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三章 第二話
前回のおさらい。
ニシノ君が、異世界に再び飛ばされました。
二
ヒデキさんが消えた。
ヒデキさんが消された。
ヒデキさんは私の生きる意味。
ヒデキさんは
ヒデキさんは
ヒデキさんは
ヒデキさんは
ヒデキさんは
「よくも、ヒデキさんを………」
「うぁーとぅぁくぁすぃぅあ、ぬぁぬぃむぉすぃるぃむぁすぇんゆぉ?」
「とぼけるな………もういい。大人しく消されなさい。そしてヒデキさんを消した罪を償え。もっとも貴様の命などがヒデキさんに釣り合うはずもないのだけれど。」
詰め寄る。
「むぁっとぅぇくぅどぅぁすぁい、ふおんとぅぉぬぃすぃるぁ……!」
「五感に障る。消えろ。」
『愛』の聖魔は灰塵に帰された。
『森の魔王』によって、跡形もなく。
次回は、ニシノ君パート。
軽くふざけます。