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<ゲブラー編> 50.エルフ上流血統家

50.エルフ上流血統家



ゼネレス第2の都市、ネザレン。

ゲキ王国やレグリア王国のような中世ヨーロッパのような街並みとも違い、オーガの統べるジオウガ王国のような紅を基調とした土壁や煉瓦造りのような街並みとも違う、不規則も美しい石造りの家々が遠目で見ると何か規則的に計画的に作られたかと見紛うような不思議な街並みの都市。

モウハンとエニーは荘厳な街並みを目にし、感動で言葉が出なかった。

エルフたちが自分たちこそこの世で最も高貴な種族だと信じて疑わない理由が何となく分かった気がした。


モウハンとエニーは、ネザレンに入る前にエルフの基本的な情報をディルから聞いていた。

ディルにしてみれば、冷戦状態のオーガや下等種族のニンゲンをエルフの街に連れていく責任から、基本的な情報を2人に説明し節度ある対応をとってもらわないと自分の身にどんな罪が被せられるか分からなかったからだ。


ディルの話によると、このエルフには5つの一族が存在するらしく、バーン一族、ジーン一族、レーン一族、スーン一族の4つの一族とそれらを統治するヴァジレス一族から構成された者たちが基本的にエルフ社会を統治しているとのことだった。

ヴァジレス一族が最高権力を有し、それ以外の4一族が師事族と言われている。

ゼネレス北部に位置する神聖域ヴァジレスとはヴァジレス一族とそれに仕える限られたものたちしか住めない神聖な場所であり、ヴァジレスは他世界にも存在するとのことだったが、他世界の存在を知らないモウハンとエニーには理解できなかった。


そして、それぞれの一族の中には家系が存在している。

家系には序列があるとのことだったが、ディルのような一般エルフには知らされない上流血統家にしか分からないもののようだ。

ディルが現在仕えているのはバーン一族に属するエヴェリオス家とのことだった。

このネザレンを統治しているのはディルの仕えるエヴェリオス家次男のエルフらしい。


中央に広い幹線道路となっている石畳の道路の端を馬車で進む。

ディルはなるべく目立たないように気をつけていた。

この地にニンゲンが入ることはないし、ましてや冷戦中のオーガがたやすく入れる場所ではないからだ。

モウハン、エニーに対しても決して顔を出したり、不用意に馬車を降りたりするなと釘をさしていた。


馬車は街中を抜けてさらに奥へと進んでいく。


「ディル、いったいどこへ向かっているの?病院に向かっているのよね?」


「そんなわけないだろう?いきなり病院に赴いてニンゲンを診てくださいっていってハイ、わかりましたっていうエルフがどこにいるっていうんだよ」


「じゃぁどこなのよ」


「俺の仕えている上流血統家のエヴァリオス様だ」


と言われてもよくわからないモウハンとエニーはそれしか妊婦の安静を確保する術がないのならそれしかないと無理やり納得していた。


(いきなりそこなのね・・・。まぁいっか。それに、上流血統家ってのにはいずれ会わなければならない訳だからちょうどよかったかしらね)


そして2時間ほどかけてやっと辿り着いたところは巨大な屋敷だった。

屋敷といっても不規則な石造の芸術的建物で、外からは中の構造が全く想像できないようなものだった。

ここまでくると周りは木々で囲まれていて特に店や民家もないため、一般民に見られる心配もなくなっていた。

そのため、3人で馬車を降りて玄関前に向かった。

玄関の前でディルは大炎御柱コグバシラを作り、何かを念じた。

すると大炎御柱は鍵のような形に変形した。

それを鍵穴らしきところへ差し込んだ瞬間、壁が突如消失し中に入れるような構造になっていた。


「おお!なんじゃこりゃぁ!!」


思わずモウハンが驚いて叫ぶ。

それもそのはず、ゲブラーのニンゲン世界はスノウが雪斗時代、日本にいたころの歴史で言えば産業革命ごろのレベルだったからだ。

ましてやこのような技術は現代の日本にも存在しない。

あるとすれば、ホドにある飛べない巨大船ヴィマナやティフェレトのユーダが住んでいた白い塔のテクノロジーに近いものだった。

当然そのようなものをモウハンやエニーが知るはずもなく、ただただ驚くだけだった。


「おい!ディル!これ!すご!」


「何でカタコトだ?!まぁすごいよな。俺も初めは驚いたし、大炎御柱コグバシラの鍵を頂いた時は、そう、なんだか自分が上流血統家の仲間入りした気になったもんな」


「いや、お前は既に上流血統系だ」


「なんか少し違うというかどこか小バカにされている気がするんだが気のせいか?」


「気のせいだ!」


「っていうか、いちいちでかい声で喋るなよ!ここは上流血統家、つまりとっても偉い人のお住まいなんだよ。騒々しくしていたら殺されるぞ!」


小声で叫ぶディルだったが、ほとんど聞いていないモウハンに更に苛立った。


ゴツン!


