蛇足のようなものなのだろう。だが、この足下に残ったのは何だ?
巨体が青い粒子となって完全に消えた中、人型を形成していた僅かな砂が消えずその場に残っていた。
しゃがんで触れてみるが、アイテムの説明ウィンドウが出ない。ただの砂だ。
「………………」
優等生の槍を収納ベルトに登録して仕舞い、ポーチから調合用の空瓶を取り出す。その瓶の中にアスモデウスの砂を入れていく。
「何やってんだろうな、俺は」
自問するが、何となくだ。強いて言うなら多分、甲子園に敗れた球児が球場の土だけ持って帰るような感じ。
「クゥさん」
砂を瓶に回収し終えて立ち上がったところで、アヤネが駆け寄ってきた。生きてはいるようだが見るからに疲労していた。こいつ、また疲労値が貯まって熱出したりしないだろうな。
アヤネの後ろにはシズネが付き従っている。何だかんだで盾役をやっていたのか、エプロンドレスの耐久値が減ってボロボロだ。可能ならこの機会に目立たないまともな服を着させよう。
「お断りします」
「………………」
シズネは放っておこう。
「やりましたね」
「ああ、殺ったな。アレスが」
代わりにアヤネの相手をする。
改めて周囲を見渡せば、皆が喜びで盛り上がっている。中には緊張の糸が切れて地面に座る者もいたが、大多数は仲間と喜びを分かちあっていた。
そして少数は緊張した面もちを崩さずにチャットウィンドウを開いている。
キリタニさん、セティス、ヘキサ達数人だ。
ボス討伐前に、リアリストなPL達の間で色々な議論が掲示板で交わされていた。その中にはボスの形態変化もあった。そして、特に重要なのがもう一つログにはあった。
彼らの中の一人が水を差すようにある情報を大声で皆に伝える。
外れて欲しかった最悪の事態。魔王討伐による他の魔王軍からのカウンターアタックだ。
◆
ジブリエル公国が支配する大地の最北端、魔王軍からの侵攻を防ぐ壁の役割を果たしている軍港がある。
最前線であり常に厳戒態勢が敷かれているこの軍港は普段以上に物々しい雰囲気に包まれていた。
NPCの兵士が木箱を抱えてピストン輸送を繰り返し、重要な箇所のみを鉄で守り身動きのしやすい格好をした集団が駆け足で移動する。
船着場にある筈の多数の軍艦は港から離れた位置の海上で縦になって並んでいる。
何かが起きようとしていると、誰の目から見ても明らかだった。
「戦争みたいだ」
「戦争だとも。なに、現実でもよくある空気だ。気にすることじゃない」
見晴らしの良い物見櫓にて、その光景を見ていたアールの呟きをゴールドが拾った。
「さすが、現場で商品売り歩いてきた人は言う事が違うね」
――フフン、とゴールドは偉そうに胸を張った。嫌味混じりで言ったつもりだったのだが、どうやら効いていないようだった。軽く流された可能性もあるが、彼の場合は素のようなので逆に質が悪い。
「こちらの兵士達も準備が整ったようだ」
ゴールドの言葉にアールが彼が見ていた方向へと視線を向けると、船着場の一角に他の兵士達とは別の装備を着ている趣の違う兵士達がいた。
軍港の兵士ではなく、ゴールドが連れてきたラシエムの港町にいる筈のNPC達だ。
ゴールドが宙に領主専用のウィンドウを表示させ、操作する。メニュー画面からある項目をタッチして切り替えた先は、眼下に存在している彼らのステータス画面だ。
体力、魔力、スタミナは勿論の事、所持しているスキルやその熟練度までが表記されている。そしてその値はゴールドが領主になる前と比べると明らかに上昇しており、街を守る程度の衛兵NPCにしては中堅のPLに届くかどうかという程であった。
「プレイヤーに代わって盾になるモブの強化。出来るかどうか賭けだったが、可能だという事は実証された」
「効率化と数を揃えるのは闘技場が完成すれば賄えるだろうけど、一番の問題は実際に使い物になるかどうかだね」
「そうあってくれなければ私が困るよ。それに、街を守る役割を持つ彼らをここに連れてこれた時点で私は成功だと思う。欲を言うなら、もっと強くなって欲しかったんだがな」
そう言って視線を前に、海の上に浮かぶ軍艦の一つへと移す。
一際巨大な船の上には、多くのNPC達が揺れる足場の上で乱れる事なく整列していた。そして彼らの先頭に立つのはカウェルという名の将軍NPCだ。
設定上、この軍港を中心として魔王レヴィヤタンの軍勢から国を守る防衛ラインを守護する彼らのステータスは高い。特に将軍位にいるカウェルはボス攻略に参加するPLとも引けを取らない。
「さすがにあそこまで成るのは無理だとしても、これからの課題しだいだね。まずは、目の前の事だ」
アールの言葉に、ゴールドはカウェルの乗る船よりももっと前、水平線へと顔を上げる。
軍港から離れた海の上には不自然な濃い霧に包まれている。そして、その霧には黒い影が映り込んでいる。
