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<ホド編>34.対決!三足烏(サンズウー)

34.対決!三足烏サンズウー



---翌朝---


 「みなさん、準備はいいですか?」


 「おう!」

 「ええ!」

 「フン‥‥」


 それぞれの返事はバラバラだったが、心は繋がっている。

 体力も魔力も回復している。

 後はとにかく一人でも多く生き残ってヴィマナへ帰還するだけだ。

 ヴィマナに戻れればこの世界で最も早い船であるため完全に逃げ切れる。

 そして飛翔石で飛ぶ事が可能になれば、もはや自分たちを攻撃できる存在はなくなる。


 (いや‥‥一人でも多く生き残るじゃない。全員で戻るんだ!)


 スノウは必ず全員で戻ると心に誓った。


 「最終確認です」


 エントワは蒼市に移動中の作戦会議の中で示したグレゴリ・メモを元に割り振った分担表を皆に見せる。


 ============

  ●アレックス ― ホウゲキ

  ●第一分隊長 ― エントワ

  ●第二分隊長カヤク ― ワサン

  ●第三分隊長ギョライ ― ロムロナ

  ●第四分隊長フンカ ― ニンフィー

  ●その他 ― エスティ、ライジ、スノウ

 ============


 「ホウゲキはもちろん、基本的に全ての分隊長が揃っていると見た方がよいでしょう。ですが万が一、分隊長が欠けているようであれば、最初は分隊長以外の戦闘に加わり、できる限り雑魚の掃討にあたって下さい」


 「そして万が一の場合はプランB」


 「わかってる」


 スノウはエントワの言葉を遮るように割って入る。

 プランB。

 全滅という最悪のケースを避けるためにアレックス、エントワの判断で実行するプラン。

 最低スノウだけでもヴィマナに帰還させるというプランだった。


 (このプランに何の意味があるっていうんだ。アレックスの夢を叶えるための飛翔石入手だったし、アレックスの夢を叶えるためにみんな協力してきたんだろう?つい数ヶ月前に来たばかりのおれだけ助ける意味がわからない)


 自分が死んだらヨルムンガンドの牙もフェニックスの心臓も三足烏サンズウーでは扱えない。


 (それならば自分も戦う、とことん戦ってなんとか仲間の命を一人でも多く救う)


 スノウはこれが自分にとってのプランBと決めた。



・・・・・


・・・



 「よし、開けるぜぇ」


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ‥‥


 アレックスは閉じていたフェニックスの間の扉を少しずつ開ける。

 スノウが持っているフェニックスの心臓のお陰で掛かっているフェニックスの魔法も効力が失われていた。

 相変わらず重い扉でアレックスの腕の血管が浮き出る。

 普通の人間なら動かす事すらできない扉だろう。

 半身分空いた扉から外を覗き込むアレックス。

 ワサンがソナー魔法で生命感知を行う。


 「アタリニハ三足烏ハイナイヨウダナ‥」


 「そうだなぁ。目視でも確認できねぇ。よし出るぞ」


 ゴゴゴゴゴゴゴ‥‥


 アレックスは扉を人が通れる程度に開けた。


 「ワサン頼む。だがくれぐれも無理はするなよぉ。戦闘は無しだ。俺たち全員でやるんだからなぁ」


 「ワカッテルヨ」


 そう言い残すと、かき消えるようにワサンは偵察に向かった。

 三足烏サンズウーにとってアレックス達の事はソナーで感知できるから慎重に周囲を確認しながら少しずつ先に進む。

 しばらくするとワサンが帰ってきた。


 「コノフロアニハ奴等ハイネェ」


 「そうか、よし階段まで移動するぞ」



・・・・・


・・・



 斥候のワサンの確認情報を元に警戒しながら60階層まで上がる。

 ここまでの道は狭く、大人数での戦闘には不向きであるため待ち伏せされる可能性は低かったが、比較的単純な構造であり複数に分かれて生存の可能性を上げることもできない。

 十分な警戒が必要だった。

 しばらくして、再度偵察に出ていたワサンが戻って来た。


 「コノフロアカラシバラク複雑ナ迷路ニナルカラ抜ケ道ヲ探シタガ、ドコモ罠ガ仕掛ケラレテイタ。通ルト、魔法ニヨル様々ナ激シイ攻撃ガアルヨウダ。防ゲナイ事ハ無イガ、防御魔法デ相当魔力ヲ消費シテシマウダロウ」


 「なるほど。戦う前から削る作戦ですね。加えて、強引に突破しても魔法発動で居場所が感知されるでしょうから攻撃される可能性が高くなる。しかも三足烏のことです、どのような感知しにく罠を仕掛けているかわかりません。もしひとりでも分隊長レベルと戦う前に致命傷を負うことがあれば万に一つも生還の可能性はなくなると思った方がいい」