「シー!」


エニーがモウハンの脳天にゲンコツを叩き込んですぐさま静かにするように促したことで、半分涙目のモウハンは静かになった。

建物に入ってすぐの場所でそのようなやりとりをしていると、ひとりの男エルフがモウハンたちのところへ歩いてきた。



「おや、ガリネスではないか。もうお前の故郷のゴブリン退治は終わったのか?であれば早めにグレ・・・お、お前・・・その後ろの者たちは?!ま、まさかニンゲン?!い、いやオーガまでいるではないか?!お前一体何をやっているのだ?!け、警備の者を呼ばなければ、い!一大事だぁ!!」


そう言ってエルフの男は奥へ走っていってしまった。


「なんかやばくないか?」


「ええ、明らかに問題にされたわね。私たち」


「だ、大丈夫・・・な、はずだ・・・」


頼りないディルであったが、モウハンとエニーのふたりは焦ることなくマイペースにその場でディルの指示を待っている。


「ていうか!ディル!お前ガリネスって呼ばれていたが、お前の名前はディル・ガリネスなのか?」


「どう考えたってそうでしょ。いちいち子供みたいに、これ僕が発見した的な発言はやめてよね。面倒臭いから」


「お前は俺をなめているな?俺をなめるな!」


「はいはい。すいません」


(何だこいつら・・・やっぱりイカれてる。ある意味敵対勢力みたいなところに飛び込んでいるのに何なんだこの余裕は・・・)


ディルがそう考えている最中、先ほどのエルフが走っていった方向から数人の護衛と思しきエルフたちが駆け寄ってきた。



「ディル!お前一体どうしたんだ?!そいつらは何者だ?!場合によっては審判ものだぞ!」


数にして10名ほど。

その中で真ん中に立っているいかにも護衛を取りまとめているという服装のエルフがディルへ大声で話しかけた。


「リンゼン隊長・・・どうか当主様に御目通りを!説明の機会をいただきたく」


「そんなことできるわけがないだろう!どうして素性のわからない、ましてやニンゲンとオーガを当主様に御目通りさせることができるというのだ?!」


「この者たちはグムーン村を襲ったゴブリンたちの討伐に協力してくれたのです!しかも、その中には異形のゴブリンロードまで出没しており、ゼネレス以外の国々で起こっている事象から俯瞰してみた場合、このゼネレスにも危機が迫っているのですが、それをお伝えに参ったのです」


ディルはあえてニンゲンの妊婦の話はしなかった。

それを持ち出した瞬間に話が更にこじれてしまうと考えたからだ。


「な、なんだって?!ゴブリンロード?!ゼネレスの危機?!あっはっは!ディル!笑わせるんじゃない!ゴブリンはどう成長してもゴブリンだぞ。ロード化はしない。これは常識だ。それにゴブリンが攻めてきたところで何一つこの国が揺らぐような事態にはならん!絶対にだ!」


