プロポーズ
結婚は、したい時にするのがBESTだけど、いかんせん相手が・・・・
君の滑らかな手をそっと握る
体温が手を伝い俺の中に入ってくる
え、どうしたの?と言いたげな君に告げる
遠い遠い将来、死の縁に立たされ病院の
ベッドの上で今みたいに君の手をとった時に
もう1日早く君と付き合っていれば
もう1日長く一緒に居られたのに
なんて後悔したくないから言うよ
俺と結婚してほしい
時期早々なのは分かっている
でもずっと一緒に居たい
その想いが抑えられなくて
にわかに君の手も熱を帯びてくる
高鳴る心音まで伝わってきそうな勢いだ
返答する君の唇から目が離せない
一世一代のプロポーズ
最初で最後のプロポーズ
明日の俺は、笑っているかな。
クライマックスは、読者様の想像にお任せするパターン作品にしてみました