共鳴する者たちへ
第一章 怪談と、ちょっと変わった幼馴染
放課後の廊下というのは、どうしてこう独特の匂いがするのだろう、と鶴舞奏はいつも思う。
チョークの粉と、上靴のゴムと、誰かが持ち込んだ菓子パンの甘い香りが混ざり合って、それが「学校が終わった」という事実を鼻から教えてくれる。ホームルームのチャイムが鳴った瞬間から奏の気分はすでに百点満点で、廊下に踏み出した一歩目から足取りが三割増しで軽くなる。
「かなーでー! 待ってよ!」
背後から声をかけられ、奏は振り返った。
茶色がかった長髪を緩やかにまとめた女子生徒が、教室の扉から半身を乗り出している。走るのが苦手なのか、あるいは単純に走るのが面倒なのか、小走りすらせずに廊下をすたすたと歩いてくるのは、奏のクラスメートにして幼馴染の——
「ゆりあ! 遅い遅い!」
「遅くない。あなたが早すぎるの」
鶴舞ゆりあは、呆れたように目を細めながら奏の隣に並んだ。
二人は苗字が同じだが、血縁関係はない。ただの偶然で、入学当初はよくクラスメートに「双子?」と聞かれたものだ。背格好がほぼ同じで、二人でいることが多かったせいだろう。ただし顔立ちはまったく似ていない。奏は目が大きくて、笑うとえくぼが出る。ゆりあは彫りが深くて、どこか人形めいた整った顔をしている。
「で、今日も音楽室行くの?」とゆりあが尋ねる。
「もっちろん! だって気になるじゃん、あの話!」
奏はぱっと両手を広げた。廊下ですれ違う上級生が軽く驚いた顔をしたが、奏は気にしない。元々そういう性格だった。思ったことはすぐ顔に出るし、嬉しいことがあれば全力で嬉しがるし、面白いことがあれば誰より先に笑う。損な性格かもしれないと思ったことは一度もない。
「どうせ大したことないと思うけど」
「そういうこと言う! ゆりあはいつもそういうこと言う!」
「だって実際そうでしょう。怪談なんて、大体は思い込みか勘違いか、あるいは誰かのちょっとした悪戯よ」
「枯れ尾花だねー」
ゆりあはきっぱりと言う。その声は落ち着いていて、感情の起伏が少なく、初対面の人間はよく「冷たい子だな」と思うらしい。奏はそれを知っているので、別に何とも思わない。この幼馴染がそういう人間ではないことを、誰よりよく知っているから。
「でも来てくれるんでしょ?」
「……あなたが一人で行ったら、また廊下で転んで膝を擦り剥くでしょうから」
「やさしい!」
「うるさい」
ゆりあはそっぽを向いた。だが奏には、その横顔がわずかに緩んだのが見えた。
それでいい、と奏は思う。それでいいのだ。
——ただ、奏が「それでいい」と思っている理由の中には、ゆりあ本人がまだ知らないことが一つある。
奏はゆりあと並んで歩きながら、ちらりと横目で幼馴染の横顔を盗み見た。
人間そっくりに作られている、とよく思う。
本当に、よく出来ている。
鶴舞ゆりあは——ロボットだ。
もっと正確に言うなら、人工知能を搭載した、人型の自律型アンドロイドである。外見は完璧に人間と区別がつかないし、体温もあるし、食事も(消化こそしないが摂取は)できるし、笑いもするし、眠る真似もする。奏がゆりあの正体を知ったのは、ゆりあの「家族」——正確には、ゆりあを製造・管理している研究者一家——から打ち明けられたのが最初だった。
そしてゆりあ自身は、自分がロボットだということを知らない。
これがどれほど奇妙な状況か、最初に知らされた時、奏は一週間ほどまともに眠れなかった。でも今はもう、慣れた。慣れてしまった自分が少し怖くもあるが、ゆりあと笑って話していると、そんな考えはどこかへ飛んでいく。
大事なのはゆりあがゆりあであること、それだけだと奏は結論付けている。
「……何じっと見てるの」
「え? なんでもない!」
「変な子」
「ゆりあには言われたくないよ」
二人は笑いながら——いや、奏だけが笑い、ゆりあはほんの少し表情を柔らかくしながら——音楽室へと向かった。
第二章 音楽室の怪談
話の発端は三日前だった。
奏のクラスの女子グループが、昼休みに騒いでいた。
「聞いた? 音楽室の話!」「知ってる知ってる! ピアノ弾くと変な音がするやつでしょ!」「コツコツって! 絶対幽霊じゃん!」
人口密度が小さくなった教室の隅で聞き耳を立てていた奏はすぐに食いついた。奏はこういう話が好きだ。いや、正確には「こういう謎」が好きだ。幽霊の存在を信じているわけではないが、「なぜそういう話が生まれたのか」という謎の構造に興味がある。これは奏が自分で分析した自己評価で、ゆりあに言ったら「それが本当なら、あなたは結構まともな思考回路をしている」と褒められた。ゆりあ基準の褒め言葉なので、傍から聞いていたクラスメートは「褒めてるの?」と困惑していたが。