リンゼンと呼ばれたおそらく護衛隊長と思われるエルフは腹を抱えながら笑い、一方で腰に下げた剣からは手を離さなかった。

他の護衛のエルフたち同様に警戒しつつも笑っている。


「本当なんです!グムーン村のみんなに聞いて頂ければわかります!死体だってあるんです!」


「あっはっは!いい加減にしないと!っはっはっは!営倉にぶち込むぞ!」


笑いながらリンゼン隊長はディルの言い分を退けた。


「リンゼン隊長!」


「くどい!どうにかお前の罪を軽くするためにことを荒立てないようにしているにも関わらずまだ言うのか?!」



「聞かせてもらおうじゃないか」



リンゼンの背後から優しくもやる気のなさそうな声が聞こえた。

その瞬間、護衛のエルフたちは一瞬で広い廊下の両脇にはけて立ち、腰を軽く曲げた状態で待機した。


「当主様!」


ディルが驚いたような目で見つめた先に現れたのは、赤い髪がオールバックのように後ろに流されて、尖ったような形をした髪型の長身のエルフだった。

見た目二十歳過ぎで肌は色白でイケメンだが、やる気のなさそうな表情のためせっかくの綺麗な顔立ちが台無しになっている男だ。


「おかえり、ディル。こんなところでなんだからさ、謁見の間に来てよ」


「は!」


当主様と呼ばれたやる気なさそうなエルフの言葉に護衛エルフ全員畏まった返事をし、モウハンとエニーは半ば連行されるように謁見の間と呼ばれた部屋へ通された。

謁見の間と呼ばれる100畳ほどの部屋に芸術的な形の家と少し離れて向かい合う形で比較的普通のソファのようなものが置いてある部屋に通された。

モウハンとエニーは進められるがままソファーに座る。

見渡すと、芸術的な椅子の側に執事のような老エルフがいた。

突然、当主様と呼ばれたエルフはモウハンの横のソファーを動かしてモウハン、エニーの目の前に持っていきそこに座った。


「当主様。当主座がございますのでそちらにお座りになられては?」


「いいんだよ、ゼーゼルヘン、僕畏まってんの嫌いなの知ってんでしょ・・・」


ゼーゼルヘンと呼ばれた執事の老エルフは銀髪で落ち着いた雰囲気で、その声は低く深い心に染み渡るようなものだった。

一方当主様と呼ばれたエルフは先ほどと同様に怠そうな声で話している。


「さてと。あぁ、ディル。君もこっち座りなよ」


「は、はい!」


ディルはこれまでの道中共にした時の態度からは一変し、畏まっている。

すぐさまエニーの横あるソファーに浅く背筋を伸ばして座った。


「さてと。えぇっと。あぁそっか。まずは自己紹介だね。僕はグレン。それで君たちは?」


「俺はモウハンだ!よろしくな!お前は偉いんだってな。周りの反応を見ると偉いエルフなんだって分かるけど、周りの者たちがいなかったらお前が偉いってわからないな。お前が偉い理由は何かあるのか?王様か?」


エニーは俯いて顔を手で覆った。

空気も読まず、礼儀も弁えないマイペースな無礼にもはや呆れるしかなかった。

当然護衛のエルフは怒りの形相でモウハンに掴みかかっている。

それを面倒くさそうに手をあげて制するグレンと名乗ったエルフ。


「君、面白いね・・・。僕は王様じゃないし、そもそもエルフの国に王はいないよ。なるほどねぇ。僕が偉い理由ねぇ・・・分かる?ゼーゼルヘン」


「はい。上流血統家に生まれたと言うのが証拠でしょう。ですがそちらの御仁が仰るとおり、当主様がこのゼネレスを出られたらそれを証明する術はございませんし、それを知ったところでエルフ以外は尊重する必要がございませんね」


「へぇ・・・納得。じゃぁ僕はエルフじゃないモウハン君からしたら一つも偉くないってことだ・・・。これでいい?」


「おお、納得だ!それでは何と呼べばいい?」


「なんでもいいよ。お前でも君でも」


「じゃぁグレンと呼ぼう!なんだかお前とは仲良くなりたい気がするからな!」


「僕は別に仲良くなりたいと思ってないなぁ。いやどっちでもいいって感じか。でもまぁ、君が名前で呼ぶって言うなら僕も名前で呼ぶよ。いいね?モウハン」


「おう!もちろんだ!」


「さてと。それで君は?」


次にグレンはエニーに話しかけた。


「私はエニーです。見ての通りオーガです」


「オーガね。よく来たね。でもまぁオーガがこの地に来たってことは、君・・・いいオーガだね。たぶんだけど・・・」


「いいオーガかどうかは分かりませんがエルフの皆さんと敵対するつもりも、しているつもりもありません。むしろ同じゲブラーに住まう者として分かり合える部分があるのではないかと思ってはいますが」


その言葉に反応する護衛エルフたち。

掴みかかろうとしたのをグレンが軽く手を上げて制した。


「君たちさぁ。僕のこと守って気にかけてくれているのはありがたいんだけど、一々反応しなくてもいいから。手を上げるの面倒だし。えっと。それで、君も好きなように呼んでくれて構わないよ。僕はエニーと呼ぶから。嫌なら変えるけど・・・」


「いえ、それでお願いします。私はグレンさんとお呼びします」


エニーは空気を読みつつ一応の敬意は払う形でグレンを “さん” 付けで呼ぶことにした。


「なんでもいいよ。さてと。それで本題だけどさ。何か目的があるんでしょ。わざわざニンゲンとオーガが一緒にこのゼネレスに来るぐらいだから。それとももしかして旅行?ハネムーンとか?・・・流石にないか、ははは」


その言葉にエニーは顔を赤らめたが、褐色の肌ゆえに周りには悟られずにすんだようだった。


「ああ!目的があるが、旅行でもハネムーンでもないな!そんなことありえん!絶対にな!」


グニュ!