影は一つではない、大小様々な影が横に伸びて映っている。それぞれが船のような形をしていたが、中には不自然に長い棒のようなシルエットもあった。
「来たか」
霧の中から彼らが姿を表す。
それは幽霊船、それは大蛇、それは怪物の軍団。
レヴィヤタンの軍勢だ。
人では無く半魚人を乗せる黒い幽霊船を中心として、巨大な蛸や海蛇を率いた魔王軍がジブリエル公国始まって以来の大軍勢で進軍してきているのだ。
「予想し、この為に準備はして来たが的中して欲しくは無かったな」
魔王の一人が倒される事で、他の魔王が攻勢を仕掛けてくる。
度々都市を襲撃してPLを死に陥れた事のあるエノクオンライン。そういう事もあるのではないかと、魔王アスモデウス戦に参加していない有力PL達は防衛の準備を進めていたのだ。
「…………うん、やっぱりモンスターのステータスが上昇している。魔王を倒すことでレベルキャップも外れるようだ」
アールが双眼鏡を通して<情報解析>によるモンスター達のステータスを確認した。
これもまた、魔王を倒せばPLとモンスター互いのレベルキャップが外れるのではないかと予想はされていたので驚くべき事ではない。
だが、問題はPL側に熟練度を上げる暇が与えられ無かった事にあった。
「防衛設備が整ったここでは私達はNPCを盾にできるが、他の地方では…………」
広大な砂漠が広がる西方地方にある大きな都市。主要都市であり堅牢な壁に守られたその場所は大量のモンスターによる攻撃を受けていた。
城壁前の砂漠ではPL達が武器を手に奮闘し、モンスター達から都市を守っている。城壁の上からは射手による矢と魔術師による魔法に攻撃が雨のようにモンスターの頭上を襲い前線に立つ仲間を援護する。
魔王討伐完了の際に予測された他の魔王軍による進軍。それを防ぐ為に他の三つの地方では防衛能力が高い都市にPLを集め、あらかじめ準備する事で対策を練っていた。
「ハァッ!」
前線で戦うPLの一人、ギルド<鈴蘭の草原>のシオが手に炎を纏わせた状態で拳を振るう。餌食となったのは砂漠の中から飛び上がった鮫だ。地中から姿を表した瞬間を鮫型のモンスターは腹部に、魔術熟練度と格闘スキルの熟練度が共に一定以上高くないと使用できない<魔法拳>による炎の拳の連打を受ける事となり消滅する。
「ようやく倒せた。やっぱりタフになってるわね」
「動きも速い。まあ、おかげでこっちも面白いほど熟練度上がってるが」
一体倒した事で、油断せずに数歩下がって周囲のモンスターの様子を探ったシオの後ろに、弟のエイトが両手に剣を持った状態で同様に下がってくる。
背中合わせに警戒する姉弟の姿は普段と違うところがあった。
シオの頭部と腰部からは獣の耳と尾が生えており、装備品の隙間から獣のような体毛が見え隠れしている。エイトもまた、頭から鋭い角を二本生やし、皮膚の一部が蛇の鱗となっている。
それぞれ獣人の血と竜人の血特有のスキルによって変身した姿で、共に物理的なステータスを向上させる。
「一番の問題は数ね」
「それに新種」
西方地方における防衛戦は現在の所、PL側に有利な展開であった。レベルキャップが外れた事でモンスターの能力が上昇しているが、PL達もまた戦い抜くことで熟練度を上げてその差を縮めていく。
だが、それは何とか保っているというだけの話であり、何の情報も無い新種のモンスターが混じっている事で油断出来ない。
「シオ! エイト!」
襲いかかってくるモンスター達を捌いていた二人が声をした方に振り向くと、自分達のギルドマスターであるタカネが駆け足で群の奥へと進んでいるところだった。
「モブの方が保たない! 頭を狙うわ!」
タカネが長刀のような槍を振り回し、周囲に群がるモンスターを一掃しながら声を張り上げる。
彼女が進む先には巨大な蠍の体に蟷螂の上半身が付いた、異彩を放つ見るからに特別な存在が取り巻きを従えながら戦いを傍観していた。
おそらく群を率いる魔族だ。モンスターの群は魔族が倒されると逃げる傾向にあり、大将狙いというのは間違った選択ではない。
問題があるとすれば熟練度差。それに敵が全くの未知でどのような攻撃を持ち、どのような癖があるのかも分からないのが危険に拍車をかける。
無謀とも言えるタカネの提案。だが、彼女のギルドメンバーだけでなく他のPL達までもがその動きに合わせて流れを作り出し始める。
西方地方には東の<オリンポス騎士団>や南の<イルミナート>のような大型ギルドは存在しない。だが、<鈴蘭の草原>をはじめとして体感型アクションや格闘、シューティングに慣れ親しんだ者達が多い。
効率的な熟練度上げやアイテム確保などは遅れを取っているが、PL自身の技量が非常に高いのだ。
