35/83
三章 第二十六話
二十六
門が動き出す。
但し秒速一ミルマルティレで。
―作者注
(※一ミルマルティレは約八ミリメートルですが何か?)
(※※一マルティレは約八メートルですが何か?)
(※※※ミルマルティレ及びマルティレは架空の単位ですが何か?)
(えっ、何で一ミルマルティレ=ミリメートルじゃないかって?違う世界なのに同じだったらおかしいじゃんという理由ですが何か?)
以上、ふざけました。すいません。―
遅い。遅い。遅い。遅い。遅すぎる。
憔悴しきったチート。
正直五月蝿い。
四十秒程で多分通れるようになるのではないかと思う。
憔悴しきったチート。
五月蝿い。
憔悴しきったチート。
「あああああああああああああ!五月蝿い!」
強烈な跳び蹴り。
チートは十マルティレ程飛んだ。
混乱のチート。
何かに気付いたチート。
走って戻ってくる。
十マルティレを三秒。
とんだチートである。
ともかく、五月蝿いのは静かになった。
通れるようになるのにあと十秒程。
いよいよ『聖』の聖王との対面である。
80メートルを3秒
100メートルを3.75秒
流石チートですね。