怪談の内容はこうだった。
放課後に音楽室でピアノを弾いていると、特定の曲——正確には特定のフレーズ——を弾いたとき、どこからともなく「コツ、コツ」という規則的な音が聞こえてくる、というものだ。最初に経験したのは音楽部の三年生で、「まるでメトロノームが別に動いているみたいだった」と証言しているらしい。それが二年生、一年生へと伝播して、今や「音楽室には幽霊が出る」「悲しい曲を弾いた女子生徒が成仏できていない」「昔ここで死んだ音楽の先生がまだいる」という三パターンの怪談に派生していた。怪談の増殖速度というのは、常に情報の正確性に反比例する。
「行ってみよう」と奏は即断した。目の前で本を読みふけっていたゆりあがすぐに顔を上げた。
「え、私も?」とゆりあが言った。
「当たり前じゃん。ゆりあなしで行っても意味ないし」
「……私がいないと何もできないあなたが心配なだけよ」
そういうことを言いながら、ゆりあはちゃんとついてくる。奏はそれをよく知っている。
音楽室は校舎の端、三階にあった。放課後のこの時間は音楽部の活動が終わってしばらく経っており、部屋は施錠されていないが無人だった。廊下に人影はなく、窓から差し込む夕日が床に長い影を作っている。
「雰囲気だけは満点だね」
「怪談に雰囲気は必要ない。事実だけが必要よ」
ゆりあが扉を開けた。音楽室は広く、スタインウェイのグランドピアノが中央に鎮座していた。壁際には棚が並び、三角形や四角形の打楽器たちが整然と収まっている。窓は二つあって、どちらも西向きだ。夕日がオレンジ色に室内を染めている。
「弾いてみないと始まらないね」
「弾けるの? あなた」
「少しだけ! 小学校の時ちょっと習ってたから」
奏はピアノの前に座った。椅子を少し手前に引いて、鍵盤の蓋を持ち上げる。少しほこりっぽい。メンテナンスは定期的にされているのだろうが、毎日弾かれているわけではないらしい。
「どんな曲を弾くと鳴るって言ってたっけ」
「ショパンの夜想曲、だったかしら。あと、シューベルトの『魔王』のワンフレーズ」
「ゆりあ、ちゃんと覚えてるじゃん」
「覚えていないと調査にならないでしょう」
奏は指を鍵盤に乗せた。正直、ショパンのノクターンを正確に弾けるほどの腕前はない。でも有名なフレーズくらいならなんとかなる。ゆっくりと、右手だけで夜想曲の冒頭を弾き始めた。
ポーン、と音が響く。
音楽室の音響は良く、音が自然に広がった。
そして——
「……あ」
奏は手を止めた。
聞こえた。確かに聞こえた。
「コツ」という音が、一回。
「ゆりあ、聞こえた?」
「ええ」
ゆりあは室内をゆっくりと見回していた。奏がそちらを向くと、ゆりあはほんの少し目を細めている。その表情は読み取りにくいが、奏には分かる——ゆりあが何かに集中している時の顔だ。
「もう一度弾いてみて」
「うん」
奏は同じフレーズを繰り返した。
ポーン。
「コツ」。
ポーン、ポーン。
「コツ、コツ」。
規則的だった。ピアノの音に呼応するように、必ず音が返ってくる。確かにこれは怖い。幽霊を信じない奏でも、薄暗い音楽室でこれを聞かされたら背筋が寒くなる。
「……本当に鳴った」
「そうね」
「ゆりあは怖くないの?」
「怖い理由が今のところ見当たらない」
本当に動じない人だ、と奏は思う。いや——本当に動じないシステムだ、と心の中で言い直す。奏はなるべくそういう言い方をしないようにしているが、たまに頭の中で思ってしまう。そしてそのたびに少し自己嫌悪する。
「どこから聞こえる? 分かる?」
「大体は分かるわ。窓の方向から来ている」
「窓?」
奏はピアノから離れ、窓際に近づいた。夕日が目に入って眩しい。窓枠には少し塗料が剥げているが、それ以外に特に変わったものはない。窓の外は中庭で、人影はない。
「何もないよ?」
「窓じゃなくて、窓際よ」
ゆりあが奏の隣に並んだ。そしてすっと手を伸ばして、窓枠の下にある棚の端を指した。
そこには、古い温度計が置いてあった。
第三章 ゆりあの「耳」
温度計は、アルコール温度計と呼ばれるタイプの古いものだった。赤い液体が細いガラス管の中を走っていて、下部に銀色の小さな針——正確には金属製の取り付け部品——がついている。教室で使うような新しいデジタル温度計ではなく、いかにも年代物の、ガラス製のものだ。