 「そうだな。こりゃぁ誘導されてるなぁ。逃げられねぇぞって言ってんのかぁ、しかしせこいなぁ」


 「そうすると大体待ち伏せてる場所は分かるわねぇ。おそらく一番近いひらけた場所‥‥」


 「アア。55階層ニ中層ボスノ部屋ガアルガ、カナリ広イ部屋ダッタハズ。ソコナラ裕ニ300人ハ入レル」


 「おそらくそこだろう。三足烏・烈はダンカンメモによると500人規模の隊だけど、全員集結するはずはないよな。万が一に備えて上層階や地上にも配備しているはずだし、そもそも人数がいればいいってもんでもないから、精々150人〜200人がいいところだろうと思うんだけどどうかな?」


 スノウは少しでも役に立ちたいという気持ちから自分の理解を説明した。

 それに対してエントワが返した。


 「そうですね。スノウ殿と同意見です。55階層が決戦の地。連隊長、分隊長以外で約200人いるとすると、エストレア、スノウ殿、ライジ殿でその200人を対応してもらうことになりそうですね」


 「ひとり100人か‥‥」


 「ひとり100人ね‥‥」


 「おぉぉぉぉい!また僕、頭数に入ってないじゃないですかー!」


 「よぉし、うだうだ考えてたってしょうがねぇ。相手が正面から戦りてぇって言うんなら俺たちも乗ってやろうじゃないか」


 「若。一応最初の陣形だけは計画通りに行きましょう」


 「んあ?もちろんだ」


 さらにアレックス達は前に進んだ・



・・・・・


・・・


 いよいよ55階層に上がる階段まできた。

 ワサンの偵察結果によれば、読み通り罠はあったが三足烏サンズウーが現れることはなかったが、対決予想エリアが射程に入った瞬間大人数の存在を捉えた。


 「準備はいいかぁ、みんな。ぜってぇ生きて帰るぜ!約束だからなぁ!」


 「ええ」

 「アア」

 「了解」


 一行は階段を登る。

 感知魔法は完全に三足烏サンズウーを捉えていた。

 予想通り中層ボスの部屋を中心に200人程度が待機している。

 隠すつもりもないようだった。

 当然こちらの存在も向こうに筒抜けである。

 そしていよいよ中ボスの部屋の目の前まできた。

 アレックスは扉を開ける。


 ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ‥‥‥


 扉が開いた。

 目の前に大勢の人影が見え始める。

 中心には、どぐろを巻いた赤毛の大男がいる。

 その隣にはひょろ長いチャラチャラした男いる。

 赤いマフラーのようなものをひらひらと靡かせている。

 反対側には丸いスコープのようなレンズの付いた仮面を被り派手な明細柄の服をきたひょろ長い長身の男。

 扉が完全に開き、レヴルストラメンバーは三足烏サンズウーに対峙した。


 「久しぶりだな。待ちわびたぞアレクサンドロス」


 「んあ、俺ぁ会いたくなかったぜぇ。男に待たれる趣味はねぇからなぁ」


 「そうか。その軽口も今日までだがな」


 「ざっと見たところあんたの部下の分隊長さんは二人しかいないようだが、もう二人はどうしたぁ?」


 「ほう‥我輩の部隊を良く調べたな」


 「ああ!古い友が命を賭してなぁ」


 「ん?誰のことだ?我輩に傷一つつけられない輩をいちいち覚えてはおれん。それにそんな情報は無駄だ。何を準備しようが貴様らはここで終わる」


 「ああ、そうかい」


 静かな雰囲気ではあるが、煮えたぎる怒りが溢れていることがアレックスの姿から見てとれた。

 腕に血管を浮き出させた状態でアレックスは左腕を高く掲げた。


 「ジオライゴウ」


 ホウゲキの頭上に光るいなづまが生まれる。


 「ジオ・エクスプロージョン」


 ドッゴォォォォーーーン!!!


 稲妻と超爆発が衝突し、凄まじい爆風が部屋中を駆け巡る。

 普通なら吹き飛ぶ風圧だがレヴルストラ一行はもちろん三足烏一隊も腕を組んだまま微動だにしていない。

 すると突如ホウゲキの前に巨大な拳が現れる。

 アレックスの正拳突きだった。


 ブッドォォォォォォォオン!