故に初めて戦う相手でも彼らは臆さず慎重に、且つ大胆に守りから攻めへと転じていく。
「…………ん?」
布を切り裂くようにモンスターの群に空白地帯を作っていく光景の中、一団を弓スキルによる遠距離でサポートしていたシュウに一通のメールが届く。
後方にいるPLは他の地域との情報交換もリアルタイムで行っていた。おかげでアスモデウス撃破とほぼ同時に残る三地方にて魔王軍の侵攻も把握しているし、互いの戦況も報告し合っている。
メールは南方地方からの物だった。
「――なんだって!?」
内容を確認し絶句する。
「どうしたの、シュウ君」
隣で魔法による援護を行っていたハルカが彼の動揺に気付き声をかけた。
シュウはハルカに振り向く事なく、焦った表情をしたまま小さく呟く。
「――魔王が、来た」
彼らは炎だった。
周囲の木々を吹き飛ばし、フィールドモンスターを踏み潰し、進行上にある物を悉く蹂躙し駆逐する魔王軍は炎と言う他無い。
南方地方に根城を構える魔王の配下達は誰も彼も獰猛な姿をし、火を象徴する魔王同様に火の属性を持つ。中には炎を纏う怪物までいる。
だが、火を操り放つから炎と形容したのでは無い。
彼らの進軍する有様が正に炎なのだ。
隊列などの秩序とは無縁。ただただ突き進み破壊していく。野蛮で無秩序ながらの勢いを持っている。
時折PLの罠に掛かり、脱落する者が出てくるが、いなくなった隣を彼らは見向きもしない。自らが攻撃を受けても怯まず踏み止まらず進み続ける。
紙に燃え移った火のように、魔王軍は止まる事無く広がり続け破壊し続け、通った跡は灰しか残さない。
そして、炎の進軍の中において業火と言えるほど一際苛烈な存在がいた。
「ギハ、ハハッ、ギャハハハハハハハハハハーーーーッ!!」
炭のような漆黒の皮膚、露わになった上半身には盛り上がった筋肉、蛇の尾を生やした偉丈夫が大声を上げて笑っている。
誰よりも先に駆け、誰よりも先ず壊し、誰よりも多くの命を奪う。
男の体からは爛々と輝く赤の瞳と同色の炎が火山の噴火のように噴き出している。
二足歩行の巨大な牛の怪物や火を吹く恐竜のような竜を差し置いて先頭を走る彼こそが南方の火山帯を支配する魔族。
火を従える魔王、アモンだ。
「死んだ。死んだぞ。死んじまった。あの澄まし顔の鉄仮面が、あの貞操堅い淫売が、あの愛おしい姉妹が死んだ! ギャハハハハッ!」
アモンは笑う。同胞が死んだと云うのに何がおかしいのか馬鹿笑いを続ける。その間、足は鈍るどころかより勢いを増す。
彼が進む先には都市を守る城壁がそびえ立っている。その上から矢が彼らに向かって降り注ぐが、その全てがアモンの体から噴出する炎によって焼き落とされる。
壁なぞ見えていないと言わんばかりにアモンはそのまま速度で、身構えることもせず、体ごと城壁に突進した。
直後、城壁が爆散し吹っ飛んだ。
「ギャハハハハハハハハハハハハーーッ!」
業火と笑い声だけをそこに残し、アモンは止まらない。
城壁内部の街はあっという間に蹂躙され、火の海と化す。街一つを灼熱地獄に変えておいて、アモンは振り向きもせずに破壊を続けていく。
「どこだ、どこなんだ、どこにいる人間ーーッ!」
彼の狙いはただ一つ。PLとの相対のみ。それ以外は眼中になく、振りまく災害は呼吸と同じ。
ただただ突き進む彼の視界に、新たな都市が見えた。ただし、今までと違う。
街を守る者の数が、装備が、備えが違う。
「――キハッ!」
嬉しそうに狼のような犬歯を剥き出しにしてアモンが笑う。
城壁を見上げると、そこに一人の男が魔王を見下ろし佇んでいた。
黒い甲冑を着込んだ金髪の男。悠然とした態度で迫り来る地獄を見下ろし、その顔には微笑が浮かんでいる。
「ギャハハハハッ! いいぞ、戦おうじゃないか。戦い尽くそう。燃やし尽くそう。来世をより輝かせる為に今世で鮮烈な炎を、光を、魂を見せてくれよ人間ッ! ハーッハッハッハッハッ!!」
高笑いと共に轟音が鳴り、アモンが大きく跳躍する。全身から噴き出る炎はより勢いを増し、尾を引き、夜の空に鮮明な赤の色を残した。
アスモデウス撃破から二時間後、北と西、そして南から押し寄せてきた魔王軍は撤退或いは全滅。
北方と西方にて犠牲者はおらず。けれども地の魔王アスモデウス戦にてトップギルドの一つ、<オリンポス騎士団>副団長が死亡。
そして、火の魔王アモン自らが出陣した南方地方では<イルミナート>の団長、レーヴェの妹であるユリアをはじめとして多くの死亡者が出た。
多いと見るか少ないと見るかは人それぞれではあるが、合わせて六十人以上の犠牲を出してPL側はアスモデウス、そしてアモンの二体の魔王を倒したのであった。
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