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異世界召喚されて最初にできた友達がチートだったんだが………   作者: 鍬富士 広乃武
三章 『Re:ジュウシチから始まる異世界召喚』
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三章 第三十三話

  三十三


 五年前、私ははじめて恋をした。

 その相手は、世界最強で、かっこよくて、それでいて威張り散らさない、そんな人だった。

 一目惚れだった。

 私は、彼にプロポーズした。

 でも、「妻がいるので。」と断られてしまった。十回くらい謝られた。

 不倫はしない。その真面目な姿勢に更に心打たれると同時に、その『妻』に強い嫉妬を覚えた。

 どうしても彼の物になりたい。

 そう思うようになった。

 私は、国立図書館の禁書庫に忍び込み『惚れ薬』の製作法を調べようとした。

 しかし、調べているうちに『惚れ薬』よりもいい魔法を発見した。

 その魔法は………『隷化魔法』。奴隷(所有物)を作る為の魔法。

 これを彼に発動させれば、私は彼の所有物になれる。

 そう思った私は、早速実行に移した。

 私の計画はこうだ。

 まず、彼の髪の毛を手に入れる。それを魔力を加えながら煎じ、飲む。

 次に、彼に人探しの依頼をする。

 探してもらう人の名前に『隷化魔法』の呪文を忍ばせる。

 後は、探すときに名前《呪文》を呼べば魔法が発動。

 晴れて私は彼の所有物に。

 たとえ騙されて所有物にしてしまったとしても、真面目な彼ならほっとくことはしないはず。

 ………

 実行した。

 しかし、彼の魔力量は思っていた以上に多かった。

 私は確かに彼の所有物となった。

 でも、彼はそれに気が付かなかった。

 私には魔法を解けない。

『隷化魔法』(弱)にしていたお陰で行動制限はなかった。

 それから暫くして彼は姿を見せなくなった。

 ちょうど、町で大量気絶事件や心臓発作多発事件が発生した頃だった。

 私は、『隷化魔法』の効果で彼のいる場所がわかったので会いに行った。

 人の寄り付かない谷。

 そこに彼はいる筈。

 緊張する。

 そして、彼を見つけた。

 でも、気絶してしまった。

 次に起きたとき私は、コーシン領防衛騎士団筆頭団の屯所にいた。

 騎士団員に訊くと彼が運んできてくれたという。

 優しい。

 私は更に彼に惹かれた。

 でも、会うことはしなかった。

 また気絶しても困るから。

 いや、彼に迷惑をかけたくなかったから。

 ……………

 …………

 ………

 ……

 …

 今、私は謎の光に包まれている。

この少女はいったい?

物語にどう関わってくるのか?

乞うご期待!

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