表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界召喚されて最初にできた友達がチートだったんだが………   作者: 鍬富士 広乃武
四・九章 『あるいはクオリと言う名の犬』
77/83

四・九章 第四話

更新遅れました

  四


 ふと気になったので、ニシノに聞いてみた。

「ニホンってどんなとこ?」

「えっ、えっと…一言に説明するのは難しいな。」

 この感じは、誤解を生む可能性があるから言いたくないって感じかな。

「そうかー。」

 ならしょうがない。

 会話の無いまま暫く進んだ所で、ニシノは出し抜けに

「そうだ!歴史の教科書がたしか鞄の中にあったはず。」

 と言った。

 教書を何時も持ち歩いてるとは勤勉だと思った。

「はい、クッククオリ……」

 おもいっきり噛んだ。

 まあ、噛む人多いからね。

「クオリでいいよ。仲が良い人にはそう呼ばれてるから。ニシノヒデキ」

 急に、ニシノと呼び捨てするのは変だと思ったのでフルネームにしたが、

「ニシノとかヒデキとかでいいよ。」

 呆気なく許可が出た。

「仲が良い人には、何て呼ばれてたんだ?」

 よく呼ばれる呼び方で呼ぶのが良いだろう。

「色々あるよ。 ニシキとかニキとかナカオウとかヘイキンオウとかドイマナカとかドマンナカジミオ…ヘイヘイボンボンタロークンくん……あと、ひでまれとか。」

  この中だったら、

「じゃあ、ひでまれって呼ぶよ。」

「じゃあ、そうよんでくれ。」

 そう言った後、ニシノ(以降ひでまれとする。)は暫く嬉しそうに黄昏れ(たそがれ)ていた。

 が、流石に長いので現実に引き戻させてもらおう。

「ひでまれ!ひでまれ!ひーでーまーれー!」

「ああ、ごめん。ちょっと考え事してて。で、何?」

「なんか、嬉しそうだったから、何かなーって。」

「俺の世界の、お前によく似た奴を思い浮かべてたんだよ。向こうでの、親友でね。」

「へー。ひでまれの世界にも僕みたいなやつがいるんだな。」

 じゃあ、その親友によく似ている僕も直ぐに仲良くなれるだろう。

「どバカだけど。」

「ハハハ」

 決定的に違うところがあった。

 まあ、頭脳明晰かは友達にはあまり関係ないだろう。

「ハハハ」

 ひでまれも笑う。

 僕は、笑うのをやめ、言った。

「ひでまれ。これからよろしく」

「ああ、こちらこそよろしくだ。」

 こうして、俺たちは、一番近い村に向かって歩き始めた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