 ホウゲキはアレックスの正拳突きを腕をクロスに組んで受け止めた。


 「怒破手な正拳突きやよし!」


 爽快な笑みを浮かべてアレックスの拳を弾き返す。


 「開戦だ!ウルスラグナ以外は皆殺しだ!命を破手に燃やせ!」


  「うおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」


 ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド


200人が一斉にレヴルストラに向かって押し寄せてくる。


 「私たちも行きますよ!」


 一斉攻撃を迎え撃つ。

 その直後ワサンの前に突然影が現れる。


 「忘れてないよなァ、ワンちゃん、へへへ」


 カヤクだった。

 彼はそう言いながら無数の手裏剣を放つ。


 カンカンカンカンカン!!


 「相変ワラズ蝿ミテェナ攻撃ダナァ!」


 全て弾き返すワサン。

 カヤクの繰り出す手裏剣とナイフの攻撃を短刀で軽々と受け切るワサン。


 「この時を待ってたぜぇーー、ヘッハァ」


 一方突如スノウの耳元で囁く声が聞こえる。


 「あんたがウルスラグナか?」


 聞き取れるかどうかの低い小声で話かけるのは円柱スコープがついた仮面の男。


 「!!」


 スノウは素早く体を捻り裏拳を浴びせるが、その男は大きくのけぞってそれを簡単にかわす。


 「お前誰だ?」


 「‥‥‥‥」


 「気持ち悪い仮面だな、サイコ野郎!」


 仕方がない。

 おそらく分隊長の一人だろうが、誰だか分かるまでは相手をするしかない。

 肉体強化魔法をかけて手をフラガラッハの柄に添える。

 居合抜きのように構えそして一気に詰め寄る。


 「迅移、速断」


 サファン!


 切ったのは仮面の男の残像だったが、すぐさま避けた先に剣撃を加える。


 シャザン!!


 少しかすったようだ。

 仮面の端にほんの少しだが傷がついた。


 「へぇ。やるねぇ」


 突然後ろから何か飛んでくのを感じスノウはそれをかろうじて避ける。


 カァン!


 脇腹に向けられ今にも放たれようとしていた仮面の男の持つ銃のようなものを飛んできた物体が弾く。

 のけぞりながら振り向くとパチンコのような投擲武器で攻撃してきた男がいる。

 中肉中背、年はスノウと同じ、いやサラリーマンだった頃の雪斗と同じくらい40前。

 恐ろしく高い鼻の上に何か尖ったトゲのようなものがくっついた顔の男。

 咄嗟に距離を取る。


 「ギョライ様、ウルスラグナは殺すなとの連隊長命令です」


 「お前‥‥いつも正しいこというから嫌いだよ、キライ」


 「貴方様のミスは私のミスでもあります。どんな仕事も確実に仕留めるのが私の主義ですので」


 体を捻り避けている最中の会話だが、その間にも次の攻撃が飛んでくる。

 弾かれた銃の向きを手首を返しておれの方に向けてすぐさま発射する。


 (この世界にも銃があるのか?!いやそんなことを考えている場合じゃない。撃たれる!!)


 銃弾が飛んでスノウに当たる寸前に土の壁が目の前に現れる。

 弾は壁に当たり壁は壊されたが、威力が抑えられたため避けることができた。


 「あんたがギョライボウヤねぇ、ウフフー」


 ロムロナが魔法の連撃に入る

 クラス3の魔法が次々と放たれる。

 それをクネクネと避けながらありえない体勢で正確にロムロナとスノウを撃ってくる。

 フラガラッハで玉を弾き、その玉をキライと呼ばれるギョライの配下目掛けて飛ばす。

 キライはそれを全てバチンコで弾き返す。


 カンカンカンカンカン!!


 弾かれた玉はまたスノウたちに向かって飛んでくる。

 その直前エスティが近くにサポートに入ってきた。


 キンキンキンキンキン!


 素早い動きで現れたエスティがそれを地面に弾く。


 「相手に飛ばしちゃだめみたいね、スノウ!」


 「サンキューエスティ」


 エスティは顔を赤らめてそのまま奥から押し寄せてくる大勢の烈隊員たちに向かって切り込んでいく。

 

 (この仮面男がギョライ‥そしてパチンコみたいなのを撃ってきたのがその副隊長か。たしかキライって呼ばれてたな‥‥っていうか聞かなきゃいけないことがある!)