「これが……?」と奏は首を傾げた。
「弾いてみて。私はここで聞く」
「うん」
奏はもう一度ピアノの前に戻った。ゆりあは温度計の前に立って、じっとそれを見ている。
奏が同じフレーズを弾く。
「コツ」。
「……やっぱり、これね」
ゆりあが静かに言った。奏はピアノから駆け足で戻った。
「これが鳴ってるの!? でもどうやって? 誰かが触ってるわけじゃないのに」
「共鳴よ」
ゆりあはさらりと言った。
「ピアノの音——特定の音域の振動が室内に広がって、このガラス管と金属部品の固有振動数と一致した時、共鳴が起きる。共鳴が起きると、金属部品がわずかに震えてガラス管に当たる。それが『コツ』という音の正体」
「……え、すごい。よく分かったね」
「論理的に考えれば分かること。特定の音に反応するということは、音の高さ——周波数に関係している。そして室内の物体が反応するということは、その物体の固有振動数に一致した音が出ている、ということ」
「固有振動数……」
「全ての物体には、その形と素材によって決まる『最も共鳴しやすい振動数』がある。橋が強風で崩壊するのも、ワイングラスが特定の音程で割れるのも、同じ原理よ。このガラス管と金属針は、ちょうどあのピアノのフレーズの特定の音と共鳴した」
奏はゆりあの説明を聞きながら、感心してうんうんと頷いた。こういう話を聞いていると、ゆりあがいかに「情報処理が得意な人間」——いや、存在——なのかがよく分かる。
「でも」と奏は少し引っかかったことを口にした。「共鳴するって分かるとして、ゆりあはどうやってこの温度計に目をつけたの? さっき、窓際の方向から聞こえるって分かった、って言ってたけど」
ゆりあはわずかに間を置いた。
「……耳、がいいから」
「耳がいい?」
「音の方向が分かりやすかったの。それだけよ」
奏はそれ以上追及しなかった。でも内心では、それだけではないことを知っている。
奏が気づいたのは、ゆりあが「コツ」という音を聞いた瞬間の目の動きだった。人間が音を聞いた時は、まず音の方向に注意が向き、それからゆっくり音源を探す。だがゆりあは「コツ」が鳴った瞬間、すでに窓際の方向に視線を向けていた。反応速度が違う。そして音源を探す時も、首を振ったり耳を澄ませたりするのではなく、ほとんど最初から「この方向」と決めたように温度計のある棚に近づいていた。
人間の聴覚で、あの精度の音源定位はほぼ不可能だ。
でも奏は何も言わない。
言わない理由は、ゆりあを傷つけたくないから——というのが八割で、残りの二割は、ゆりあにまだその準備ができていないと思うから、だ。
「……なるほどね」と奏はにっこり笑った。「じゃあ怪談の正体は、音楽室の古い温度計だったってわけだ!」
「そういうこと。幽霊でも悪戯でもない。物理現象よ」
「面白いね! 怖くはないけど、面白い!」
「あなたは本当に怖いものがないのね」
「ゆりあとゆりあの謎だけあれば生きていける!」
「……何それ」
ゆりあはそっぽを向いた。でも今度は、奏にはっきりと見えた。
ゆりあは、笑っていた。
ほんの少し、唇の端が上がった、小さな笑みだった。
奏はそれを見て、どうにも嬉しくなって、誰もいない音楽室でこっそり小さなガッツポーズをした。
第四章 ノイズの意味
翌日、奏はクラスに怪談の真相を教えた。
「えーっ! ただの温度計!?」「なんか拍子抜けー」「でもちょっと面白いかも」「っていうか鶴舞さんどうやって調べたの?」
「現場に行って調べれば分かるよ! 幽霊はいなかったけど、音の謎はちゃんとあったから!」
奏はそう言いながら、隣のゆりあをちらりと見た。ゆりあは自分の席で本を読んでいて、この騒ぎに特に参加しようとしていない。
「ゆりあが見つけてくれたんだけどね」と奏は付け加えた。
すると数人がゆりあの方を向いた。ゆりあは本から目を上げて、少し間を置いてから「奏が概ねの筋道を立てた。私は補佐しただけよ」と言った。
「嘘! ゆりあが全部解いたじゃん!」
「あなたが音を鳴らして実験したのは事実でしょう」
「それは誰でもできるよ!」
奏とゆりあの会話を聞いて、クラスメートたちがくすくすと笑う。奏はそれが嬉しい。ゆりあが「変な子」と思われているのは知っているが、「面白い子」とも思われているから、それでいいと奏は判断している。
放課後、奏はゆりあと並んで帰り道を歩いた。
夕暮れの街は橙色に染まっていて、影が長く伸びている。
「ねえ、ゆりあ」
「何?」
「昨日さ、温度計が鳴る前に、もう音の方向分かってたよね」
