2−4“レル・ストシス、対戦開始”
—「スキル発動、『透視+25』!!」
やっとだ…!やっと…中の様子を伺える!此れで状況を把握できれb…
≠≠≠
「は…?何…だよ。コレ………」
何で…どうして…?
どうして、レル…レルが……
“倒れてるんだよ”
◀︎◀︎◀︎
「はぁ…はぁ…」
何なのコイツ…!!
こんな『能力』、反則だって!!
街に入るや否やルトを見失うし…周りは霧で何も見えないし…
ーーーめ…!!絶対に見つけ出してやる!
◀︎◀︎◀︎
「一体全体、この街は何なの!?」
………。ダメ、叫んでも反応がない。
やっぱり周りに誰も居ない。
と言うか気配が無い。
誰でもいいから…反応してくれれば良いのに…!!
—【ほぉ。誰でも…と?
其れは…私も含めるのかしら?】
!?こ、此れは…?
脳内に直接声が聞こえてくる…。
何…?情神?
【情神…?誰の事かは分からんが。私は其れではないぞ?】
読心術…!
只者じゃ無い事が確定した…。
情神じゃ無いなら何…?
貴女は何なの……?
【私か?
………そうだな。『黒幕』とでも呼んどくれ。】
エ、黒幕…?何、黒幕って…?やっぱり此処はただの街じゃないの?
情報が足りない。クソ、街が見えただけで我を忘れ一心不乱に向かうなんて…!!
我ながら酷い行動だわ…。
【うむ。私的には嬉しいがのぉ。久方振りの獲物、じゃからな。
少しは…楽しませとくれ】
獲物…。確定だ。此処は…
≠幻影都市『メタノアス』≠
はぁ…。まさか…危険度S級超えの『魔境洞窟』に入っちゃうとはね…!!
#魔境洞窟#
『黒幕』こと『魔境の主』が操る場所。
中は魔物が蠢く迷路になっていることが多く、踏破には相当な時間を要する。
#幻影都市『メタノアス』#
指定S級 超え魔境洞窟にして踏破者0。
『遊所地』の異名を持つ化け物魔境洞窟。
周囲は『魔霧』に囲まれており、スキルの発動を邪魔する。
更に、『魔境の主』はLv99“超え”と噂されている。
【今更気づいたのか?
ま、もう遅いけどね。後は彼に任せるとするよ。
頼んだよ!!】
彼?妖魔の事か…?一体全体何が何だか分からない…。
注意不足で化け物ダンジョンに入ってしまうわ、出る事も出来なくなるわで…。
「あぁ!もうその彼は何奴!?早く出て来なさい!!」
こうなったらもう自棄よ自棄!!
どうなろうが知らない!今後の自分に期待するだけ!
▶︎▶︎▶︎
「とか言ったのが…5分前…だっけ……?」
—甘かった。コイツは…強過ぎる。
自棄なんか起こすんじゃ無かった…!!
余計コイツを刺激した…!能力を…全開放させてしまった…!
無理だ…勝てない。何なの…この能力は…!
「『ダメージ無力化』なんて……反則でしょ!!」
—レル・ストシス、対戦開始。
対戦相手、《反幸の裏転『エードルト』》
2−5へ続く
前言撤回。
不定期更新にします。
金曜9時は確定です。




