5 ギルド
リクーム!!!
バータ!!!
ジース!!!
.....ギルド!!!
グニュー!!!
合志はその建物に入った。
すると...
合志(...間違いない。)
合志の目に映ったのは、
壁に貼られている依頼書、それを見ている冒険者達、仕事を処理している受付、休憩している人々───
それは、紛う事無く冒険者ギルドであった。
合志(やはり在ったか...
俺の読みは間違ってなかった)
ダッ...ダッ...
合志は 迷い無く中に進み、入り口側から見て右から3番目の受付に行った。
受付「どのような御用件でしょうか?」
合志「冒険者の登録をしたいのですが。」
受付「承知しました。
身分証はありますでしょうか?」
合志「...いや... 特にありません。」
受付「......成る程。
それでは、念の為 魔力測定装置で魔力を測らせてもらいます。
少し御待ち下さい。」
そう言って、受付は後ろにある準備室に行った。
合志(...[念の為]か... 多分、俺が転生者であることバレてるな。
というか普通名前から聞くもんじゃないのか...?
順序一体どうなってんだ...)
※普通は身分証で名前が確認出来る為 こうなった
しばらくして、受付は戻ってきた。手には、点滴式の[測定器具]と書かれた箱と 注射器が握られている。 測定器具と書かれているのが魔力測定装置だろう。
受付「それでは、魔力測定をh,」
合志「な!?」
受付「え? 如何なさいましたか?」
合志は、思わず声が漏れてしまった。
合志「あ、え~......」
(なんで異世界に注射が...?
...ま、聞いても仕方無いか...)
「何でもないです...」
受付「そうですか...
それでは、注射を刺しますね。
どちらの手に刺しましょうか?」
合志「...左手でお願いします」
ブズッ───
受付は、手際良く 合志の左手に注射を刺した。
血液は管を通り、点滴バッグへと流れ込む。
点滴が魔力を一定に律し、魔力測定装置で測る。
これが魔力測定装置の仕組みなのである。
ビビ... ビー.......
測定結果が表示された。
[0]
受付「魔力が完全な0...
やはり、異世界からいらした方のようですね。」
合志「...バレてましたか。」
受付「えぇ、まぁ...
身分証をお持ちでなく、魔力測定装置をご覧になって驚いていらっしゃいましたので。」
合志 「...」
受付「魔力測定装置をご覧になって、『何故この世界の文化水準で注射器が存在するのか』...と、思われたのでしょう?」
合志(お見通しか...)
「はい。」
受付「それは、北に数十km程先にある山にお住まいの[カイリー・ゲンブシンキ]という科学者が発明されたものです。」
合志([カイリー]... 現地人がこれを発明したのか...!?
いや、転移者の偽名か転生者の可能性もあるか...)
受付「ゲンブシンキ博士は物品の販売もされており、様々な便利な道具をお買い求めいただけますので、お時間のある際に一度足を運ばれてはいかがでしょうか。」
合志(気になるな...
時間が空いたら行ってみるか。)
「はい。 行ってみます」
受付「...少々話が逸れてしまいましたね...
ギルド登録の件に話を戻しましょう。」
すると、受付は金色のカードを出した。
表面には 様々な空欄がある。
合志「これは... 冒険者カードですか?」
受付「はい。 その通りです。
よくお分かりになりましたね。
こちらは、名前・年齢・性別・冒険者ランクなど、様々な情報が記載されている物で御座います。」
合志「冒険者ランクには どんな種類があるんですか?」
受付「冒険者ランクは、原則として低い方から[D]、[C]、[B]、[A]の順に分類されております。
その為、あなたの初期ランクはDとなります。」
合志「成る程...」
受付「それでは、プロフィールのご記入をお願い致します。」
合志は、冒険者カードの用紙に性別と名前と年齢を入力する。
性別は男、名前には発音重視で[Yorlow Kosey]、
そして年齢には...
受付「に,23歳.......!?」
合志「........ ...あ~........」
△
合志はプロフィールの記入を済ませると、冒険者カードを受付から手渡された。
受付「これで登録は完了致しました。
これからは、犯罪行為以外であれば 何を為さっても構いません。」
合志「はあ。」
受付「依頼をこなして金銭を得るも、釣りに没頭する日々を送るも、冒険者ランクを高めて有力者を目指すのも、全て貴方の自由です。」
合志「はあ...」
(釣りに没頭て...)
受付「真の冒険とは、単なる旅路を指すものではありません。
自らの意志で未知に挑み、己の生を切り拓く行為そのものを指すのです!
どうか、御自身の思う儘に
自由にお過ごし下さい。」
合志「は......」
(脳内を読んでる...!?)
取り敢えず合志は礼をして、そして歩みを始めた。
△
合志は、依頼掲示板の所で歩みを止め、じっくりと沢山掲示されてある依頼書を見た。
依頼書には、難易度の低いものから 熟練の冒険者でなければクリア出来そうにないものまで多種多様な内容があった。
その中で 一番高い位置にあり、一番大きい依頼書が合志の目に止まった。
[期間限定:自国に来訪するドクサリ国の王子の護衛
必要人数:10人(定員到達)
完遂報酬:10万シング]
合志(...もう受けれねぇじゃねぇか...)
合志は少しガッカリしたが、すぐに顔を上げた。
合志 「...................」
(独能を試すのも兼ねて討伐系が良いな....)
長い沈思黙考の末、合志が選んだのは.....
合志 ???
「これにするか。」 「これで良いか!」
「「!!?」」
途中[冒険者ギルドがあるなら、じゃあ何で冒険者ギルドに関する情報が無かったんだ?]って思った方も居るでしょうが、取り敢えず今回はそれに関しては無視してください。
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合志の年齢は実年齢です。
─────────────────────受付の丁寧語は、面倒臭かったのと
良く解らなかったので、一部を除いてgptに手伝って貰いました。
なので、変な所やおかしい所もあると思いますが、あったら感想で指摘とOpenAIにフィードバックの送信をお願いします。
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さて!長すぎる 前座? みたいな、説明的な回はこれで終わり!のつもり!
次回から物語のテンポが凄く加速しますよ!
多分!
執筆完了:2025年4月27日