 スノウにはどうしても聞かなければならない事があった。

 この世界に越界して以降、リボルバーのような銃を見たことがなかったからだ。

 なぜそんな代物を持っているか、そしてその扱いをどこで身につけたのか。

 それを聞く必要があった。


 「おい!仮面男!お前なんで銃を持っている?!」


 「このリボルバーのことか?拾いもんだよ‥‥」


 「あぁ?聞こえねぇよ!」


 癖なのか、仮面のせいなのか、ボソッと喋るため戦闘中の騒音で聞こえない。


 「ギョライ様、今日はよくお話になりますね。ですがそれは情報漏洩です。所謂(いわゆる)情報インシデント。それもミスの内のひとつですから、万が一これ以上お話なる場合は、私が貴方様を撃ちますのでお忘れなく」


 「‥‥‥‥」


 (こいつは聞こえてるって事か。ってか仲間じゃないのか?こいつら)


 「まぁいいじゃない?スノウボウヤ。こんなスリル満点な攻撃の応酬なんて久しぶり、ウフフー」


 「ここにも居たわ、おかしなやつが‥‥」


 「さぁ行くわよぉ」


 「おいおい!ギョライはお前の担当じゃないか!おれは別のをやる!」


 成り行きでロムロナのサポートをさせられている事に気づきツッコミを入れるスノウ。


 「あらぁ、そこのキライボウヤ?それって隊長以外のその他のうちの一人でしょう?ウフフー」


 「くっ」


 (まぁいいや。誰とやろうと一人一人潰して帰還の道を作らないといけないわけだし!)


 「そこのご婦人、私を雑魚扱いされたようですね。でも私はあなたを雑魚扱いは致しません。連隊長命令ではウルスラグナ以外は皆殺しとなっておりますので、逃さず消させていただきます」


 「律儀ねぇ。そういうキライボウヤ‥‥嫌い‥ウフフー」


 一瞬だったがキライの表情が歪んだ。

 怒らせて冷静さを失わせる作戦。

 

 (さすがロムロナ。嫌われることにかけては天下一品だ)


 中心ではアレックスとホウゲキが戦っている。

 アレックスは神の使っていたとされる槍のゲイアッサルで高速連突を繰り出している。

 一方ホウゲキは大剣を振り回しそれらを全て交わしている。


 「アレクサンドロス!貴様の力はそんなものか!つまらんぞ!もっと怒破手に我輩を楽しませてみよ!」


 「うるせぇなぁ!とぐろ野郎!だまって戦えねぇのか?」


 「ジオエクスプロージョン・爆撃」


 ホウゲキは剣に魔法を込め切り込んできた。


 「んぁ、こりゃヤベェ!」


 アレックスはすかさずそれを避け、さらに地面を蹴って距離を取り、腕をクロスに構えて防御の体勢を取る。

 ホウゲキの一撃が地面を打つ。

 その瞬間、魔法剣に込められた魔法が弾け超高音爆発が巻き起こる。


 バッグゴォォォォォン!!


 「おっかねぇことすんなぁ?おめぇの部下、何人かぶっ倒れたぞ?」


 「フン。このような攻撃で倒れるものは我輩の隊には不要。気にするな、切り捨ててもらって構わん」


 「あぁそうかい!」


 さらに突きを繰り出すアレックス。


 一方奥では三足烏サンズウーの隊員たちがアレックスたちに攻撃を加えないようにニンフィーが戦っている。

 そこにエスティが加勢に加わった。


 「ナパームフレイム!」

 「霞切り・爆炎!」

 「速蹴り!」


 魔法、魔法剣、体術とさまざま種類の無数の攻撃がニンフィーとエスティ目掛けて繰り出される。

 魔法はニンフィーが魔法で弾き返し、物理攻撃はエスティが受けさらに攻撃を加える。

 三足烏の隊員に対し、ニンフィーやエスティの戦闘力は遥かに上だったが、隊員もひとりひとりはエメラルド級を超えるレベルなため、負けることはないにしろ体力・魔力消耗は避けられない。


 その奥で佇む紳士を囲む3人の影。


 「このおっさん、元聖騎士隊の隊長だったエルドロワールだよね?」


 小太り男のカヤク隊副隊長、マイト。


 「そうね、こんな時にもカヤク様は相変わらずクネクネしながら戦われているわ。好きだわぁ」


 スタイルのよいカヤク隊副隊長のダイナ。


 「今はカヤク様関係ないじゃないか」


 「お前らもう少し緊張感ってものを持つべきだな。いつも回復を俺に頼るが、俺に頼らない戦い方をすべきだ」


 そして赤いローブを纏った無精髭の男。

 カヤク隊副隊長で実質カヤク隊をまとめているキセキ。

 この3名がカヤク隊を支える要だった。


 「さて。御仁たちはカヤク殿の部隊の副隊長ですね。3人ですか。ちょうど良い。まとめてかかってきなさい」


 「なんかすごくなめられてるよ、俺たち」


 「チチチ、そんな減らず口、カヤク様の前では出ないはずよね、さすがカヤク様」


 「ダイナ、一体何を言ってるんだよ、さっさと倒すよ?」


 こうしてレヴルストラと三足烏サンズウー・烈の熾烈な戦いが幕を開けた。









11/13修正

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