底辺ストーリー
さーて今日もやりたくない仕事にいくか!
そんな一人言をいいながら今日も着古した作業服に袖を通しながら1Kトイレ共同、家賃2万5千円のオンボロアパートをいつもの用に鍵を閉めて工場に向けて歩きだした。
この物語の主人公 塚本 三郎は見ての通りの底辺で工場勤務といっても派遣社員の未来も夢も嫁も彼女金も車も無い(二次元の嫁はいる)童貞野郎である。
「何かスゲームカつくこと言われたような気がする…」
「最近パチンコも勝てねーしマジ、イライラしてくるぜ…」
「おまけに今日はおれの誕生日なのに誰もおめでとうも言ってくれねぇ…」
と通勤中に一人言をぶつぶつ言ってるとすれ違うババアOLに変な目で見られた。
いかん声に出てた!独り身が長いと一人言が多くなるなと反省しつつ会社に到着、今日も刺し身にタンポポを乗せて行く仕事が始まる………………………………やりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくないやりたくない
そんな事を思いつつ仕事して今日も無事、仕事終了!
家に帰宅し布団をしいて横になる
その時ふいに今日おれは誰とも話してない事を思い出した塚本は泣いた…
何でおれはこうなんだ!違う人生を歩みたい!モテモテの金持ちになりたい!きちんとした人生を歩みたい!腹いっぱい飯を食いたい!誰か助けてくれ!
塚本は大声で叫んだ!泣きながら!隣のオッサンの壁ドンも気にせず子供のようにそして塚本は言った
「おれに!30歳童貞に!誕生日プレゼントをよこしやがれぇぇぇ!」
気づくと森の中にいた