「いでぇ!」


エニーはモウハンの足の甲に座りながら踵落としを食らわせた。

モウハンの足の甲はありえない凹み方をしている。


「えっと!私から説明します。グレンさんはこの町の当主だと伺いましたがそのお立場を見込んでのお願いです。ですが、ちょっとセンシティブな話なのでもし可能ならお人払いをお願いしたいのですが」


「ああ、いいよ。でもゼーゼルヘンには居てもらうけどいいかい?」


「当主様!!」


護衛隊長のリンゼンは思わず叫んでしまう。

先ほどグレンから一々反応するなと言われていたが、あまりにも無防備な当主に対して護衛隊長としての責務が叫ばせたのだった。


「大丈夫だよ、リンゼン。僕を殺す気ならもっと謙って接してくるはずだよ。油断させるためにさ。でものっけからエルフの感情を逆撫でするような話っぷりは、そう言う意図じゃないってことだし、僕を殺したところで何の得もないから。ちょっと観察すればわかるでしょ?」


「も、申し訳ありません・・・」


「いや、別に責めてるわけじゃないから謝る必要はないかな。いつも感謝してるんだから、まぁ気にしなくていいよ」


そう言われてリンゼンは部下たちを引き連れて謁見の間を出た。

部屋にはグレン、モウハン、エニー、ディルがソファーに座り、そして当主座の横で立っているゼーゼルヘンの4人が残った。


エニーはニンゲンの妊婦がおり容体が芳しくないため、どこか医療施設で無事に出産するまで診てもらえないかというお願いをした。

そして、異形のゴブリンロードの出現と、それによって迷いの森ジーグリーテの結界が破られゴブリンの集団がこのネザレンや北にある首都クリアテへ攻めいる可能性があることを伝えた。

そして、その異形のゴブリンロードの存在の裏でゾルグ王国国王ヘクトルが糸を引いているという推測を述べた後、ゾルグのヘクトルを倒すためにニンゲン連合とオーグのジオウガ王国と共闘してもらえないかというお願いをストレートに伝えた。


「へぇ。やっぱ面白いね、君たち。えっと。まずそのニンゲンの妊婦だけど、わかったよ、僕の顔が聞く医療施設で手厚い看護と出産のサポートを約束するよ。って言っても、ニンゲンの出産がエルフと同じなのか僕はしらないけどね。って言うことでゼーゼルヘン、手配頼んだよ」


「かしこまりました」


そう言うと、ゼーゼルヘンは書き消えるように姿を消した。

モウハンはあの男は何者だ?という顔をして驚いていた。


「さてと。それで2つ目の話なんだけどさ」


そう言いながら少しだけ険しい表情を浮かべたグレンを見て、エニーは少し正直に喋りすぎたかと後悔した。


「僕、偉いエルフなんだけどさ、流石に共闘まで約束できるほどの権限はないんだよなぁ。でも話を上に持ってくことはできないこともないけどね。でもなぁ・・・僕嫌いなんだよなアイツ」


「誰ですか?」


「あぁ、まぁちょっとね。そのうちわかるよ。それでっと。何はともあれ、あれが必要かな、えっとあれだよあれ・・・」


「証拠・・・ですか」


「あ、そうそう。その証拠ね。異形ゴブリンロードの生捕、まぁ難しければ死骸でもいいか。最悪部分的でもいいや。ベストは、そうだなぁ。生捕って黒幕話させる・・・だねぇ」


「グレン様。証拠を得る上でも早めに動いた方がよいかと。ゴブリンが徒党を組んでこの街に攻め入るのに対処するような後手に回る場合、相手も相当な準備と警戒をするでしょうから生捕は難しくなりますな。であればこちらから出向いてやるのがよいでしょう」


いつの間にか戻ってきたゼーゼルヘンがグレンに提案した。


「そーだねぇ・・・。まぁ最近体動かしてないし。ちょっと暇つぶしに出てみよっか。でもなぁ・・・筋肉痛になったら嫌だなぁ」


「グレン!一緒に戦えるのか?!何だか俺は嬉しいぞ!」


「お、君、暑苦しいな。何で一緒に戦うのが嬉しいの?面倒くさ・・・」


「面倒くさいなら俺がおぶってってやろう!」


「そういうこと言ってんじゃないな・・・君、頭良いのか悪いのかよくわかんないニンゲンだね。面白いけど面倒くさいなぁ」


「て言うかモウハン!聞くのはそんなことじゃないでしょ?えっと、ゼーゼルヘンさん。ニンゲンの妊婦は大丈夫でしょうか?」


「もちろんですエニーさん。既に手配は完了し、面に止めてある馬車から担架に乗せて医療施設の病室へ運び込んでいる最中にございます。ところでグレン様。出向かれるのであれば、この間献上された新しい剣をお持ちになっては?」


「あれ、ああ、あの剣ね。じゃぁ行くかぁ」


状況が読めないままモウハンとエニーはグレンと一緒にゴブリンロード退治に出る展開となった。


(ま、まぁ第1歩としては上々って感じね・・・と思いたい・・・)








次は金曜日になりそうです。

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