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冷たい塔

作者: 朝永有
掲載日:2015/10/27

月も輝かない空の下

壊れたピアノの音が

鈍く輝いている


沈んだ塔はその顔を

誰に見せるでもなく

ただそこにあるだけ


時間は敗れた者を

笑うように通り過ぎた


すべて消えていく

風と共に

ここは紛れもなく

現実の中


普通であることを知った日

信じていたものは

鈍く輝いていた


沈んだ塔が見える丘

そこに立つ人々は

息を止めて入り口を探す


すべて消えていく

波と共に

ここは紛れもなく

現実の中


救われたのか

救われなかったのか

それを知る人は

沈んだ塔で眠っている


すべて消えていく

塔と共に

ここは紛れもなく

現実の中

偽りと真実が

入り混じる現実の中

読んでいただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 幻想的ですね。 私の好きな画家さんで、エドマンド・デュラックという挿絵画家さんがいるのですが、 その人の作品で、月明かりに照らされた蒼い夜の闇の底に沈んだ塔を、丘の上から眺めているよう…
2015/11/16 01:06 退会済み
管理
[良い点] こんにちは。 読ませてもらいました。 塔をテーマにした幻想的な内容ですね。 私の好きなRPGの1つに魔界塔士SaGaというのがあるのですが、読んでてそのゲームを思い出しました(^_^) 個…
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