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第1撃 私たちの日常!?(前編)

今まで、そう、つい先ほどまで、私たちは『ごく普通の女子高生』だった……




「帰りにクレープでも食べにいこうよ」



モカの発言に、みんな頷く。もちろん、私も。



クレープ美味しいしね、高いけどさ。



「どうしよう、すごい悩む…」


マリは頭はいいけど優柔不断だし、きっと決まるのは1番遅いはずだ。



「マリ、この前『今度こそはイチゴスペシャルにする』って言ってたじゃない」



「うん、でもあれカロリー高いし…」



比較的仲がいいモカに言われても全く進展がない。ここで私が発言したら確実に八つ当たりされる。



「そんなんだとまたミナに怒られるよ」



「ほんとミナってこういうのすぐ決めちゃうよね。人生損してるよ?」



はいはい怒ってすみませんね。まあこの前のは私が悪いから仕方ないか。



ていうか優柔不断じゃないと人生損するんだろうか…私には理解出来ないけど。



「僕はキャラメルプリンにするよ!気になってたから!」



「メグ…太るよ」



「だーまれっ!!ミナは食べても太らないからいいよな!」



「はああ何言ってんだよ!私はなぁ!朝夕ジョギングしてんだよ毎日欠かさずな!」



「ああ楽に痩せたい…」



「努力をしなさいよ努力を!!」



メグとは中学のころから仲が良かったからか、自然体で話せる。



こんな友達が増えるといいんだけど。



「ミナは?何にするの?」



「ティラミスかな」



「ほらやっぱりミナはすぐ決めちゃうんだから!人生損してるってば…」



だからなんでマリにとってすぐ決めること=人生損してるなんだろう…。



「そういうモカは?決めたの?」



「私はこの前ネットでみかけた新作にしようかな」



「マロンなんとか…だっけ?」



「確かマロンスペシャル」



「この店スペシャルつければ何とかなると思ってるよなぁ」



「いやメグ、多分それ言っちゃいけないやつ」



「まじかあああ聞かなかったことにしてくれ」



「じゃあ私先に注文するからね。えっと、ティラミス1つで」



いいながら500円玉を置く。ティラミスが400円で、コーヒーをつけるとちょうど500円だから支払いも楽なんだ。



まあ、コーヒーをつけた試しはないんだけど。



「待って僕も!キャラメルプリン1つ!」



「はい、420円ね」



「はいはい、ああ10円玉いっぱいあるな…」



「あ、おじさん今10円足りてないから全部10円玉で払ってくれてもいいよ」



「まじで!じゃあそうします」



メグってコミュ障じゃなかったのかな。最近では私より多く喋ってる気がする。



「私マロンスペシャルで」



「え、待って!!私…イチゴスペシャルにするから!」



全員のクレープが出来て、私とメグは立ったままクレープにかじりついた。



やっぱりティラミスは美味しい。



チーズクリームが入っている分、チョコバナナよりお得な気分にもなれるし。



「ミナ!これひと口あげるよ!」



「あぁ、ありがとう」



プリン美味しいなぁ…



メグは毎回違うもの頼むよな。カロリーも値段も高いけど。



「マリ、イチゴスペシャルあって良かったね!」



「うん、良かった!」



それは良かった。とりあえずこれ以上は関わらないでおこう。



「この後どうする?」



「とりあえずカラオケでしょ!!」



「え…でもテスト近いしママに勉強しろって言われてるんだけど…」



面倒くさいな…このまま家に帰りたいんだけどな。



そんなことを思っていたら近くの角から出てきたらしきリムジンが私たちの前に停まった。



こんな人通りの少ないところになんだってリムジンなんか……



「……っ!!みんな逃げて!」



リムジンからは、黒ずくめの男たちが大量に出てきた。



それらが一斉に私たちの方へ走り出し、一番近くにいたマリの腕を掴む。



「やめて!離してよ!!」



私はそでの中からトンファーを取り出し、マリを掴んでいる腕を思い切り殴った。



「マリ!早く逃げて!」



黒ずくめ集団は既にメグとモカの捕獲へ向かっているようだった。



「何するの!警察呼びますよ!!」



「モカ、警察なんて呼べるわけないだろ!くそ、離せ!!」



力の強いメグなら持ちこたえると思ったけど、さすがに敵の数が多すぎる。



敵の壁が出来ていて、2人の姿が見えない。



「モカ!メグ!今行くから待ってて!!」



トンファーで敵を倒し、2人の元へ向かう。



あともう少し…もう少し…



そのとき、敵の1人が脚を掴んできて、私はバランスを崩した。



大量の敵が迫ってくる。メグとモカを押さえてつけている敵は3体……



私は、両手に持っていたトンファーを思い切り投げた。



「当たれえええぇぇぇぇ!!」







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