四・七五章 第一話
四・七五章開幕です。
四・七五章 『調停キャラは大変ですか?』
一
三人の怒声が響き渡る中、その幼女は突如現れた。
黒髪ツインテール。目はくりくりとして大きい。
身長は、百二十センチ位だろうか。
紛れもない美少女。町を歩けば子役として軽く十社以上からスカウトされるだろう。(確信)
そんな幼女が胸を反らしながら大きく息を吸う。
そして
「ケンカはダメェェェェエエエエエ!!!」
とおもいっきり叫んだ。
と思ったら。
“ピカッ”
急な閃光
“ドーン”
遅れて爆音
最後に爆風で砂埃が巻き上げられる。
視界は一気にゼロへ。
………何か爆発したんだけど⁉
と思ったらドタドタドタッっと何かが(多分例の三人が)倒れる音がした。
それから三十秒程経っただろうか。
砂埃が引き始める。
そして、完全に砂埃が引いたときそこにあったのは完全に伸びている例の三人であった。
凄い力だな………
………ちょっと待て、凄いって言うよりかやばくないか?
アイさんとかアリスとかでも防げないって。
いや、そういえば俺のなかで二柱の神(しかも格上)を黙らせてたな………ちょっと考えたらこうなるって分かったよな。
まあ、いっか。
喧嘩は止んだんだし。
そう思案していると
「ケンカ、止めたよー。」
そう言いながら、幼女が抱き付いてくる。
世が世なら、いや幼女が見た目どおり幼女なら事案だな。
合法ロリとかロリ神とか何なんだよ、とか今まで思ってたけど、成る程、こういうことか。
「ほめて、ほめて~~」
待って、かわいい!かわいすぎる!やばい!
「アテンちゃん、ありがと」
そう言って頭を撫でてやる。
「ヒデキお兄ちゃん、だ~いすきっ!」
くっ、かわいい………
「かわいいな~おいッ。」
「ねぇ、ヒデキお兄ちゃん。わたしのこと………すき?」
これはやばいだろ!これはやばい。やばすぎる。上目遣いで好き?はやばい。やばいやばいやばいやばいやばい。(語彙力の著しい低下)
「うん、僕も好きだよ………………かわいいな~、うん。かわいい。」
かわいい。やばいかわいい。かわいすぎる。(語彙力の低下)
「じゃあさ、ヒデキお兄ちゃん。」
「なーに?」
もう何でも聞いちゃいそう。
「アイテール様とか、『慈愛』の聖魔とか、『聖』の聖王はほっといて、わたしと結婚してほしいな~」
「え?」
あ、流石にそれは聞けないですね。はい。
そうだね、うん、俺はアテンちゃんの事、かわいい妹としてしか見てないんだけれど………
「結婚してくれないと、わたし、ヒデキお兄ちゃんの事殺して、わたしも死んじゃうよ?」
うわぁ、見事なヤンデレ。
これはヤバイね。うん、ヤバイ。ヤバすぎる。ヤバイな~。ヤバイヤバイヤバイヤバイヤバイ(語彙力の壊滅的低下)
「結婚してくれるよね?」
………何故に、こうなった?
アテンちゃんヤバイですね。




