プロローグ 過去の消失ロストと記憶
ない…
ない…ない…
ない…ない…ない…
『ナニガ』
ない…
ないんだよ…
何か分からないけどないんだよ…
『ナンデ』
しらないよ…
そんなこと…
『オマエハナニカヲ…』
『ナニヲナクシタ』
わからない…
なにを… どこで… いつ…
『オマエノ… タイセツナ… ナニカヲ…』
だれがはなしかけている…
ここはどこだ…
『オマエハ… おまえは… お前は… 記憶を、心を、友を、最愛の人をウシナッタ』
『オマエハウシナッタンダ、≪ロスト≫シタンダ』
今何をしていたんだ?ここはどこだお前は誰だ?これは何て読むんだ? なんだ???
嬉しいってなんだ、悲しいってなんだ、考えるってなんだ、もういいや。
床にたれる血と、周りに転がる友の亡骸に吐き気と動悸が襲った
胸を聖剣で貫かれ、もう一生起き上がらないと、もう一生目を覚まさないと。そんな言の壁になぎたおされてしまった最愛の人
こんな人生<ライフ>絶対に繰り返さない。ここに誓って。この歪んだ消失世界<ロストワールド>に復讐<リベンジ>を。
流行に乗れていない作者でございます。つまらない始まり方ですか、ぜひ読み続けていただけると幸いです。よろしければ、評価を付けていただけるとうれしいです!