ゆりあの歩みが、ほんの一瞬だけ、止まりかけた。気がした。奏は見逃さなかったが、何も言わなかった。
「……言ったでしょう。耳がいいって」
「うん、聞いた。でも」
奏はわざと明るい声で言った。
「すごいよね、ゆりあ。あんな小さい音の方向を、あんな瞬時に特定できるなんて。普通の人にはちょっとできないと思う」
「……そうかしら」
「うん、そう。まあ、ゆりあが優秀なのは今さら言うまでもないけどね!」
奏はわざと話を軽くした。だってまだ、ゆりあにそれ以上の話をするタイミングではないから。ゆりあが「私って変なのかな」と思うことと、「私は人間ではないかもしれない」と思うことは、全然違う。前者は笑い飛ばせるが、後者は——奏には想像もできないほど重い何かを、ゆりあの世界に持ち込んでしまう。
だから今は、こうして隣を歩いていればいい。
「……奏」
「なに?」
「あなたって、変な子ね」
「よく言われる!」
「褒めてないわよ」
「褒めてないの分かってる! でもゆりあが言うと嬉しい!」
ゆりあはため息をついた。でも——奏にはもう分かる——それは呆れのため息ではなく、笑いを堪えているため息だということを。
「……ありがとう」
と、ゆりあが小さく言った。
奏は聞き逃さなかった。
「え? 何が?」
「昨日、付き合ってくれたこと」
「んなこと! 私が行きたくて行ったんだから、礼なんていらないよ!」
「……そういうところが、変な子だって言ってるの」
「また変な子って言われた!」
笑い声が夕暮れの路地に響く。
奏の声と、ゆりあの——少しだけ、本当に少しだけ、普段より高くなった声が。
第五章 奏だけが知っていること
その夜、奏は自分の部屋で天井を見つめていた。
ゆりあが「耳がいい」と言った時の顔を思い出す。
あれは何だったのだろう、と奏は考える。照れだったか、誤魔化しだったか、それとも本当に「なんとなく聞こえた」という認識でいるのか。ゆりあの内側がどうなっているのかを、奏は完全には知らない。それはゆりあが人工知能だから、という理由ではなく、単純に他人の内側は誰にも完全には分からないという、当然の話でもある。
ただ奏が知っていることがある。
ゆりあの聴覚センサーは、人間の可聴域——およそ二十ヘルツから二万ヘルツ——を大きく超えた範囲の音を処理できる。あの温度計のガラスと金属の共鳴音は、恐らく高周波成分を含んでいて、人間の耳では「コツ」という低い打撃音としか認識できないが、ゆりあにはもっと多くの情報が含まれた音として届いていたはずだ。それが音源定位の精度に直結している。
ゆりあ本人は「耳がいい」という言葉で済ませた。
本当に自分がどういう存在なのかを知らないから、「なんとなく他の人より耳が良いのかな」という程度の認識しかない。
奏はそれが、切ないと思う。
でも——と思い直す。
切ない、と思うのは奏の側の話で、ゆりあはいまのところ何も困っていない。笑えているし、怒れているし、誰かを大切に思えている。それが本物かどうかという問いは——奏には答えられない。でも少なくとも、ゆりあが笑った時、奏の胸は本物に温かくなる。それだけは確かだ。
スマートフォンに通知が来た。
ゆりあからのメッセージだった。
「明日、図書室に行かない? 気になる本があるから」
奏はすぐに返信した。
「行く!!! でも何の本?」
少し間があって。
「音響工学の基礎」
「……ゆりあやっぱり気になってるじゃん!!!!」
「うるさい」
「かわいい!!!!」
「おやすみ」
既読だけが付いて、返信はなかった。
奏はスマートフォンを胸の上に置いて、もう一度天井を見た。
ゆりあが音響工学の本を読もうとしている。自分の聴覚が「なぜ他の人と違うのか」を、自分なりに調べようとしているのかもしれない。
それはいつか、どこかへ辿り着くかもしれない。
あるいは——まだしばらく、辿り着かないかもしれない。
どちらでもいい、と奏は思う。
その時が来たら、隣に立っていればいい。今日みたいに、同じ方向に歩きながら。
「……おやすみ、ゆりあ」
誰もいない部屋で、奏は小さく呟いた。
窓の外に、夜の静寂が広がっている。
その静寂の中に、もし「コツ」と聞こえないノイズがあったとしても——ゆりあならきっと、聞こえてしまうだろう。そしてそれを「耳がいいだけよ」と言って、少し困ったように、でもほんの少しだけ笑いながら、言うのだろう。
奏は目を閉じた。
明日も、ゆりあと並んで歩こう。
それだけで、今日は十分だった。




