四章 第十話
連投です。ちょっとしたターニングポイントです。
十の一
「ヒデキさん?さっきの何だったんですか?」
「ヒデキ君………え?ほんとにヒデキ君?」
「あわわわ………」
「ひでまれ………?」
皆さん声が震えてらっしゃる。
俺は俺ですが。
西野英希ですが。
ヒデキ・ニシノ・アギリネ=ネガロティス・アネスですが。
ただ、正負の聖魔に進化しただけですが。
あれ?何かアリスが聖子砲溜めてんだけど………
え?撃つの?
俺に?
え?
ちょ!
ちょちょ!
ちょちょちょ!
ちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょちょ!
「ちょぅああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!」
………………………あれ?
無事だ。
なして?
「やっぱり………」
「何が!?」
話が見えぬ。
「進化したんですね。」
「ああ、はい。」
「自我は無事そうですね。」
「ええ、まあ。」
何でそんなこと………
「どう?世界最強になった感想は?」
「ええと………ってえええ!」
「いや間違えた、世界最強の枠を外れた気持ちは?」
「はいぃぃぃぃ!?」
「『神なる』聖王、魔王と同格になった感想は?」
「ちょ、ちょっと待って!良く分かんないんだけど!」
「貴方の今の種族は?」
「正負の聖魔だけど。」
「そう、『聖魔』系統じゃなくて『相反するモノ』系統に進化したのね。」
「まあ………」
「権能は?」
「究極特質能力『正反操作ノ帝』―権能は、「物質/反物質生成」「物質/反物質破壊」「性質反転」「聖/邪魔法」「エネルギー与奪」「引斥力操作」「正負崩壊」「軟質/硬質化」「」「」「」だけど………」
「なんだ~まだ亜神の域かぁ~良かった~。」
「何が⁉」
「神は、神聖グループと邪魔神グループに大分されるんだけど其々の頂点が『神なる』聖王と『神なる』魔王なんだね。それらとは別に聖魔小グループも有るには有るんだけど何しろ強者がいなかったんだよね。」
「だから?」
「神になったら旅は終わりだよ。」
「どうして?」
「聖魔神グループの頂点に祀り上げられちゃうから。」
「それは困る。」
「でしょ!」
「………で、結局俺との旅を続けたい訳ね。」
「うん!」
「じゃあさ、何で全力の聖子砲撃ったの?」
「いや、もう神になってると思ってさ、神になりたてなら、弱体化させれば元に戻るかと………」
「あれ?俺、ノーダメだったんだけど………」
「うん、ヒデキ君強すぎ。」
「で、進化っていうか神化しないようにするにはどうしたらいいんだ?」
「いや、普通ならねしないんだよ。しないんだけど、ヒデキ君なら危ういんだ。」
「で?」
「そんなものない。」
「マジ?」
「真面目。」
「じゃあ、どうすれば?」
「気合い。」
「気合いは酷くない?」
「酷くない!」
「いや、酷いよね?」
「いいや、酷くない!」
「気合いって………」
「それより、他に何かスキル持ってる?」
「急だね。」
「で?」
「持ってるよ。」
「ユニーク?」
「はい、ユニーク以上を六個………」
「内訳は?」
「未知が一、特質が三、上位特質が一、究極が一です。」
「えげつないね。」
「やっぱ、そうですよね~」
「てか、アンノウンって何?」
「俺に聞かれても。」
俺は、クオリの方を見、
「僕も知らないよ?」
「ああー。」
「そのアンノウンってどんなスキルなんだ?」
「ああ、あれだよこの前言った天の声」
「あー。あれ如何にも詳細不明って感じだったもんねー。」
「………」
「ユニーク三つは?」
「『魔法創作』・『能力創作』・『技能開発』っていうのでマギカは特質魔法まで、スキルは上位能力まで、アーツは上位特質技能まで作れるらしいよ。」
「らしいて………」
「だって上位技能までしか作ったことないもん。」
「まあ、いっか。ハイユニークとエクストリームは?」
「ハイユニークが『能力感知』他人のアンノウンを除く全てのスキルを看破できるスキル。エクストリームが『死亡回避』死亡を最善の方法で回避するスキルだそうだ。」
「チート以上にチートだね。」
「ひでまれ、僕より強くなったんだね………」
『よくも朕の國で暴れてくれたな。』
「思った。これなら竜王だろうが竜魔王だろうが負ける気がしない。」
『大言壮語を』
「ねえ、誰?さっきからうっさいんだけど。」
『朕は竜魔帝。最強にして最凶の生物なり!』
「冗談は良いからちょっと死んで。」
「ぇ?」
ドスッ
竜魔帝は死んだ。
覚醒したニシノ君の前には竜魔帝も上位竜将も同じ!
直ぐに十の二更新します。
次回、ニシノ君覚醒!←またかよ。




