いじめ問題について~bully、bull、cow、mercy、schoolを添えて~
先日、『異世界人狼-聖痕-』の執筆をしていて、ふと思ったのです。
‐ これ、読みにくくね? 英単語は気軽に覚えたいけれど、異世界転生ものは読みたくない、もっと言うと、くろすろおどの文章、作品の雰囲気自体苦手って人、どうすりゃええのん? ‐
そうです。この疑問は俺を苦しめ、執筆に向かう力を奪っていたのでした。
が、今日、素敵なヒントを頂きました。
『ワイがちょっと詳しく評価する!』スレの主様、ありがとうございます。
小説が苦手ならエッセイを読めばいいじゃん。
もとい、読んでもらえばいいじゃん。
てことで、このエッセイです。
語源系なのかな。単語と語源とそれにまつわるエピソードをつづっていこうと思います。
というわけで、記念すべき第1回。
何が良いでしょうかねえ。目標7000語なので、どのみち何書いても全部載るんですけどねえ。
そうすると、エッセイは何を書くべきか、という疑問に至りますね。
2021年現在、くろすろおどは44歳。この半世紀弱、見てきたもの、経験してきたこと、すべてを総合して、せっかくだから読者様の有益になること……。
……。
うん。一番伝えたいことを、この1回で書く。それが良いのでしょう。
このエッセイは若者の皆さんに向けて書いています。
皆さんが小学生なのか中学生なのか高校生なのかは問いません。
これから俺が書く期間を……まだ経験していないなら、このエッセイは確実に助けになります。
もし、もう終わっていたら、そうだったかもなあ、と振り返って今後に生かしたり、現在真っ最中な親戚、友達、誰かを助けてあげてください。
では、発表。今回の英単語。
『bully』
いじめっ子。
いじめる、脅す。
元々の語源は昔の英語の、愛する人、なんですけどね。え? つながらん?
そうでしょうそうでしょう。何故愛する人をいじめるのか。流れを追うと……。
bully(愛する人)が、boel(恋人)にyを足して、ついでにbull(雄牛)も加わって、bullyになったのです。
bullは乱暴ですよね。ちなみに牝牛はcowです。見世物として闘牛士がひけらかす赤に突撃して殺されるのがbull、milkをくれるお母さん牛がcowですからね。
乱暴であることが宿命づけられたような存在、それがbullです。
そこにboel(恋人)なy。恋人にする乱暴なこと? うん? 怪しいぞ!!!
このエッセイはR15だけど、想定読者年齢は低いんだから、もっと清廉な話題に……できない。
残念。無理。だって、bullyの元々の意味って、『春をひさぐ人の乱暴な世話役』ですから。
え? 何それ? という方。あなたは現代に生きている。
春をひさぐ、つまり遊女さんを世話する人がなんでいじめっ子になるかって?
答え。世話役が使われてたのは昔のヨーロッパです。
そして、遊女は最下層の人々です。出自はさまざまですが、全員使い捨て可能な人々なのですね。
抗生物質もなかった時代です。性病にでもなったらアウト。しかも客を取らないと罰を食らう。
与えるのが世話人。衰弱の世話をするのも世話人ですが、誰もが追い詰められていたのが昔のヨーロッパです。衰弱した遊女なんか、乱暴に扱って、さっさと衰弱死させるのが正しい扱い方。
慈悲?
そんなものは神様がもっているものです。せいぜいが貴族ですな。庶民は生きるのでいっぱいいっぱい。遊女の場所に慈悲なんてかけらも存在しません。
ちなみに慈悲はmercy。
mercyの別の意味は寛大な措置。なんか、単語そのものが上から目線ですよね。
それもそのはず。元々の語源はmerces(貴族の支払う)ですから。それが、貴族が支払って下さる慈悲、mercyになったのです。
貴族は高貴ですからね。いじめなんて、英語の概念的にはですが、するわけないですね。
するのは、遊女を扱う乱暴な人、くらいです。
中世。それは人権のなかった時代。当たり前なことです。
さあそれではもう一度!!!
bullyはいじめっ子! またはいじめる!!!
bullying bully で、いじめるいじめっこ、ですね。
ぶりんぐぶり。いじめ、カッコ悪いはbullying、カッコ悪い、ですね。
ところで、これを読むあなたはいじめられていますか?
bullied now、いじめられている真っ最中ですか?
苦しんでいますか? それはまるで、性病にかかって衰弱して世話役から乱暴な扱いを受ける中世の悲惨な遊女のように?
答えがイエスなら、貴方は多分ラッキーです。
何故なら……事実を1つ、知ることができるからです。
いじめは犯罪です。でも、学校はいじめっ子を守ります。
え? いじめられる人を守るのが学校じゃないかって?
考えてみて下さい。もし、学校があなたを守ってくれるなら、そもそも貴方はいじめられていますか?
学校があなたを守ることができないから、あなたはいじめられているんでしょう。
そもそも、school(学校)の語源は、schore(余暇)なんです。何かを学ぶ暇や余裕のある人に、知識を授ける場所、それが学校なんですよ。
そこに加害者と被害者はいない。想定していない。
だって、みんな教科書と黒板を見ているはずですから。
休み時間は予習復習。悲惨な、中世的な、bull(雄牛)が子供を蹂躙するような、非道やbullying脅迫なんて、想定の外ですよ。
だから、学校はあなたを守りません。報告しても話し合いという形でもみ消そうとするでしょう。
教師がbullyingを見逃していただけの善良な無能なら、対応策は取られるかもしれません。
が、こればっかりは運です。
え? じゃあ、絶望しかないの?
と思うでしょう。大丈夫。学校はそこまでして行く場所ではありません。
そもそも暇をつぶしに知識を取り入れる場所なんですよ。加害されるための場所ではありません。
じゃあ、なんでbulliedかって?
それは……長くなるので次に続きます。
次回は実際に学校で小中高と長期間、壮絶ないじめを指揮していた加害者の話、諸事情により名前にアルファベットを使用します、と、いじめについて書かれた話、あと色んな実体験で、いじめという物事と、その対処法を語りたいと思います。
ちなみにあなたがいじめっ子な場合は……読まなくていいです。
あなたは中世の売春窟がお似合いの人ですからね。大丈夫。勝手に生きて、売春窟みたいな人生を楽しく生きてください。憎まれっ子世に憚る、って言葉もありますし、安泰でしょう。良かったですね。
閑話休題。では今回の単語の復習です。
bully:いじめっ子、いじめる。元々は中世の遊女の乱暴な世話人という意味。
bull:雄牛
cow:牝牛
mercy:慈悲。かなり上から目線な言葉
school:学校。元々は暇つぶしに学問を受ける場所。いじめたり、いじめられたりする場所ではありません。なのでいじめが起きる場合、教師がよほど良心的でなければ、いじめは隠ぺいされます。先生の仕事じゃありませんからね。いじめの対応は。